その71 🔰添乗員2年生日記🔰
9月某日
家出る前に雨が降り出し、
いきなりテンション下がる。
小雨だったのでなんとか徒歩で最寄駅へ。
思ってた電車より一本早いのに乗り、新大阪スタンバイ8:50 だけど、8:16には到着。昼食買い出しなどして
余裕を持って準備。
15名のお客様。
こだまにて、出発。
京都より12名様途中乗車。名古屋まで。
約1時間の連絡。→時間有り余る。
特急しなのにて、中津川へ。
バスにご乗車いただき付知峡へご案内。
思わず深呼吸したくなるような美しい緑が広がる渓谷 というのが謳い文句。
滝の近くまでまだいったら涼しいけど
ほんま暑い。
そして本日のお宿は湯元ホテル阿智川。
早めのご夕食の後、ヘブンスそのはらへ。
山麓駅→富士見台高原ロープウェイにて→山頂駅
天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー 20:00より。
今回は雨予報で傘をさして立ったまま聞かなあかんと覚悟してたから、降らなくて済んでよかった。
3名さま辞退されたものの、少しだけ見えた星空と、もうすぐ満月のお月さまが見えただけでも、お喜びのお客様。ポジティブ!
山麓駅に到着し、ホテルへ。
昼神温泉泊
お湯がトロトロで美肌になりそう。
2日目
ドライバーさんに教えてもらって片道15分散歩して朝市へ。
ホテル出発前に
朝早かったので荷物置き場を準備。
コレがトラブルの元になる。
お宿から菅の台→路線バス→しび平→駒ヶ岳ロープウェイ→千畳敷(標高約2,612mに広がる圧巻の千畳敷カール)→しらび平路線バス→菅の台
連休最終日でお天気もあんまりだったので、そんなに混み合うことなく、千畳敷カール満喫していただく。
時間少し余裕あったので、やめとこうか?と悩んだお客様も遊歩道一周に挑戦されました。
お天気最高ではなかったけどまずまず。
グランデさくら亭にて、
信州米豚つゆしゃぶのご昼食
モンブランガトーショコラおすすめしたら、箱で買ってはった。笑
大王わさび農場→わさび田見学とクリアボート乗船体験
これがうちのお客様に不評で、
本当は3班に分かれてのご乗船だったのに、急に2班に分かれてって言うし、漕いでって偉そうやし、後半の班終わってないのに、片付け始めるし、早く店じまいしたいオーラ出し過ぎ!と複数名の方がご立腹。私も同感。
私たちの姿が見えなくなってから片付けてもそんなに時間変わらんのに。
そしてお宿につくと事件勃発。ご夫婦のリュックサックともう1組のご婦人のボストンがない!
なんとお宿に置き忘れ!
本当は自己責任なんだけど、
私もご自身の手で積んでくださいとアナし忘れてるし、(一時的に)置いてもらってもいいですよ。と言うご案内が、
脳内変換でここに置いてっていわはった、、と微妙な雰囲気に、、、。
その後、もう起きてしまったことは仕方ない。
善後策を相談しているうちに、化粧品がないと取り乱されていたお客様も落ち着かれ、
コインランドリーで一式洗濯し、自宅発送でかたが着く。
脱水終わって、乾燥機かける間中、雑談しながら終わるの待って色々お話しさせていただき、なんとかお許しいただく。きっとお客様も、自分にも非があったことを認識されたのだと思う。
今回のことを教訓にして、むやみやたらに荷物置き場作らない。荷物の運搬は確実にご自身の手で!と言うことをセットにしてアナするように肝に銘じる。
穂高温泉郷泊
3日目
気持ちのいいお天気。朝ごはんのビュッフェ美味しくいただきました。写真省略
お宿→奈良井宿(中山道の宿場街散策)
お一人だけ緊急トイレ。
このコースかなりの確率ではるなぁ😢
荷物忘れのお客様ともすっかり和み、散策をご一緒したりする。
信州そば膳のご昼食ではご飯の量が、多いので必要な方だけ追加するように変更。SDGSやん?
その後赤沢自然休養林(木曾ヒノキ林を走る赤沢森林鉄道に乗車。
帰りは、肺に問題がある方以外みんなは帰り徒歩。
歩いてよかったーと喜んでいただけた。
中津川のにぎわいプラザで栗きんとん買ってみる。
本当に美味しかったー!
荷物置き去りの件、始末書ものやけど、雨降って地固まるやなぁと思いながら、しなのを降り、あとはこだま乗るだけと言う時にまたまた事件。
親子4名様のご一行。
お父さんがおらん気がするとお申し出。
ES降りるだけやのにそんなわけないやんと思ってたらほんまに迷子。ホームの階段何往復もして探したけど見つからず。携帯は繋がらず、
こだまの発車時間は迫る。夕食買ってない方もいる。もうパニック寸前の時、ようやく娘さんがお父さん発見。
買いたいと思ってる方は、なんとかお弁当を買う時間確保。
私が顔真っ赤にして汗だくなのを見てお茶ならどら焼き差し入れしていただきました。
あり得ないことが起きるね。うん。
でもなんやかんやいうて、楽しかったかも。
何も起きない添乗なんてないのもの。
今回お客様の組数が少なくて全員のお顔とお名前を把握していたからこそ、コミュニケーションが十分取れて、私の粗相も広いお心で許していただけたと言うか。
許すどころか、また私の添乗で旅行に行きたいとまで言ってくださった方もいらっしゃって。
添乗員冥利に尽きます。
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