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異次元その156◉アガリ2着を強要しろ

南1局
現在親の2着目からリーチが入っていて自分はトップ目の西家。
親満ツモに耐えられないラス目の南家は仕掛けて押していて2着目はマンツモなら飛ばして逆転トップだがラス目から親満が出ても3200点届かないまま終了してしまう。2着目はお店の店員で2着から2着のアガリで飛ばして終了とは基本的にしないはずだと推測する。
そこに私もピンフイーペーコードラドラのテンパイを入れる。
役ありでダマ満貫だがここでこれをリーチ!
これがアガリ2着の強要だ。
このリーチによって2着目は3着転落まで見えてくる。そして大事なのは、その状況が全員の共通認識となるということ。
そうなると、いかに店員と言えども見逃しなんてかけてる場合じゃない状況だ。仕掛けて押してるラス目だけならまだしも、もう追いかけリーチまでされたなら飛ばして2着終了もやむなしという大義名分を店員に与える。
そして2人がかりでラス目を飛ばす場面に切り替えるのだ。
もちろんリスクはある。ここで親リーチに放銃などしてしまったら目も当てられないが、時にはリスクを目一杯取ることによりチャンスの幅を大きく広げて活路とすることもある。
じっとしてればラス目からは見逃してツモの逆転負けというケースがある以上ラス目が押し気味な場合にはこんな勝ち方もあることを覚えておくと良いだろう。

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