2022年度診療報酬の方向性その3
こんにちは。ホワイトボックス(株)コンサルティング部の阿部です。
以前にもテーマに取り上げた、医療の公定価格である診療報酬の改定。
前回の記事はコチラ ↓
先の記事にも書いたように、診療に関する報酬は2年に1回のペースで見直しが行われています。
診療報酬というのは1点(10円)で計算されるのですが、報酬内容の改定は単に点数(金額)に関することだけではなくて、「その報酬を得るに値する取り組みが行われているかどうか」ということも加味して判断されるので、この時期は、多くの医療機関は次の改定はどうなるのか少しでも早く情報を集めようとアンテナを張っています。
ところで、タイトルが前回の(1)から今回いきなり(3)になってしまっていますが、今回掲載する内容は本来は私が編集を担当してるメールマガジンの登録者向けの記事であるため、タイトルと資料の順番が少しおかしくなってしまいました(笑)。
ただ前にも書いたのですが、この手の情報は鮮度が命なので、メルマガの読者だけでなく、広く読んでもらえればと思いnoteにアップしてみているところです。興味のある方は、以下の資料をご覧になってください。
▽今回は「急性期編」
病院にはそれぞれ、業態にあった機能があります。
先進的な医療を行う大学病院のようなところは、高度急性期。
救急車を24時間365日受入れ、多くの手術を行う急性期病院。
急性期の治療は終わっても、まだ病院で治療が必要な人がリハビリなどを行い社会復帰のための準備を行う回復期病院。
高齢のため社会復帰には時間がかかる、あるいはもう完治する見込みはないけど介護施設で受け入れるには医療的な処置が必要な人が入院する療養型病院。ちなみに療養型病院は、急性期に対して「慢性期」なんて呼ばれます。
上記のように病院の機能は分かれていて、それぞれの業態に沿って、診療報酬の点数が決められていくのですが、今回は急性期入院についての議論がどのように展開されているかについて取り上げたものとなっています。
▽内容を一部ご紹介
本文でごちゃごちゃ書くよりも、内容については冒頭のリンクか資料をダウンロードいただければと思うのですが、そこをすっ飛ばしてここまで読み進めてしまった方に、スライドの一部をご覧いただければと思います。
…とまぁこのような感じで、厚生労働省の審議会で議論されている資料を参考に、私見を述べさせてもらっているという内容です。
▽今後の記事公開予定
これから先、回復期編や慢性期編というのも順次アップしていく予定ですので、またお付き合いいただければ幸いです。
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それでは、また次のnoteでお会いしましょう。
2021.11.29 阿部 勇司
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