選択の機会 / 2021.07.31 日記

・昼と夕方の間くらいまで寝ていたら家族に起こされ、洗濯機を買いに家電量販店へ。

・いっちゃん安いのを買おうとしたら店員に「こちらは自社ブランドなのでおすすめできません」って言われた。正直すぎる。

・なんやかんやで別のを買ったんですけど、店員が明け透け過ぎて「一応保証延長プランあるんですけど、それ買うくらいなら普通に買い換えた方がよいと思いますね～～」とか言っててすごかった。

・買うと決まってから説明を受ける時に貰う「ラベルにロゴが載った水」、売り物の冷蔵庫から取り出してて笑った。そういうもんなんだ。その冷蔵庫の中には数本程度ではなくびっしりと水が入っていて、なかなかに圧巻だった。

・そりゃあ冷えてた方がいいし、冷えているべきだし、となると売り場の冷蔵庫に入れよう、というのは理屈としてはわかるんだけど、にしても面白い。

・諸々のやりとりを済ませ、洗濯機は来週末、家に届くことになった。なんやかんやコインランドリーに着いてったのは一回だけだった。なんだかちょっと名残惜しさすらある。とはいえ来週末となると微妙に期間があるのでラスト・コインランドリーのタイミングはあると思う。どうせ当日になると面倒で着いて行かないだろうけど。

・そんなこんなでとりあえずメインの目的は達成したので、前回の日記で書いた「三秋縋の別作品を買いにいく」というサブミッションを達成するために、家電量販店の真向かいにある本屋へ。

・最近まで本屋なんて滅多に行かなかったのでわからなかったんですけど、作者名より先に出版社のコーナーを探すところから始めた方が速やかに見つかる、ということに気付いたので、そうしていたらさっさと目当てのコーナーに辿り着けた。

・そんで三秋縋「スターティング・オーヴァー」「君が電話をかけていた場所」「僕が電話をかけていた場所」を買った。読むぞ！！！！

・帰りにスーパーに寄る。ここのスーパーは冷房があまりにも効きすぎていて、冬はもちろんのこと夏場でも全然寒い。一瞬で身体が冷え切る。

・スーパーの2階にありがちな色々売ってるゾーンで枕と、椅子のクッションを買う。

・気付いたら枕がぺしゃんこになって使い物にならなくなってから、買わなきゃな～～と思ってしばらく経ってしまっていた。おかげで最近は寝起きに身体を痛めて起きるという明確な害が起き始めたので買えて良かった。

・クッションも同様に、椅子になんも敷かずに長いこと座り続けていたら太腿の裏の皮膚が剥がれまくるというヤバ状態になったので、同じく買って良かった。

・QOL微上昇？と思ったけど、これらといい洗濯機といい、マイナスがゼロに戻っただけな気がする。むしろマイナス50がマイナス10になったくらいで0にもなってないかもしれない。でも現状から多少上がったことには上がったので、なら良し。

・帰宅し、晩御飯を食べながら「スターティング・オーヴァー」を読む。

・この人の作品、有名どころから読み始めちゃったし、きょう買ってきたのはワンチャンあんまり刺さらないかもな～～とか思ったけど、全然杞憂だった。冬に改めて読み返したいし、恐らく冬になる前に読み返したくなるだろうな。

・三秋縋、数年前から名前は知っていて、ヨルシカとか新海誠とかが好きな人が好きな小説家ってイメージがあったから恐らく自分好みだというのもわかっていたけど、小説読まねーしなーみたいな感じで触れずに生きてきた。実際読んだ今、別にその当時の選択を後悔する訳でもなく、今読めてよかったなーと思った。

・今のところぜんぶ自分好みで、恐らく未読のもそうだと思うので、人生の楽しみがひとつ増えた。

・あと居間で読んでいたんですけど、テレビの音とか家族の会話音でめちゃくちゃ集中力が切れる。これは本がどうのとは別の、自分の機能上の問題で、かといって自分の部屋で椅子に座って読んでいたら猫背と姿勢の悪さで頭痛起こすだけなのでしぶしぶ寝転がりながら読んでいた。

・というか10年近く引きこもりやってて、今更読書にハマるのあまりにも遅すぎるな。インターネットばっか見て暮らしていた時間をこういうことに注いでいれば幾ばくかはマシな人間になっていた気がする。