アニマー コピーカード編

よってらっしゃい、みてらっしゃい、アニマー芝居の時間だよ。使ってる人には三千年前に通り過ぎた知識で、アニマー使いで無い人には全く無用の知識。俗に言うチラ裏なお話しなんですよ。

アニマーを使う上で、コピーカードというのは好みの分かれる部分。恐らく《幻影の像》、《ファイレクシアの変形者》、この2枚は採用例が多く、後は自分の構築やプレイングに合わせての採用という感じでしょうか。例えば、霧女ループのライフ支払いを減らしつつ、一応墓地から変則コピーの手段のある《鏡の間のミミック》、タップインとはいえ土地にもなれて初手キープに貢献する《玻璃池のミミック》、果ては緑パクト狂信者が緑パクトに引っ掛かるという理由だけで《もう一人の自分》等々、候補自体はそれなりにあります。なので今回は自分が気になったり、使ってみたコピーカード紹介を。アニマーらしくマナシンボル数分けで。ここで書いた以外で、いいカードがあったり、いい運用方法があったら、是非教えて下さい(知識の搾取)

シングルシンボル

・Copy Artifact
おいさんがEDHやってた頃は、ダイナモとか金粉の水蓮が場にあることもあったので、アニマーでも悪くなかった。今はモノリスや櫃とか使い切りのものが多く、アニマーだと、ちょっと合わないかも。

・模倣メカ
相手の生物限定だけど、全除去で流れない生物を作れるカード。
ティムナ、ノーム、オグマ、召喚酔いがないのでマナクリまでと悪くない使い心地(というか、最近の白の生物が頭オカ…強い)
サーチが~という悩みと、非生物なのでカウンターが当たりやすい。サーチに関しては《捧げ物の魔道士》でどうにかなるけど、緑チューターに引っ掛からないので「手札にあると強いかもカード」の類。何故か《献身のドルイド》=サンがキャストスタックで爆発四散する。サヨナラ!

・鏡像
《玻璃池のミミック》に取って替わられがちな3マナ、自分の生物コピー。でもミミック無い頃は、カウンター0個のアニマーから霧女ループに入る時に、徴募兵→幻影の像→鏡像→ファイレクシアの変形者→霧女と間の1マナを埋めたりしてた。《玻璃池のミミック》と2枚採用なら《発現する浅瀬》《気前のいい贔屓筋》《開花の幻霊》みたいなコピーすると、1.5倍強い生物で固める構成になりそう。

・玻璃池のミミック
タップインとはいえ土地にもなれる3マナ自分の生物コピー。徴募兵から土地としても持ってこれたり多芸なコピー。あんまり使ってないので、試していきたい1枚。実はならず者の特性が残る…がアニマーに徘徊コストの呪文がない悲しみ。

・巨体原形質
《変幻の大男》に化けて死ぬのが主な業務。
一応、パワー参照の能力とは相性がいいので運用次第か。扱い手のワザマエで化けそう。

・替え玉
《クローン》に瞬速が付くだけで、3倍強くなる。瞬速の強さを分からせてくるカード。エンドに相手のデカブツ、相手のキャストに合わせてヴェンセール、エレンドラのおかわり等々、やれることが滅茶苦茶に増える。多分、現時点《ファイレクシアの変形者》の次に強いクローン。キャストスタックで《イーオスのレインジャー長》=サンが爆発四散する場合が多い。カラダニキヲツケテネ!

