『初恋、ざらり』岡村さんの処女信仰

今更ながら、再放送で気になって、U-NEXTで、『初恋、ざらり』一気見しました。全体的にざらりとした仕上がりで、すごくいいドラマでした。知的障害では無いけれど、精神障害2級当事者にとって、はあ、理解のある彼くん、いいな、、、しかも風間俊介、兼末健次郎、、、とか思ったりもしました。

さて、本題に入ります。私がいちばんざらりと感じたのは、岡村さんには処女信仰があったのではないかということです。

以下ネタバレ注意

・ありさちゃんの彼氏いたことない発言
→処女だと思う
これはまあ分かります

・初めてのセックスのとき、痛がらなかった
→あれ?初めてじゃない?
痛くない処女もいると思います

・(ありさちゃんが泣きながら障害を打ち明けられなかったことに対して)
→もしかして言いたかったのってこの(処女じゃない)ってこと?
そんなに処女である・処女でないことが過呼吸になりかけながら泣きながら言えないくらい大事なんですか????

加えて原作漫画では、
・ありさちゃんが事の最中「しょじょがよかったです…?」聞いたのに対して、
→それは気にしてないよ(いやちょっとショックだけど…)
とあります、こんなの処女信仰男確定ですよね???

というわけでわたしは本質からかなりずれているけれど、この部分にいちばんざらりざらりしました。中古女おばさんがハンケチ嚙み締めながらほざいてると思ってもらってかまいません、いや、男のひとにとってみれば、処女、そんなに大事なものなのでしょうか??

ありさちゃんは性で必要とされることでしか、役に立てないと思ってた女の子だけに、このシーン、幸せに見えてふたりの気持ちのすこしのズレがざらりざらりだと思ったのです。

おしまい


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