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ドールメイク 道具編 〜筆〜

ドールメイクをするにあたり、何本か細い筆を試したのでご紹介します。

筆の全体写真
毛先のアップ

左から
造形村ZM-03
造形村ZM-01
タミヤ面相筆極細
タミヤ面相筆超極細
ネイルアート用ブラシ705
ネイルアート用ブラシ706
GodHand極面相S
となっています。

一番最初は造形村の1番を購入しましたが、細い線を均一に描くには技術力がいるな…と感じたので以来筆先が細くて使いやすい筆を探していました。
購入順はだいたい、造形村→タミヤ→ゴッドハンド→ネイルブラシだと思います。

実際に紙の上で描き比べてみました。
使用感は個人の感想になりますのであくまでもご参考までに…

見えますでしょうか?
右側は筆全体を押し潰すように太く描いた線です。
太さはタミヤ→造形村→ネイル(ゴッドハンド)の順で細くなるかな?と。

以下、上下で分割してみました。

タミヤの面相筆は穂先も短いし、造形村の筆より線が太くなってしまうので私には合いませんでした。
特に超極細の方はとにかく短く、手元が見えなくなってしまうので緻密な作業には向かない気がします。

造形村の筆は穂先の細さはどのサイズでも一緒とメイク本に書いてありました。
まつ毛や眉毛を描く分には一番短い1番でも塗料の含みは十分だと感じますがメイク本では7番をおすすめしていましたよ。
見ての通り、細い線は描けるのですが、太さがまばらになってしまったり、先の方がシュッとした感じに描けなかったりするので練習が必要です。
SDサイズのヘッドの場合、まつ毛が細すぎても見えないので、造形村の筆を使っています。
1番の筆は現在は塗料を溶くのに使っているので、毛先がバラバラです、すみません。

太めの筆を使う際、描き始める前に根元の塗料をティッシュでオフすると塗料がドバッとついてしまうことを防げます。意外と言及している人が少なく、初めて知った時は目からうろこだったので記載しておきます。

極細の筆で一番有名なのはゴッドハンドなのかな?と思って一番小さいSサイズを買ってみました。
確かに細い線は描けるのですが、塗料の持ちが弱くすぐかすれてしまうのが悩みでした。
久しぶりに使ってみたら液持ちも充分に感じましたね、、不思議。当時はもしかしたら薄め方が濃いめだったのかもしれません。
面相筆で検索すると、水彩画用の筆が多くヒットし、確かに細いんだろうけど、ドールメイク用と考えると太い…という筆ばかりでした。
細かな作業といえばネイルアートだなと思って適当にネットで注文したのが705と706の筆です。
これが個人的にはとても使いやすかったです。
細いんですが、しなりのある筆先なのでしっかりした線がかけます。
全体が細い分、塗料の持ちは悪いですが、片目分くらいは持つので私は困ってないです。
長い方が塗料の含みが良いかな?と思ったんですが、短い方が使いやすいので、SDMサイズ以下のヘッドには現在706の筆を使っています。

筆選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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