・灯の分身
他の方のアニマーでは、あまり見掛けない自分の生物かPWを、非伝説としてコピー。+1/1カウンターor忠誠度+1で場に出る。
自分も「伝説アニマー」なんてモノを作らなかったら、多分試してなかった。最近はエレンドラをコピーして青マナの限り、延命に尽力する場合が多い。PWコピーの方が意外と知られてなくて、たまにダブルビビアンになったりする。相手のテヴェシュとかになれる可能性も持たすなら《賢いなりすまし》《逆嶋の手下》との併用もいいかも。シンプルにルーリク・サーを増やすと、嫌な顔される代わりに生存率が上がる。

・千の顔の逆嶋
こっちの逆嶋はシングルシンボル。自分の生物コピー、名前も変わるけど伝説ルールをぶち壊すので、後続のコピーも伝説だけど場に居られる。悪くはないけど、アニマー使いの「パワーが2以上はアクセスがしんどい」理論に引っ掛かるパワー3なのがネック。後続のコピーを増やす場合は、ちゃんと「レジェンド・ルールが適用されない」能力を持つ逆嶋の方をコピーしないと、逆嶋を一体退けられただけでレジェンド・ルールが復活してメタルクウラの大群よろしく爆発四散するので注意。いつもの戯言だけど、ルーリク・サーを増やせる、素敵。


・なりすましの壁

防衛を持つ壁として出て、場に出た時にコピー元のクリーチャーをタップするコピー。何故か、場に出た時に対象を取らないタップ能力+アンタップ阻害。そもコピー元って文言このカード以外で見たことないよ。相手のクリーチャーをコピーすると嫌がられるけど、自分のクリーチャーだと損した気分になる。アニマーよりジャイルーダとかだとデメリ少なさそう。ナーセットをコピーするとお互いに悲しみを背負う。

・嘲笑するドッペルゲンガー

先に瞬速は強いと述べたけど、これは瞬速+相手のクリーチャーコピー、更に同名のカードを使嗾。未使用なので未知数だけど、育ちに育ったグラップラー帳簿裂きがこっちに来なくなるのは良さそう。

・ファイレクシアの変形者

恐らくアニマーにおける最強コピーにして、最強カード。最近は徴募兵より活躍する。ペイ2ライフで、クリーチャー、マナファクト、妨害ファクト、更には金切り声が場に居れば自分戻しで出し入れが可能なので、2ライフでアニマーを1大きく出来る。霧女ループもこれがあるから成り立ってる。あまりに強いので無造作に初手キープしてアド源が場に無くて死ぬ場合があるものの、1枚でアニマーのデッキパワーを1割上げてる。徴募兵と同じで、同型再録の熱い期待のかかる1枚。新Φ再訪はあるだろうから、新Φ側の科学力に期待して、備えよう。

・鏡の間のミミック

普通のクローンかと思いきや、キャスト時点でスピリットなので、スピリットクラフトを誘発させながら他のクリーチャーになれるいぶし銀。アニマー界隈でちょっと喜ばれた。裏面がエンチャントなので、コスト軽減が出来ないものの、そも全除去を食らった後もワンチャンあるだけでも偉い。

・影武者

墓地限定コピー。他人の墓地のものも可能なのでリアニ的な感覚になる。ティムール限界ハルクフラッシュ時代に、《シディシの信者》に濫用されてたりした。他のデッキならともかくアニマーだと、青1でリアニメイトっぽい働きと永遠の証人みたいな働きの出来る1枚(と自分は思ってる)。周りと自分の評価が一番ズレてるカード、恐らく自分が不当に高く評価してる寄り。ふんわりキャストすると通りやすいので時々面白い事になるが、初手で見えるとストレスが凄い。クセが強い、コピー界のドクターペッパー。

・気紛れな詐称者

自分の場の生物限定だが、{青}{青}{2}で手札に戻れる。一周回って強いのでは?と思いつつ最近試してる。土地5枚の時の流浪のドレイクでもアニマーを大きく出来るのが良い…というのは建前で《夢を穢すもの》でどうにかして沢山ドローしたいヨクバリ計画の一端。最近はパリンクロンも投入してるし、前使ってた時は《波止場の恐喝者》が居なかったので、もしかしたら可能性の獣の可能性があるかもしれない。

シングルシンボルで注目or使った事のあるコピーはこんな感じすかね。つか、カードの評価書くの結構大変ですね…既知のカードの知識を出力するだけでもしんどいのに、新エキスパンション出る毎にカード評価を書いてる人すごくない?

次の書き物はコピーカード ダブルシンボル以上編になると思います。おしまい。




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