異次元その233◉微差の場合は暗算しろ
例えば満貫をアガれば無条件でトップ、2着とは1900点差の3着目がいるとし、ラス目は1600点のトビ寸前だとする。局面は南1局。ラス目にもまだ親は残っている状況。ここで3着目が点棒状況を自動卓の点差確認ボタンでカチカチと確認したとしたら。そこからリーチが入っても安心してオリていい。本来ならツモられでも飛ぶかもしれないなら真っ向から向かってってアガリを目指すのが正解になる場面だが、今回は点棒確認をしている。これはドラなしの安手であると言ったようなものだ。ツモられても飛びにはならないと思ってほぼ間違いないので危険牌は冷静に止める事が可能となる。
なので、微差の場合は暗算で済ませるのが良い。本当なら出してもらえて2着になれた、あるいはリーチのみをあがって続行という可能性もある局にベタオリされるのは損な事。特に自分がリーチするならそれは無防備になると言う事なので長引くのはリスクである。
点差確認はなるべく暗算で。相手に推理の情報を与えるな!
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