異次元その202◉共同体意識
麻雀は1人では楽しめない。敵であろうと居るから麻雀が楽しめる。つまり我々は共同体であると言うこと。
いかに価値観の違う相手であろうと相手あっての勝利の喜びであり敗北の悔しさなのである。共に麻雀をしてくれる存在に感謝する意識を持たねばならない。
であるとしたら格下の相手をこき下ろすような事は当然してはならないし極端に白けさせるような選択をするのも控えるべきである。
例えば、リーチの一発を消してベタオリ。その時はそれが今出来ることで1番自分に得がある判断だとしてもそれによってつまらない相手だと受け取られ一緒に打ちたくないと思われたら大損なのである。
オーラスで上には絶対に届かない時に傷を広げるよりはとこっそり1000をアガるより3人に任せてベタオリを貫いてこそ嫌われない打ち手である。
その瞬間の損得より大きな目線で物事を捉えてみんなが楽しく打てる麻雀を心がけること。その中で自分は少し多めに勝てばいいのだ。たしかに、対戦相手なのだから味方ではない。それはそうだが味方ではないと同時に大きな括りでは仲間なのだ。
我々は皆麻雀を愛する共同体なのだから。相手という貴重な存在を尊重し、むしろ育てる。人を、雀士を、つまりは同志を、宝と思って大切にすること。
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