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元窓際族、転職活動をしています。

転職活動中のYUNです。もともと事務職をしていましたが、いまマーケティングの仕事を探しています。転職活動しながら貯金で生活していたら貯金も消えました。こんな崖っぷちの私ですが、この状況もあとから考えれば面白いかなと思って、前職のことと退職後のことを書きました。本人としては全く笑えない事情を半笑いでまとめました。

新卒一年目から窓際族、社内で一番暇な人をやっていました。

前職は事務職でした。一年とちょっとしました。以上。事務がする仕事は一通りやりましたが、私のポジションは仕事が少なかったので一年目で窓際族を経験しました。ひどいときには朝の9:30に目の前にあるやるべき仕事が終わってしまうことも。空き時間を使って商材のことや、エクセル活用法など事務の勉強もしていましたが、疲れた時はこの先どうすればいいのかインターネットで模索していました。ある日「窓際族」と検索してみるとこの記事が出てきて、このシリーズが面白くて読み漁ったのを思い出します。

タイトルにめちゃくちゃ共感しました。ソリティアはしていなかったけど、入社一年目だった私もまさに「このままで大丈夫?」という心情で。毎日が長い。定時に上がれるけれど、今日は何をしたんだっけ、という気持ちでいっぱいのまま退社。給料をもらいながら大した仕事をしていないという状況は、忙しい人には羨ましがられるけれど、心理的には結構きついです。記事に登場する上田さんや相談者の方の場合は、異動のあるポジションなのでしょうが、私は異動がない職種、異動してくる人もいない場所で働いていたので、本当に不安なまま毎日を過ごしました。

記事中で上田さんが相談者の方に、「何かやってみること」をおすすめしていますが、相談者と同じ悩みを持っていた私も自分でスクールにお金を払って勉強を始めることとなります。会社でぬくぬくと過ごしている状況が歯がゆく、SHElikesという女性限定スクールでWebスキルを学ぶことにしたのです。大学時代のころから発信をする人に憧れていて、特に旅行や観光に関する情報を発信してみたいと思ったのがきっかけでした。当時は何でもいいから武器が欲しいと思っていました。

いまは入会して4か月が経ちました。入会したてだった6月7月は葛藤だらけでした。職場では相変わらず時間があったものの、仕事に対する心情の変化は大きかった。

まず、家事に勉強にずいぶん忙しくなりました。土日はこもって勉強をすることもあり、仕事での暇な時間が勉強時間に充てられたらいいのに、と本気で考えるようになりました。仕事がないのに仕事をしに行く意味はなんだろう?と、疑念が一層強くなりました。お金を貰うこと以外のほとんどに意味が見いだせなくなってしまいました。

さらに仕事以外のコミュニティーに属したことによって、コミュニティーと会社のコントラストが大きくなりました。要するに、前向きなコミュニティーに入ってみて、会社の暗さが際立ってしまいました。若手も、中間管理職も、役員も統率が取れていない社内の状況が私には危険だと感じました。突然退職する人が多く、二年目になってそれが見えてきて、内情に敏感になっていたのも原因です。そんなとき、今年入社した他拠点配属の女の子が3か月目にして会社を去ることが分かりました。私は心の中で、「その女の子にとっても賢い決断だ」と退職した彼女の勇気を応援してしまいました。その時、気付きました。私の心はここにないと。会社への気持ちに穴の空いた状態で勤め続けることへの罪悪感に負担を感じて、次への一手を進めるために退職を決めました。

さて、冒頭に書いた私の貧困についての話は気になっている方も多いかと想像しますが、もう少しお付き合いください。退職日は次が何も決まらないまま迎えることになりました。会社に退職の意向を伝えた時には、一ヵ月余裕を持って伝えたのに「早く次を見つけて頑張ってほしい」と言われ予想より早い8月の退職になりました。

退職の意向を伝えて1週間程度で退職。これは誤算でした。返り討ちを食らったのは悔しいけれど、予想ができてなかった私が悪いな。

退職してから、少し見えた先

退職後は貯金を使って暮らすことになりましたが、8月9月は落ち着いて勉強ができたので、やってみたいことも見えてきました。そう、冒頭でお話したマーケティングです。マーケティングは売れる仕組みを作るための施策づくりのこと。勉強している時にはマーケティングを勉強する面白さがピンとこなかったんですが、スクールの課題を使って企業の施策を考えてみると、市場の変化が激しい中での分析の重要さを感じたり、顧客が求めるものを分析して用意することの偉大さを感じました。私はもともと人が喜ぶことを提供したいという精神のもとに生きています。これまで私が興味を持ってきたこと=音楽の演奏、英語、料理、観光、サービス業‥‥‥私の興味の先には受け取る人が目の前にいて、人の喜びや反響が糧となっていました。マーケティング分析をすれば、より人に喜んで貰えるサービスを広めたり作ったりできるようになります。人生のモチベーションとなることを仕事し、その先に喜んでくれる人が居たら、どんなに素敵でしょう。

ただ転職活動をしてみて、マーケティングへの未経験転職は人気が高いし、やはり経験者優遇だという現実を思い知りました。思った以上に長丁場になってしまって、口座残高3万になってしまったのは、これから良い思い出にしたいです。来月も生きていけそう?ふらふらしてかっこ悪いなあと思いながら、無気力に笑ってしまううちは、まだ生きていけるんじゃないかと感じています。超かっこ悪い。でも見えを張る自分よりは好きです。仕事で頑張れなかった、もう少し頑張りたいと思って転職することを決めたので、この状況は願った結果なのかも。神様はもう少し自分を見つめろとおしりをたたいているんだと思います。未来が素敵になるんだったら喜んで受けたいですね。もう少し頑張ります。

でもさすがに引くくらい崖っぷちなので、今日は近くのコンビニバイトに応募してみます。待ってろ、明るい未来!!

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