なぜフィリピンだったのか…

こんにちはPikaです。
フィリピン代表復帰に向けて日々頑張ってます。

自分がなぜフィリピンに渡る事になったのか少し書かせてください。

自分は正直プロサッカー選手になる事を諦めるかけていました。

仙台大在籍中、色んなクラブに練習参加しに行きました。ベガルタ仙台、モンテディオ山形、グルージャ盛岡、ソニー仙台など東北のクラブを中心に結果は…

もう本当に何にもなし。笑

何がダメだったとかそう言うのもなし。

練習に行って複数日一緒に練習して、練習試合とか出たりして帰る。

ただそれだけでしな。

でも今でも思うけど、自分は頭おかしかったなと自分で思います。

何でかと言うと…

こんな練習参加して何にもない、何も起こらないような状況なのに自分はプロになれそう、あともう少しだ、もう少し頑張ればプロに…

とか思ってました。笑

根拠のない自信と言うか…

ただのアホでしたね。

客観的に自分の事見れてなかったし典型的な失敗するやつでした…

大学卒業して、プロになれず、子供の頃から今までずっとお世話になっている地元クラブのコーチをしながらチームを探す日々が半月経っていました。

卒業後はもちろんプロクラブに練習参加したくても出来る状況にはなく1チームだけ、アミティエスポーツクラブと言うクラブにだけ練習参加行ったのを覚えてます。

そこでも選手としてはいらない

と言われました。

もう卒業してから半月以上経ち、地元クラブで子供達と一緒にサッカーしながらコーチングしてました。

給料10万円も貰って無かったな…

誰からどう見ても

こいつ選手として終わったな。

と思われるような生活してました。

そんな自分を1番近くで見ていた父もとうとう

光もうサッカー諦めて普通に仕事した方がいいよ。

と言われました。

バカな自分はそこで…

あ、もう諦めなきゃいけないのかな？

そう初めて気付きました。笑

本当にあの夜は一人で泣き崩れましたね。

そんなこんなで就活しながら…(一回ハローワーク行っただけ※その時の熱いエピソードもあるので今度また書きます)

地元のクラブでコーチをしていた所

ジュニアユースの監督である斎藤さん(現ラソス・スポルチクルービ仙台の監督)の大学の頃の後輩である知る人ぞ知る…

https://instagram.com/lacos_sport_clube_sendai?igshid=at6ssbhnfndv  

伊藤壇(いとうだん)さんに頼み1日限定のサッカークリニックを開いてくれました。

https://instagram.com/danito1975?igshid=1bvjg0o4utyrz

伊藤壇さんは友人、後輩でもある…

大友慧(おおともさとし)も一緒に連れて来て頂きました。

https://instagram.com/satoshierasmo?igshid=1vl9xf39hblkw

この二人との出会いが自分の人生を大きく変えます。

クリニックが無事終わり、そのクリニックの打ち上げを地元の料亭で開いた時の話しです…

話しはずっと伊藤壇さん、大友慧さんのアジアフットボールについての話しでした。

伊藤壇さんの10万円だけ握りしめ、1ヶ月挑戦してダメだったら帰ってこようと言う、完全飛び込みでその国のプロリーグへ挑戦しようとする話し。

大友慧さんのインドネシアでのダービーマッチのアウェイゲームで相手ファンにバスを破壊され、7ー8万人の狂った観客の前でする試合の話し。

他にも沢山クレイジーで刺激的な話しを永遠としていました。自分はただそれを聞くだけ…

ずーーーっと聞いてられる。

めちゃくちゃ面白い。

シンプルに憧れた、プロだわって。

そんな時です…

大友慧さんがフィリピンサッカーについて話し始めました。

大友慧さんは自分と同じく、フィリピン人と日本人のハーフで…

フィリピンハーフの選手はフィリピンで外国人としてではなく、ローカルプレーヤーとしてプレーできるチャンスだとも語ってくれました。

それまで黙って黙々聞いていました。

勝手に口が動いたのを覚えてます。

「自分も挑戦したいです」

自分も大友慧さんと同じ、フィリピンと日本のハーフです、大友慧さんが挑戦するタイミングで自分もフィリピンに連れて行ってください。

フィリピンリーグでプロサッカー選手になりたいです。

その時はフィリピンでプレーする意味
プロサッカー選手になると言う事、
何も考えてませんでした。

**
ただただ自分も！**

と言う考えだけでした。

もう分かると思いますが、
なぜ自分がフィリピンだったのか！？

それは、伊藤壇さん、大友慧さんの
アジアフットボールエピソードを
黙々とただ聞いて…

うわ、すげぇー
おもしれぇー
クレイジーだなぁー
おもしれぇー

そして…
自分もこの人達みたいになりたい。

こんなプロサッカー選手になりたい。
自分もこうなれるかもしれない。
これはチャンスだ。
フィリピンに行ってみたい！！

そう思ったからフィリピンだったのです。

フィリピンに渡る時のエピソード、

後輩で同じハーフフィリピーノの

Daisuke Sato との話しとか…  

https://instagram.com/daisukesato11?igshid=4jwkw2k20tww

もっとここで！

そう思うのですが…

ここで全部書いちゃったらめちゃ長くなっちゃうし…

もう書く事なくなっちゃうんじゃね？

と思うのでここら辺で終わりにさせてください。笑

人生人との出会いがその人の全てで
さらにキッカケを与えてくれる人に出会えるのは本当にラッキーな事で
そのキッカケから来るチャンスに喰らい付く事が大事なのかな。

結局最後は…

自分の気持ちに正直でいる事、常に感謝の気持ちを忘れずに。

そんな事を書きたかった訳です。

長々すみません。
所々日本語おかしくてすみません。

読んで頂き本当にありがとうございます。
また近々書くのでよろしくお願いします。

初契約の時の写真

伊藤壇さん、大友慧さんのサッカークリニックの写真。

慧さんと契約書にサインした時の写真