バカが読む湾岸ミッドナイト 最初

最初から読んでいきます。さあ、何もわかりません。マジで何も分からない、車はおとうさんののりもの、エンジンすらかけられない、そんなAT限定ペーパードライバーの私が去年一度読破したのだから、2周目も行けるでしょう。

そう、読破したんです。
メカの話で宇宙猫になり、みちはる(作者)の誠実で心の機微に触れてくるようなセリフのセンスに心を打たれ、そしてまた宇宙猫になり、失神してはまた読み返し、みたいなことをしていました。ファンには申し訳ないが私はあれを『拷問』と呼んでいました。クルマのことがわからんのだからターボがどうとか四輪駆動とかトルク特性とか言われてもわからないのです。しかし、わかることが大事なんじゃない、大事なのは わかろうとするコトだ───

『湾岸ミッドナイト』は確かに読む人を選ぶ作品でしょう。しかしあなたがこの作品に触れた時、作品を通して、あなた自身の人生の寂しさや儚さ、どうにもならないことに想いを馳せ、心を動かされるでしょうし、それらを全てかなぐり捨ててでも走り出す彼らの熱い気持ちに胸を打たれるでしょう。

なんなんだよこいつら……って


この作品は人と車の話でもありますし、人と人の話でもあります。(この文章打ってる途中でローマ字入力がダメになり5分ほど奮闘しました)


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