ラグビーにわかファンがワールドカップを語る
どうもラグビーにわかファン歴30年のTK工房です
30年もやってて「にわか」のわけないやん
と思った人が100%でしょうが
まぁ「にわか」です
5歳くらいの頃から、親戚で集まるとラグビーをするというくらいラグビー家系に生まれたことから、ラグビーとの繋がりは30年になるんですが
私自身、ちゃんとラグビーをやったことはありません
それどころか、大学に入るまで漫画&ゲームオタクで帰宅部でした
タクティクスオウガ超おもろい
そんな僕ですが大学に入った時に「このままでは自分はダメになる。心機一転ラグビーを始めよう」と思い
新歓で自らラグビー部のブースに飛び込んだんです
しかし入部希望であることを話すと
「正直、経験者でもないし、運動すらしてなかったんであれば、厳しいと思う。4年間、一回も試合に出れなくても良いのであれば、入っても良いと思うけど」
と当時Cリーグだったラグビー部に言われ、ガラスのハートの僕は粉々に砕け散り、ラグビー部入部を諦めました
肩を落として帰路につこうとする僕に「お前ならスターになれる」と声をかけてきたのが
1部リーグに所属するアメフト部だったのです
なので単純な僕はアメフト部に入り、ラガーマンとなる夢は潰えたのでした
さて、自分自身のスポーツ経験はさて置き、何故ファンなのかというと、単純に昔から強い男に憧れがあったのと、このラグビー家系だったおかげでラグビーという屈強なスポーツに出会えたというのが理由です
まだ私が十代の頃、関西ローカルのサンテレビでは、高校ラグビー大阪予選の試合からずっとTV放映があるという神対応だったので、それを毎年見るほどのハマりっぷりでしたが
ルールはだいたいしかわからず、特にどこか推しの高校があるわけでもなく、ただ単純に秋になると高校ラグビーを見るのが好きというにわかっぷり(もちろん松島幸太郎は桐蔭学園高校時代から知ってます)
そしてシーズン以外はラグビーのことを考えることもない男でしたし、そんな感じが今まで続いてます
ワールドカップには熱狂するが普段とくにラグビーを観るわけではない
でも、たまにテレビでやってたりすると見るのは見るんです、今でも
どうです?にわかでしょ?(笑)
やっぱり社会人や大学より、観てて熱いのは高校ラグビーです
花園ですよね(野球でいうところの甲子園)
上手さより、熱意があるんですよ
「あかんあかん!そんなことしたら死ぬって!」というようなコンタクトを彼らはするんですよね
何かこの一瞬にかける無茶苦茶さ、「このタックルで俺死んでもええけど、こいつだけは殺す」みたいな狂気が観れるんです
で、大学や社会人になってくると、当然技術は磨かれ、もっと高度なラグビーが観れるんですが、この後先考えない狂気みたいなのはあまり見れなくなります(個人の感想)
まぁ、選手生命考えたらそれが普通なんですけども
それがですね
ここ2大会のワールドカップでは、その狂気が日本代表のプレーに観れるんです
しかもそれが強豪を打ち負かすという結果に結びついてるんです
こんなもん、熱くないはずないでしょ?
昔、ラグビーワールドカップなんて言ったら、「日本代表?(笑)まぁ一応観るけど、勝てるはずないよね。」というのが、ラガーマンの中でも一般常識でした
6大会前なんかはニュージーランド相手に145-17で負けてるんですよ
一試合最多失点大会記録になってます
それくらいラグビーのトップグループはモンスター揃いです
特に上位のティア1というのが別格で、ニュージーランド、南アフリカ、イングランド、ウェールズ、アイルランド、オーストラリア、スコットランド、フランス、アルゼンチン、イタリアの10カ国で死闘を繰り広げてます(イタリア1弱説もありますが)
日本なんてこの中に入れるわけないやん
というのが歴史だった
フィジカルで圧倒的な差があったので
もう試合内容は事故みたいなもん
タックルに行っても、弾き飛ばされ、轢き殺され、何がどうなったら止まるのこれ?
もう体の作りが違うから、日本人には無理なんじゃね?
みたいな埋めることのできない圧倒的な差
だったんです
ところがどっこい
姫野見ました?
あの強豪アイルランドの選手を弾き飛ばしまくってる
嘘でしょ?
どんなけフィジカルモンスターなの!?
姫野だけじゃない
フィールドの15人全員が当たり負けしてへんのです
あの強豪相手に
試合終盤まで集中切らさず、とことんボールに食らいつく
最後まで足をかく
どんな血のにじむ努力をしたら、こうなるんや
凄すぎるぜ日本代表
ということで、予選も残すところ、サモア戦とスコットランド戦の2戦
今瞬間的に世界ランクは日本の方が上ですが、2チームとも過去余裕で負け越してる格上です
まだ日本は決勝リーグに進んだ事がないので、残り2戦勝利し、今大会は是非ベスト8入りしてほしいところ
皆さんで応援して盛り上がりましょう!
にわかファンからは以上です
サポートいただいたお金は、こんな僕を育ててくれた母ちゃんに還元したいと思います。