★共産党教育が幼稚園の必修科目に。園児に「銃を取って日本人をやっつけろ!」と洗脳★

香港のツイ友から教えてもらったのをこれから翻訳しました。


2019-12-30 「寒冬」記者 王勇

 心からの忠誠服従を誓う共産主義建設者としての後継者を育てるために、中共は「紅色愛国主義」活動として、幼稚園の子供達に尊敬の心を抱かせようと、中国革命の歴史を教えることにした。30年前の天安門事件から始まって、共産党支配の世の中を子々孫々に伝えるため、中共は全国的に、青少年に向けての「愛国主義教育運動」を提起した。香港の「反送中運動」の民主運動爆発によって、中共は、愛国主義教育を一層強化するために、幼児の時から行うことにした。

 ★共産党に忠誠を誓う幼児

 「私がどこで生まれようと、私の体には祖国の血がいつも流れている。生きてる限り、死んでも変わらない。私は、この全てのために命をかけて約束する。名誉をかけて誓う。私は祖国を愛することを」

 9月25日、江西省永修県の幼稚園では、厳かに国旗掲揚が行われ、先生たちは、頑是ない子供達に、国旗の下で中共と国家の指導者への忠誠を誓わせた。これは、子供達が小さいころから、祖国を第一に考え、党のいうことを聞き、党とともに歩むようにと願ってのことだ。

 ある父親は、これに大変不満で、「政府が学校を通じてこのような共産党教育を注入するのは、子供に対する洗脳であり、共産党の後継にさせようということだ」と述べた。

 だが、こうした洗脳教育が嫌でも、遺憾ながら、自分の子供をイデオロギー教育から遠ざけて置く方法はない。用事は、洗脳が「成功」したあと、その思想は往々にして、大変偏ったものとなり、独立してものごとを考えることはできない。

 「銃を持って、日本人をやっつけたい!」と、11月1日、厚生省金山幼稚園での愛国主義教育活動で、子供が木製の銃をかかげ、こう叫んだ。外国侵略者が中国領土を占領して、いかに残忍凶悪であったかを強調することによって、若い世代に愛国の気持ちと民族主義を植え付けるのは、中共が長期にわたって青少年を洗脳してきた常套手段だ。

 ある父親は、「これは、子供の心に恨みを注入してしまうような紅色教育活動は、子供達のために全くならない」と心配していました。

 かって、あるネット友が、中国の教育について「詐欺的なやり方で、子供達に反日、反米、反西側教育を行い、子供達を新たな世代の義和団に仕立て上げ、外国人を敵だとおもわせるもの」と言いました。義和団というのは、1899〜1901年におきた西側では「boxer rebellion」(拳乱)と呼ばれる秘密結社のおこした運動で、メンバーは拳民と言われ、植民地主義者とキリスト教と戦いました。

 ★愛国は必修科目

 「太陽に赤心を、共産党に赤心を」、10月末、江西省の幼稚園では、紅軍、八路軍の服装をして、スローガンを叫びながら「軍民大生産」活動に参加した。父親たちも、軍服や労働者、農民の服装で、田を耕し、苗を植え、肥料をやるように求められて、昔の「軍民大生産」の情景を再現した。これは、抗日戦争(1937〜1945年)に、共産党が、支配する地域ではじめた軍隊による屯田で、生産を促す大衆活動だ。

 今、この「紅色」運動は、中国の児童の愛国主義教育のプロジェクトとして、各地で広範に行われている。ある大陸メディアによると、こうした活動を通じて、幼児たちにしっかりと、革命の先輩たちの艱難辛苦があってこそ、今日の素晴らしい暮らしがあるのだと教え込むためで、それによって彼らに「良い作風」を受け継がせ、さらに強大な繁栄と美しい祖国建設のために、怠けることなく奮闘させるためだと。

 しかし、誰もが皆、こういう教育のやり方に賛成しているわけではなく、ある父親は、本社記者に「極端な愛国主義教育は世界で最も邪悪な洗脳だ」と語った。

 活動に参加するのほか、「革命歌」を歌うのも、子供達の愛国必修科目だ。

 ある幼稚園の先生は、記者に、以前は、彼女は子供達に昔からある歌を教えていた。例えば手を洗おうの歌とかいただきますの歌とか。しかし、今年は、無理に革命家を歌うように言われた。「革命歌を歌うのは、中央の号令で、私立幼稚園でも、公立幼稚園でも同じです。全国の上下、みな小さい時から子供達に愛国歌を歌わせるのは、国家政策なのです」と。

  (終わり)

 原文は、多分ここ>紅色教育成幼兒園必修課 童遭洗腦仇視外國欲拿槍打「日本佬」 https://zh.bitterwinter.org/chinas-patriotic-education-schooling-or-indoctrination/ 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?