見出し画像

『投資の大原則』 概要

著者:バートン・マルキール

プリンストン大学名誉教授
『ウォール街のランダムウォーカー』著者
大統領経済諮問委員会委員
イェール大学ビジネススクール学部長
プリンストン大学経済学部長などを歴任
大企業の社外取締役も務めた

         チャールズ・エリス
大手公的、私的年金、財団機関投資家向けコンサルタント
30年にわたり国際的戦略コンサルティング会社、グリニッジ・アソシエイツ社長を務める
現在ホワイトヘッド財団理事長
過去においてヴァンガード社外取締役、イェール大学財団運用委員長、ロバートウッドジョンソン財団財務委員長を歴任また
ハーバードビジネススクール、イェール大学大学院にて上級運用理論を教えてきた
ベストセラー『敗者のゲーム』

72の法則

X×Y=72
・x=お金が2倍になる年数
・y=リターンの年率
例)360年×年率0.2=72

長期投資で成功するためのカギ

分散投資
リバランス(定期的に一定の分散比率に)
ドルコスト平均法(積立)
インデックスファンド
⇒忍耐力と継続こそ大事

5つのポイント

1、若いうちから貯蓄を始めて定期的に続けること
2、社会の福利厚生制度や国の退職に向けての制度を活用する市場全体に投資する
3、コストの低いインデックスファンドを資産タイプごとに選ぶ
4、自分に合った資産配分を維持するために年一回見直す
5、自分の決めた投資方法を守り市場の値上がりや値下がりは気にかけない

積み立てNISAの場合、金融庁がホームページに対象として望ましい商品のリストを公表しているがそのほとんどはインデックスファンド。
投資からの収入は元本に収益率と投資年数をかけたものだから元本が少なくてもできるだけ若い時にそれを初めて同士年数を伸ばせば、強力な複利のメリットを生かすことができる

インデックスファンドの優位性

単純な仕組み自分で選ぶ必要がない
コストが低く税金も安い
今後の予想が立てやすい
最も平凡な運用平均以上を保証する勝者のゲーム
アメリカ全市場型インデックスファンド


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?