最愛
誕生日を迎えた
最後のお祝いをしてくれた最愛は
次の日旅立った。
最愛の最後は信じられないくらい
柔らかくてあったかくてフワフワの毛並みになって、お別れに来てくれた家族を驚かせた。
幸せの証だと思う
泣いて泣いて泣けてよかった
鬱になったときの私は泣き方もわからず涙も出なかった
出すことで救われる
出すことは生きている証拠かもしれないね
家に帰りたくなくて泣く
泣いていいと許している
2日目、魂はどこへいったのだろうと思ったとき
最愛のこっちゃんが現れた
自由である
イメージは常に明るい
私のことが好きで側にいることを感じ取れる
そのスピリチュアルを受け取れたとき
遺体に対する執着がとれた
そうだ、この体にはもういないんだ。
借り物だったんだ。
魂に意識を向けれたことで
いつでも会える安心を手に入れた
ちゃんと思い出せる
かけがえのない12年間
私を必要として選んでくれた最愛
私がよかったんだね
ありがとうね。
支えられたと思っていたけど
こっちゃんは私にべったりしたかったんだね😊
最後まで待っててくれてありがとう
またね、、
そしてまた今日も泣く
最愛のいない部屋に帰りたくないって泣く
最愛のいない部屋でひとりで泣く
ひとりじゃないと泣けないんだ
最愛がいなくなって
気にするものがなくなって
ラク、だけどさみしい
ひとりはラクだけどさみしい
気になるものがあると
辛いけど生き甲斐になる
どっちもあって幸せ
私の人生は幸せだ