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7つの課題 ①物価を一気に上げる

①物価を一気に上げる
実は、先進国の中で日本は圧倒的に物価が安いことをあまり知ってる人はいない。肌感でも20-60%くらい物価が安いと思う。例えば、ランチを食べに行くと日本だと、都内でも800円-1,200円くらいが目安というところではないだろうか。同じくらいのお店で1,500円-2,000円くらいの感覚。
日本が誇る''Ramen(ラーメン)''店「一風堂」はニューヨークに進出したことは日本でも話題になった。その一風堂も日本国内だと、一杯800円程度のラーメンも、ニューヨークでは2,000円オーバー。
これにはたくさんの根拠がある。材料費も高いし、家賃も、人件費も、すべて1.5倍以上する。結果、手元に残る''利益率''は2,000円/1杯の設定をしても、日本国内と変わらないようになってると思う。
日本のGDPは世界で3位と言われているが、今や技術系の輸出のみ。ここに依存してることにも問題を感じる。
ここ数年、世界中の物価の上昇に対して、日本人は値上げがものすごく下手なのだろう。それはビジネス下手というところ。値上げすること=悪いことする これくらいの感覚なのだらうか...だから、なにを売っても価値の創造より価格破壊が止まらない。ユニクロの良いところとユニクロでない方がいいところの判断がつかない国民なのだろう。
何より、先進国の中で圧倒的に物価が低いことはインバウンド対策としては悪くない方向性だった、、のかもしれないが...コロナの影響で2-3年は海外からの旅行者からの大きい売上は期待しない方がいいかもしれない。と、なると、考え方のシフトをするしかないし、インバウンドに寄りすぎたビジネスモデルは一旦、衰退することは避けれないと思う。
そういった観点から見ても、一気に物価を20%ほど上げることが出来れば、グローバルスタンダードになるのだろう。
※すべて私の憶測です

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