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幸せな時…。

仕事終わり、いつもと違う
洋服に着替え、足速に駅へと急ぐ。

少しでも早く、あなたに逢いたくて。

快速列車に乗り、揺られながら
あなたからのLINEを読み返す。

初めて乗る電車、あなたの住む街へ。
初めての景色に、子供みたいに心踊る。

電車の時間は、あっという間。

あなたの住む街に到着。
予定より少し早く着き、あなたを待つ。

初めての街、久しぶりの再会に胸ドキドキ。

車で、迎えに来てくれた、あなた。
久しぶりに見た顔は、変わってない。

あなたに、あたしはどう映ったかな。

久しぶりの再会に車の中でも話弾む。

初めて向う、あなたの家。
ちゃんと部屋を用意してくれてる。

そして、晩御飯は、あなたの手料理。
あたしの好きなハンバーグも用意してくれて。
付き合い長い友達も紹介されて、楽しい時間。

今まで知らなかった、あなたの趣味や昔話も知る事できた。
やっぱり、あなたとの時間は楽しい。
なんでかな…。安心するの…。
でも、半年ぶりなんだよね…。

気軽に会える場所に、いない。
お互い仕事に忙しい。
LINEもたま〜にしか来ない。

会えなかった時間が長かったから?
改めて、気持ちを確かめた。
でも、口にすると今の関係が壊れそうで
言葉には出来なかった。

久しぶりの二人の時間、たくさん話したい事があり、お互いの近況も話す。

眠りにつく時間さえも惜しくなる。
あなたの添い寝は初めて。
暖かくて、落ち着いた。気持ちいい。

いつの間にか眠りに落ち、朝を迎えた。

仕事があり、お昼前には帰ることに。

コンビニで朝ごはん、駅では、お土産も
買ってくれた。いつも、優しいあなた。

別れ際は、やっぱり寂しい…。
でも、必ず訪れる時…。
「また、おいで。LINEする。」

駅のホームで、電車を待つ時間。
昨夜、この駅に着いた時を思い出す。

帰りの電車からの景色、昨日と違う
夜と昼の景色だから。気持ちも違う。

家に着き横になり、一人泣く。
あなたの笑顔、温もりを思い出しながら。

また、会える日を待ちながら。






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