マガジンのカバー画像

漫画を作るのが上手くなる方法を理屈で考えるマガジン

10
漫画を描いてて思ったこと。考察。 創作者が感覚的にやっていることを、言語化してわかりやすくまとめています。 アイデアを形にする過程とか、創作中の脳内を公開していきます。自身の作品…
運営しているクリエイター

2019年10月の記事一覧

色んな作品を観ることで自分の作品が面白くなる

編集者や他の漫画家と話していてアイデアを伝えるとき「他の作品を例に出す」とイメージが一発で伝わります。伝える=イメージを言語化 。 つまりイメージを形にするのに、多くの作品の知識があるというのは大きな強みになります。 そしてイメージを形にするというのは、すなわち「創作」です。 多くの作品を知っている=イメージを具現化しやすい イメージを具現化=創作 多くの作品を知っている=創作がはかどる と言えるのではないでしょうか。 というのが今回の話です。 「芸術とは盗む事だ」

漫画のストーリー作りが苦手な人は「学園恋愛マンガ」から描くのがオススメな話

この世の超大人気漫画はファンタジーが多い気がします。 ワンピース、進撃の巨人なんか舞台設定からファンタジーですね。この世に無い場所。 世界的人気のアメコミも、舞台は現代ですが現実離れしたファンタジー能力を持つ者が多めです。宇宙にも進出しますし。 僕は仕事で漫画を教える事があります。 そして自分自身が専門学校で教わっていた事もあります。 その為、これまで何十作というデビュー前の漫画家志望の漫画を読んできました。 その中でも、描き始めて間もない少年漫画家志望者の多くはフ