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『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第330話

第329話続き

光はそんな怪物の気持ちはよそに何のためらいもなく、海を光で満たしていったのである

すると、それまで波立っていた海面は何事もなかったかのように静かな姿をみせていた

ライローネは今も尚、光に包まれながら、海面から少し上がった場所でその様子を見守っていたのだ

そして光は話すのだった

「もうライローネ、お前は自由だ 今なら、そのからだを海の中へ沈めるも何の問題もない」 
そう言うと、あっという間に光は空に吸い込まれるように、空高く上がっていった

そして空高い場所で一度大きな光を放つと、それが挨拶であるかのように姿を消していった

            続く

私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