No_TE.for代表の人
No_TE.
プラットフォームを問わず、活動するあなたの生の声を届けたい。
No_TE.(の、音)
第二回目はIRIAMライバー事務所Cozy代表さん。(インタビュー内では代表と表記しています)
「代表の人」として配信界に挑戦を続ける生の声をこちらの頁からみなさんのところへお届けします。
イントロ。
字希:…はじまりましたね。
代表:はじまっちゃいました。うおー、ちょっと緊張してきた!
字希:なるようになります!
代表:大丈夫かな私めっちゃ、これで失言して炎上とかしないかな怖い
字希:いい感じに編集するので任せてください!
問・代表の人について
字希:それでは読者の皆さんに宛て自己紹介をお願いします。
代表:はい、Vtuber事務所Cozy代表です。
もともと、イリアムは3年ぐらい前に配信をしていました。
1年半ぐらいS帯にいました。 ただ、まあ仕事が忙しくなっちゃって、離れちゃったんですが。
この度、今年になってからまたイリアムに復帰しようと思って、イリアムのアプリを入れました。
そこで感じたのが、3年前と感じた大きなギャップでした。
ギャップの内容としては、一言で言うと闇が大きくなっているなって風に感じました。
具体的には、アンチ、ネガティブ発言、誹謗中傷、第三者が炎上に加担しているなどなど。
それってライバーとして必要なのかなとか、リスナーさんとか周りの目線のことを本当に考えているのかなって。
タイムラインを眺めてるだけでも、配信を聞いてるだけでもそう感じる事が多くなってしまいました。
現在いわゆる大手事務所と呼ばれる箱に所属しているライバーさんはそんなことはやってないし。
同じライバーという立場上、プラットフォームは変われど、エンタメは真のエンタメってものがあっていいんじゃないかなと、私は考えています。
それを一人でライバーとして良くしていくっていうのには、かなり限界を感じると思っていまして。
ぜひ同じような思いを抱いている人や、仲間を築きたいというところからこのVtuber事務所を立ち上げました。以上です。
字希: ありがとうございます。
「真のエンタメ」というところをもう少し深堀したいのですが、イメージを具体にお伺いしてもいいでしょうか。
代表:リスナーやファンの方が、ライバーのことを「舞台上の人」として憧れる存在にできる関係の構築が、私にとって最高のエンタメです。
字希:ではそんな熱い思いを込めて立ち上げたCozyってどんな事務所っていうのをお伺いします!
問・Cozyってどんな事務所?
私は漫画「僕のヒーローアカデミア」が好きなんですが。「僕のヒーローアカデミア」で、あの、何だっけな、原作者かファンの方か作者か、どこの発信だったか忘れちゃったんですけども。好きな言葉があって。
「法の上で暴れると英雄。法の外で暴れると悪役」っていう言葉を聞いたことがあります 。
私もまさにそれだなと思っていて。
私の事務所においては、コンセプトにも掲げている、ライバーとしてのプライドを持ってほしいっていうところとか。
リスナーさんや、周りの目をちゃんと配慮した、真のエンタメを貫いてほしいっていう思いがあります。
そこを守った上で、どんな配信、どんなプロモーション、どんな活躍の仕方をするかっていうのは、もうご本人の味だと思います。
例えば、人を思いっきりかき集めたいっていう人もいれば。
アングラなネタで、増やしたいという人もいれば。
王道のアイドルで行きたいっていう人もいれば。
例えば、私はギフトに頼る企画をやらないと貫いて雑談をしている人もいるし。
そういう作戦とか、自分の何を持ち味にして進めていくかっていう部分では、うちは非常に自由にしています。
だからこそ、ライバーそれぞれがルールの上で自分の個性を発揮する。
そんな場所をこれからも作っていきたいなって感じております。
そんな事務所です。
字希:なるほどです、うわぁあ・・・
僕自身が所属している立場ですが、すごく激励をもらった気分になりますね。
代表:結局ご自身のブランディングとか、ご自身がどうやって人気になっていくかっていうところ、ここが一番嬉しいことだし。
それによって将来、ライバーさん自身と事務所がね、人気になってくれたらもう大感謝だし、大歓声なんですね。
例えば字希さんで言ったら、その字希新聞っていうものとか。
なんかSNSを通してのインフルエンサー的な立ち回りにするっていうのは、全然私からしたら大賛成。
字希:そう言っていただけるとほんっとに、めっちゃ嬉しいです。
代表:継続して形に残る、というのは私からしても嬉しいですし。頑張ってくださいね。
字希:精進します。
問・こんなライバーさんが好き
字希:では代表目線から、こんなライバーさんが好き。というのをお伺いします。
代表:るんちょま。
字希:なるほど。
代表:うん、うん。絶対そうじゃない。絶対そうじゃないってことは、私分かってる。
こんなこと聞かなくたっていいんだ。
分かってるの。ただの推しを言っちゃった。
字希:好きが溢れちゃった。
代表:溢れちゃった!
