『お釈迦さまの処方箋』 概説
著者紹介:平岡聡
京都文教大学学長、京都文教学園学園長
専門は仏教学
対機説法による悩み相談
対機説法とは応病与薬とも言われ、相手に合わせた法を説くことで悩みを解決します。(以下説法紹介)
他者からの非難を「成長の糧」と生かすしたたかさを
この世には非難されない者はいない
非難されるのも人生においては仕事である
時に真摯に反省し、成長の糧にする
お釈迦さまの評価こそ最高の評価
人生において、文句を言われることはあっても、評価されることは少ない
だからこそ、自らの行動を仏教の行動規範に照らす
本質を見極めよ
ものの見方は1つでは無い
何事も時と共に移ろうもの
地位や名誉、お金や物に対する見方を変える
過度な執着は慎む
辛い時にも見失わない自己を
真実の自己を探し求めよ
揺らぐことのない信念を見出す
行動すべきは今
覆水盆に返らず
明日死ぬことを誰が知っていようか
金貨の雨が降っても、欲望が満たされることは無い。
欲望には甘みが少なく、苦味が多いことを賢者は知っている。
財産の4分の1を生活の糧とし、半分で商売を営み、残りは困窮した時のために貯蓄せよ。
他人の命を奪う者は、自分の命を奪うものを作り、他者に勝てば、自分を負かす人を作り、他者を謗る人は、自分を謗る人を作り、他者を非難する人は、自分を非難する人を作る。
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