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先勝の日の出来事

先日の8/4(木)、ふとカレンダーを見ると六曜では「先勝」になっていた。先勝の意味は「先んずれば即ち勝つ」で、物事を早く済ませるのがいい日とされている。これを見て私はふと早朝から総合病院へ向かった。目的は2週間ほど前に発症した前立腺炎がどこまで治っているのかを調べてもらうためだった。

この日から2週間ほど前、私は別のクリニックで「慢性前立腺炎」と診断された。細菌によるものなのか、ストレスや生活習慣による慢性的なものなのか、医者は初見では判断できないから、両方の可能性を考えて抗生剤と慢性前立腺炎を治す生薬の2つを処方すると言った。ただ、尿道炎の症状が無いので慢性的なものと考えて間違いないだろうと診断された。実際、淋病とクラミジアの検査も念のため受けたがどちらも陰性だった。ただ、なんとなく大きな病院の医師にセカンドオピニオンを聞きたいと思っていた。理由は、薬を1週間ほど飲んだら症状がほぼ消えたからだ。慢性前立腺炎なら短期間で良くなりすぎだと思ったし、何らかの雑菌が入って炎症を起こしていたのではと思ったからだ。

そして、総合病院の医師にこれらの不安な点を全て話した結果、何かしらの雑菌が入った可能性が大きいだろうと言われた。ただストレスや生活習慣による可能性も否定できないと。診断を受けて、まあ自分のもどかしい気持ちを払拭するには結果的に良かったと思った。

しかし、これから2日後に私はコロナに感染(去年に続き2回目)。なんとなくだけど、もしかしたら大きな総合病院なので、ここでウイルスをもらったのかなと思っていた。そしてその予想は今日ほぼ確信に変わった。当日私を診てくれた医師が、この日にコロナを発症していたことがわかったからだ。医師は狭い診察室でしょっちゅうマスクを外しており、私はこの部屋で触診もしてもらっていた。

六曜なんて普段気にしないのに、なんとなく踊らされた自分が情けない。また、こんなおかしな行動をするくらい自分の精神状態はよろしくなかったのだなと自分を俯瞰した。ブレたらダメですね。

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