まあ、うちの事務所に入ってほしいという意味では、ええ。
・素直な人。
・継続力、向上心がある人。
・疑問を抱ける人。
です。
それぞれで言うと、1個目の素直な人っていうのは、例えば自分の失敗とか、自分の挫折とか。自分の経験、成功っていうもの。
あとは周りの教えとか。
そういう客観的に感じられるものを、しっかり素直に受け止めて、それを次の行動に活かせるような人。
これ誰のせいだ、環境のせいだ、相手のせいだ、事務所のせいだって言って、すぐにこう外に跳ね返すのではなくて。
じゃあ今自分に何ができるのかっていうことを考えられるような、素直な人がいいです。
その素直な意見が事務所に対する反論だったりとかした時は、それは素直に伝えてほしいし。
ただそこで、こう、ちょっと「自分ならどうするよ」っていうことを添えられるような。
ま、ここから2個目になっちゃうけど。向上心とか継続力とか、大きく言ったらモチベがある人。
SNSの騒動とか見てると確かに問題自体が誰々が悪いなっていうところとかって。
問題という火種があって、それによって発火して炎上してるっていうのは、まあ当たり前なんだけど。
そこに賛否しかないって風に感じます。「それはいいと思うよ」とか「悪いと思うよ」って。
それしかなくって。そうじゃなくて「自分ならどうするよ」っていうことを、しっかり伝えられることが大切なのかなって、思って。
そういう広い意味で素直に受け止めて、素直に行動する人が好きです。
これ1個目だな。2個目に行きます。
2個目の継続力、向上心っていうのは、まあ、ま、単純にモチベがある人。
モチベがあるっていうのは、ちょっと短距離走的なガッツっていう意味では全くなくって。
あの、長く自分が人気であるためにはどうしたらいいのかとか。広い視野で考えられる人を、私はモチベがあると思っています。
短距離走で全力で走ってくださいっていうモチベは、正直誰にでもあると思います。
一回喝を入れたら、そんなの走り切るに決まってるし
そういうモチベって、本当に長続きしなくって。
それを長距離走的な、広い視野で、自分がどう頑張っていくかとか。
なんかうまくいかなかった時に、じゃあどんなペースでいこうかとか。
そういうことを考えて、向上心とか継続力を持てる、モチベがある人が私は好きです。
で、3つ目が疑問を持てる人。これは私がずっと感じていることで。
私はイリアムっていう、イリアムにある文化自体にすごく疑問を感じる事が多いです。
例えば、全ギフト耐久。
例えば、しらすまんチャレンジ。
例えば、てえてえをポストするとか。何だろうな、立ち絵公開チャレンジとか、ボイス公開チャレンジとか。
その企画自体にどんな意味をもって、あなたはその企画を選んでいるのか。
どういう構成を考えて、その初配信ウィーク、トップバナーイベントとかっていう企画を考えているのかっていうところに 対して 。
ただ、周りがこれをやっているから。
周りに合わせてやってみよう。
みたいな目線でやっちゃってる人が多いんじゃないかなって、私は感じます。
変な例えだけど、初配信の1週間なんて、あなたのことを今まで全く知らない人。全く声を聞いたことがない人。初めて関わる人。
そんな人たちが来る中で、じゃあ「ギフトください」って言って。
出会って3分の人、出会って1時間2時間の人にギフトが投げられるか。
そういう企画をやるんだったら、例えば雑談とかで、まずはギフト目的じゃなくて来てくれた初見さんに対して優しく接して仲良くしていくとかって考え方もあるし。
逆に初速で、Xのデビュー準備中にたくさん集めたフォロワーさんへ「私は頑張ります」って言って応援してもらう。
未来のために応援をくださいって言って、ギフトをいっぱい投げてもらうっていうのもありだし。
答えは千差万別、人それぞれでいいんだけど。なぜその動きをしているのかっていうところに対して自分の答えはあるのか 。
これはイリアムの知識があるとかないとかって正直関係ないと私は思っています 。
自分っていうものをプロモーション、売っていく上で、ただあくまでもイリアムっていうルールが存在するだけなので。
じゃ、「この目的だったらどういう企画がいいのかな」っていうところで、ようやく最後にイリアムのルールがくっついてくれればいいんじゃないかなって、私は考えています。
