散文 003



嬉しいことか
悲しいことか

燃えてしまっても
川に流されても
土に埋められても
食べられても

生きていた君の痕跡は消えない
砂粒 小麦粉 PM2.5
どんな粒子になっても
誰かに興味もたれなくても
君の意志は何処かにある

踏みしめてる大地は
誰かの想いで
出来ている

嬉しいことか
悲しいんだか。


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