ごめんねカズレーザー 戦車考
「自衛隊大好き」が評判のカズレーザーさん。
戦車や戦闘機・・・高そうで大きなものが好きなら、先に誤ります。
ごめんね。
戦車は古い
戦車は最低でも一台で数千万円。
整備や燃料、乗員訓練を含めると毎年購入額程度が必要。
対する、歩兵携行式ミサイルは、スティンガーだと数百万円。
一発で仕留めるのは難しいが、百万円単位で千万円単位をけん制できるのは「経済的」
それに、戦車は飛行機を攻撃できないけど(対空戦車じゃなくて標準の戦車ネ)携行式ミサイルは地対空兵器でもある。
運ぶのも、設置するのも、メッチャ楽。
燃料代も比較にならないくらい安い。
スコープを覗いて、引き金を引いて、ランチャーを投げ捨てて逃げても、九割以上の命中率 というのは、訓練も楽で、誰でも撃てる。
運転免許すらいらないし、子供をおんぶした経験があれば携行ミサイルは運べる。
戦争とは経済
運用も兵站も訓練も大掛かりで高額な戦車は兵器としては最低。
スティンガーやジャベリンを一人一人に持たせた歩兵なら、小隊の下の分隊規模でも、戦車の小隊に立派に対応できる。
戦争とは情報
戦車砲で隠れ場所を遠くから攻撃される?
どこに隠れているのかは、空軍の偵察機・衛星写真解析・斥候兵が必要だから、そういう支援が無い場合の戦車は「視界の悪く動きの重い車」でしかない。
森や市街地に「隠れて移動」する「ミサイル携行の歩兵」を見つける前に、戦車の方がミサイルの的になってしまう。
遠距離からの砲撃?
広く散らばる歩兵には、一台二台の戦車での遠距離攻撃がどれほど意味がある?
それも、相手がどこにいるかも定かでない場合は・・・
戦争とは経済であるとともに情報でもあります。
自衛隊も考え直しては?
ロシア以上に高性能だが高額で整備も難しい日本の戦車。
私なら携行ミサイルの大量配備を選ぶね。
贅沢を言うなら、偵察機とは比較にならない安価な市販ドローンでの偵察を追加。ついでに、オフロードバイクでの高機動性も戦車に比べればスズメの涙の金額です。
大量のドローンが飛び回って、その情報を使って無数の携行ミサイルが目標にとびかかる戦場には、たとえ最高の戦車でも(ビグ・ザムででも)行きたくはない。
大きくて強力なおもちゃを欲しがるのは
「戦争ごっこが大好きな幼児」だけ
かっこよくて大きい戦車よりも、
携行ミサイル
偵察ドローン
オフロードバイク
装備の「高機動な陸軍一分隊」の方がどれだけ経済的で効果的か・・・
大きな刀を振り回すのは
ネトゲ―の世界だけにすることを
自衛隊には
お勧めします
bye
ありがとー