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サロンの研修だけでは不安な転職セラピストの勉強法とは…

コロナ渦で転職を余儀なくされ、リラクゼーションセラピストになった転職組のセラピストさん。

又は、デビュー時期とコロナ渦が重なって、デビューが遅れるなどの事情で、研修で合格を頂いてから、時間が空いてしまって不安を感じているセラピストさん。

様々な立場があるなかで、セラピストに必要な知識が自分には不足している事に不安を感じている新人セラピストさんや、転職セラピストさんも多いと思う。

実際にサロンでデビューしてみて知識不足を痛感してるし、だけど生活するために稼がなくちゃいけないし…

施術時間を増やす事と、それに見合った知識を身に付けたいという気持ちのジレンマに悩む、そんな駆け出しのセラピストさんも多いのではないだろうか。

僕も40歳を過ぎてからの転職セラピストだから、その気持ちが痛いほど解る。

稼ぐ為には時間も多くこなさなくてはならないし、身体が資本のセラピスト業だから、勉強も大事だが疲労回復も大事な仕事のうちだ。

あなはが好きで始めたセラピストの仕事だろうから、ここでは、「そんな効率の悪い仕事は辞めた方がいい。」という話はしない。

あくまでも、知識不足による不安を少しでも減らす為にどうやって、セラピストの仕事と勉強を両立していけばよいのか?という事を考えてみたい。

知識が完璧でないとセラピストの仕事は出来ないのか…

人間の心や身体は複雑だ。いくらスマホを始めとするコンピューターが凄いといっても、人間の凄さにはかなわない。

一体なにをもって、人間の心や身体に関する知識が完璧に身に付いたと言えるのかは、僕にもよく解らない。

セラピストとして年数を重ねれば重ねるほど、そう簡単には人間の心や身体の事が、「全て解った。」と言える日は来ないのではないか、と思ってしまうし、実際来ないだろう、という気持ちの方が最近は強くなってきた。

技術職というのは、経験を重ねれば重ねるほど、難しさに気づいてしまう。

その事は前職の調理師時代に、いやという程味わったから、調理師の仕事と類似点が多いと思えるセラピスト業でも、きっと似たような感覚を味わうのだろうな。という予想はうすうすしていた。

ならば、やると決めたあなたは、どうやって
未熟なりに経験を増やしながら、知識を得る為の勉強も両立していけばよいのか。

勉強には人それぞれのやり方があるから、すでに自分のやり方で頑張っている人はそれを続けていけば良いと思う。

今回は僕が今までどうやってきたかを、まだ迷っているあなたに参考にして頂けたら、という思いで記事を書かせて貰った。

まず結論から言ってしまうと、僕は完璧主義的な勉強はしてこなかった、というところだろうか。

とくにデビュー当時は歩合制の報酬も指名料も安く、60分施術しても現在の半分くらいしか貰えなかったから、とにかく施術時間を多くするしかなかった。

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