帰る
・noteというものをすっかり忘れたまま暮らしていたら3月になっていた。
・最後にまともに日記を書いたのは1月上旬。2月何したっけ、と思い返してみても本当になんにも思い出せない。
・やっぱ日頃からこつこつと記録をつけないといけないですね。
・日頃からこつこつ、一番できないな……
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3/1
・朝、唐突に友達から「メイドカフェに行こう」という連絡が来る。すごい月初めだ。
・メイドカフェ自体行ったことがなければ知識もないので、家を出る前に匿名ラジオのメイドカフェ回を見返しながら準備をする。
・着いてから店前で待っている間、初めてオフ会に行く人みたいな緊張をしていた。ちゃんと足がガクガクだった。どうやらコスプレデーという催しの日らしかった。
・店内ではあくまでも「お久しぶりのご帰宅」なので、こういうのは郷に入ればだな、と思い「いやあ久々だな~~」みたいなことを言っていた。まともに対応できたのはそこだけ。
・例の如くドリンクに向かって萌え萌えきゅんをやるも、萌え、萌えで手を左右にやる流れを友人やメイドと真逆の流れでやってしまったのでそれを途中で直そうとして手があべこべになる。萌え萌えきゅん、難しい。
・なんか普通に「店内が騒がしい」という状況が良かった。騒がしい店内ってめちゃくちゃ落ち着くんだよな。今はもうなかなか無いのでどこか懐かしさすらあった。序盤の緊張が弛緩して騒がしさが心地よくなっていく感じはあんまり味わえない体験。
・この日行った所はあっとほぉーむカフェってところなんですけど、後から調べたらどうやら匿名ラジオの二人が行った店もここらしい。通りで流れが全く同じだと思った。ちょっとした聖地巡礼気分。
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・斜線堂 有紀『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』を読んだ。
・私が読んだこの人の本の中で一番好き。最後が美しすぎる。
・私は「世界から運命を与えられない限り起こり得ない、本来であれば絶対に交わることの無いボーイミーツガール」を描いている作品が本当に好きで(わかりやすいところだと「君の名は。」とか)完全にそうではないもののそれに近しい構造の物語なんですけど、その上で「互いに惹かれ合いながらも絶対的な別れが確定している」というシチュエーションとなるとこれはもう大好きなんですよね…。めちゃくちゃ私好み。こういう精神性の作品をもっと知りたい。
・恋愛というものが生活にごく自然と根付いている一般的な価値観に基づいた作品よりも、そういう超常現象めいたものが一枚挟まってる方がずっと気持ちが入りやすいし、むしろ真っ当な恋愛小説を読んでる時の方がどこかファンタジー感がある。それは私がどうしようもない引きこもりだからだと思うんですけど…。
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3/3
・夕方に友達から連絡が来て、バーミヤンでラーメンを食べながら互いの近況を話す。とはいえ私の近況は「メイド喫茶に行った」だけなので一瞬で終わる。
・すごく心地のいい一日だった。友達といる時の自分ってだいたい変な気を張っていて思ってもないようなことを全然言ったりするんですけど、今日はそういうのが全く無かった。普段ひとりでいる時の自分との差がなければないほど、帰ってからの気分が楽になる。
・長生きを前提としない生き方をしてきたので、なんか身体のあちこちにガタが来ている。まさか自分が20歳まで生きるなんて小中学生の頃の私は思ってもいなかったので本当に適当に生きていたのだけれど、気付けばもう19歳だ。助けてくれ。
・私がぐーすか引きこもってる間にも社会は動き、生活は続く。周囲を見てると、現状の自分より良い形になろうと変わることよりも、変わろうとしている姿勢そのものが正しく、それに対してちゃんと結果というのは紐付くものなんだなというのを感じますね!!!!!!!!!!!!!
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3月は神山羊と春瀬烈の新曲、藤井風と中村佳穂とサカナクションのアルバムがあるぞ!!!!!!ありすぎる。
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