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こんぺいとう、ひとつあげる

ヨッシー(オリジナル朗読)
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『こんぺいとう、ひとつあげる』

ある駄菓子屋さんに とこちゃんは足繁く通っていました

駄菓子屋さんのおばあちゃん
「とこちゃん、今は何にする?
きな粉棒?りんご飴?それとも。。」

とこちゃん
「それとも?なあに?」

駄菓子屋さんのおばあちゃん
「。。こんぺいとう?」

とこちゃん
「こんぺいとうってなあに?」

駄菓子屋さんのおばあちゃん
「幸せになるお菓子だよ」

とこちゃんはこんぺいとうを握りしめ、てくてく歩いて帰っていました

すれ違ったてっちゃんに
「幸せになるんだって!」

ひとつあげました

また、てくてく歩いているとさっちゃんにばったり
「幸せになるんだって!」
またひとつあげました

気が付くと家に着いた時にはとこちゃんのこんぺいとうはひとつしかありませんでした

それでも心が満たされていました

「おばあちゃん、私 本当に幸せになれたよ!ありがとう♡」

とこちゃんは幸せな気分のまま、その日ぐっすり眠れました



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最後までお聞きいただきありがとうございます✨

みんなが笑顔でありますように♡

私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