新しい「ルール」を作る

こんにちは。なかむらともやです。

今日はいつもお世話になっている方とキャリアプランニングさせてもらったあとインターンという濃い1日を過ごしました。

今日はミライの授業の3つ目の法則である

・一行の「ルール」が世界を変える

で登場する偉人について書きたいと思います。

その人物は柔道を創ったとされる嘉納治五郎です。

柔道は日本で作られのお家芸として知られており、オリンピック種目でもありいつもメダルが期待される種目です。

日本で国技といえばどちらかというと相撲のイメージがあるのではないでしょうか?

柔道も相撲も同じく日本で生まれたのになぜ世界においての認知度と競技人口に差が出てしまったのでしょうか?

そこには嘉納治五郎の作った「ルール」が関わっています。

柔道は今では1つの競技となっていますが、嘉納治五郎がルールを作る前は、道場の数だけ正解がある状態で、競技としての統一性が全くありませんでした。

しかし嘉納治五郎はこの状態から統一のルールを作りました。

まずは、投げ技を42種に分類し、難易度を5段階に分けました。

これにより技の優劣を競う試合方法を確立させました。

また囲碁などを参考に、1段、2段などの段位制度を導入しました。

これにより選手の実力をわかりやすくランクづけしました。

さらに彼は1909年にアジア初の国際オリンピック委員に就任し、1936年に東京オリンピックの招致を成功させます。

こうした活躍により今では200の国と地域が国際柔道連盟に加盟するほど柔道は世界で認知されています。

ハジメ、マテ、ワザアリ、イッポンなどは世界共通語です。

嘉納治五郎はもともとはバラバラだった柔道のルールを1つにまとめることでマイナーな格闘技を世界に認めさせました。

伝統と歴史に縛られなかなか変化のできない相撲は、国際的な競技とはならず、いまだに日本古来の伝統芸能のように存続しています。

ルール改正に精力的に取り組んでいる柔道とは大きく異なります。

未来を変えていくには変化を恐れずに、積極的に受け入れていくことが大事だと、瀧本先生は嘉納治五郎の歴史から伝えてくれました。

次回は4つ目の法則について書きます。

読んでいただきありがとうございました。

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