【vol.3 曲目紹介⑤】E.ボザ:夜の音楽のための3つの小品 Op.67



皆様こんにちは!『irodori ensemble』のnoteをご覧頂きありがとうございます♪♪♪

【vol.3 曲目紹介】シリーズでは、6/26に下北沢駅近くの東京都民教会で開催されます「irodori ensemble vol.3 室内楽コンサート in東京」で演奏する曲目の紹介をさせていただきます!是非こちらで概要を少し目にしていただいて、会場でお楽しみいただけますと幸いですヾ(*´∀`*)ノ


5曲目は、ボザ作曲「夜の音楽のための3つの小品 Op.67」です!


ウジェーヌ・ジョゼフ・ボザ(1905-1991)は様々な楽器の奏者のために教育的な面を考慮した作品を数多く作曲したことで有名なフランスの作曲家で、特に日本においては管楽器曲の重要なレパートリーとして知られています!フルートもオーボエもクラリネットもファゴットもこの方にはたっっっっくさんお世話になりましたm(_ _)m

ボザの作風の特徴を一点あげるとすると、自分の尊敬する作曲家の作品や自分の過去の作品からオマージュして作品に取り込むといったところかなと思います!他の作品が同じようなフレーズを演奏しているなぁと思ったら全く別の曲ということもしばしばあります(ง ´ω`)ว ♪



今回演奏する「夜の音楽のための3つの小品 Op.67」は、音楽学校の校長でもあった彼が室内楽の教育のために作曲した作品で、3つの楽章で構成された小夜曲(セレナーデ)です。
1楽章はバスーンの分散和音の上にフルートが悲しげに奏でる牧歌風セレナード、2楽章は楽しく軽妙な主題が幾度も変化して繰り返されるリズミカルでアンサンブル的要素の強いスケルツォ、そして3楽章ではルネサンスの古めかしい民謡風の旋律主題が悲しげに、次々と各楽器に引き継がれ、寂しげに終わりを迎える…といった色んな想いが溢れて胸がきゅーっとなる1曲です。
素朴かつ切なさ溢れる小夜曲、お楽しみいただけますと幸いです٩(ˊᗜˋ*)و


お申し込みはこちらまで!
↓↓↓
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2214623

いかがでしたでしょうか?✩.*˚
次回はフランセ作曲の「木管四重奏曲」を紹介致します!
ではでは´ω`)ノ

irodori ensemble


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