長くなっちゃったけど、あらゆることに対して疑問を抱いて、自分なりの方法とか、自分なりの解を導き出せるような人が、私は長続きするしモチベ感も湧くし、好きだなって思います。以上です。
それで、るんちょまが好きです。
問・これからの配信
字希:それでは最後に事務所や、ライバーさんに対する展望。未来へ宛てたメッセージをお願いします。
代表:展望。これ事務所じゃなくて、ライバーさんだよね?きっと。
字希:そうですね。包括的に「ライバー」や「配信」という括りですよね。
代表:うんうん。
良いエンタメを。
真のエンタメを追求するような世界になってほしい。
イリアム全体で。っていうところはあるけど。えっと、ライバーさん自体でいくと、ん~バリむずいな。
(考え中)
真の意味で自分を犠牲にしないでほしいなって風に、私は思っています。
っていうのも、散々「ネガティブな発信をするな、するな」って言ってるような事務所だけど。
ネガティブになること自体は、私は大賛成で。むしろ、ネガティブって感情がない人間だと薄っぺらいなと思っています。言葉が強いですが。
だってネガティブになるから人はポジティブになれるし。
希望を持ったものだけに、絶望があるっていう。これ、RADWIMPSが私は大好きだからこそ思ってる歌詞なんだけど。
ネガティブになれる人ほどバネがある。と私は思っています。
成功体験しかない人っていうのは、まあ世の中にいないと思うけど。ごく限られた少数ですよね。
どっかで大きな挫折を抱えた時に、成功体験しか経験しなかった人ほど、その一回で崩れちゃうんじゃないかな。
小さなネガティブが日々あるからこそ、それをどうバネにしていくかってことを考えていく成長に繋がる。
そういう意味でネガティブになった時に本当に信頼できる知り合いやそれぞれが所属している事務所、そういうコミュニティがネガティブの受け皿として頼れる場所であるのが重要だと思います。
そういう意味で「自分を大切にしてほしい」と言うのが一個。
逆にライバーっていう面をかぶってる以上、ライバーさんとしての自分も犠牲にしてほしくなくって。
ネガティブな感情とかっていうのを今度表に出しちゃうと、自分の人気が。
今後もしかしたら生まれるかもしれなかった運勢とか、未来とかっていうのも潰してしまう。
そういう意味での「表の顔の自分」も大事にしてほしい。
キャラクターとして「表の顔の自分」も素直な「裏の顔の自分」も使い分けてどちらも犠牲にしてほしくない。
今まで自らの手で、自らを傷つけて活動していた、ライバーさんが減って欲しいなと思います。
うまい事言うのが難しいですが・・・えぇ、最後にまとめると。
にじさんじ所属るんちょまが大好きです。
皆さんもよかったら見てください。
そして私も皆さんの事をCozyでお待ちしております。
現役ライバーさんも準備中のライバーさんも、今事務所に悩んでいる方も。
皆さん私と仲良くしていただけると幸いでございます。
以上です。
アウトロ
代表:ありがとうございました・・・
字希:こちらこそ!本当にありがとうございました。
代表:いや、もうめちゃくちゃ頭回転させたけど。
極力文字起こししやすいように「あ、」とか「えー」を言わないように!
字希:とっても助かります!最後は人力で頑張っていきます!
でも今回お話してすごく・・・なんていうだろう。
イリアムを初めて触った人に「敷居高いな。イリアムって面白くないな。」って思わせる配信したくないな~、って改めて思いましたね。
代表:間口は広くいたいですね。秋葉原とか行って思ったよ。
字希:これからも言葉と文章で作る字希依玖のエンタメ、がんばります。
代表:広報として期待しています笑
といった雰囲気で終始「真のエンタメ」について笑いあり涙あり、泣いてはないか。真面目に対談できました!本当に貴重な体験をありがとうございます✨
忖度なしでこの事務所の仲間になれて良かったなと思う時間でした・・・。
延べ6,000字に近いボリュームの記事になりましたが(いつもの新聞が1,000~1,500字)その分気持ちの熱量が直にお伝えできてると嬉しいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
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