1から分かるルービックキューブ

画像3

ルービックキューブといえば皆さんも一度は触ったことがあると思います。もしかしたら6面すべてそろえられるというという人もいるのではないでしょうか?しかしルービックキューブの魅力はただ面をそろえるだけではありません。今回はそんなルービックキューブについて紹介していこうと思います。

ルービックキューブの歴史

1974年、ハンガリーの建築学の教授であったエルノー・ルービックは教え子に立体図形の説明をするためにルービックキューブの原型を考案したといわれています。それが改良されたものが「マジックキューブ」と呼ばれ国内で発売されるようになりました。それが大ヒットし1980年、考案者の名前を冠した「ルービックキューブ」として世界に売り出され、世界中で愛されるようになりました。
最初にできたのは皆さんもよく知っている3×3×3のルービックキューブです。その後さらに難易度の高い4×4×4そして5×5×5のルービックキューブがそれぞれ1982年、1991年に誕生しました。また13×13×13のとても複雑なものや1×3×3の変わった形のものなどさまざまな種類のルービックキューブがあります。

スピードキュービングについて

テレビでルービックキューブをものすごい速さでそろえているのを目にしたことがあると思います。ただでさえ6面をそろえるのに何分もかかったり、そろえることすらできないのにあんなに速くそろえてしまうなんてすごいですよね!あんな風にどれだけ速くルービックキューブを全面そろえられるか競うことをスピードキュービングといいます。
具体的にどのように競うかというとランダムに混ぜられたルービックキューブが置かれ、15秒間自由に見たあと全面そろえるまでの時間を計ります。また1回やるだけでは誤差が出てしまうため、5回やり中間の3回の時間の平均をとることが多いです。(ちなみに今の世界記録は平均では5.53秒、単発では3.47秒です。)
ではどのような方法で全面そろえているのかというと一番メジャーな方法ではLBL法というものがあります。
https://www.pazru.net/LBL/(初心者から上級者までわかりやすく攻略できます。)
しかし、LBL法を覚えるだけではテレビのようにはいきません。ルービックキューブが上手な人は色々なテクニックを駆使しているのです。

画像2


また公式の大会ではただ両手でそろえるだけでなく、片手でそろえたり目隠しをしてそろえたりなど様々な種目があります。

ルービックキューブを数学的に考える

ルービックキューブと数学との関係は深く、例えばルービックキューブがなりえる色の配置の総数は 4,325京2,003兆2,744億8,985万6,000通りある。そしてその中のどんな配置からでも20手以内に全面そろえることができる。など様々な研究がされています。

最後に

ルービックキューブの誕生からスピードキュービングさらには数学にまで解説していきましたが、少しでもルービックキューブに関心を寄せていただいたら幸いです。全面そろえるなんてできない、と思っていた方でも今回紹介したサイトのほかにも動画で分かりやすく解説しているものもあるのでぜひ6面完成目指して頑張ってください。(ちなみに私は2分くらいで全面そろえることができます!)

参考文献







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?