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『不正アクセス禁止法』って何!?実はあなたもひっかかてる?その事例など

皆さんが普段使ってるインターネット、実はいろいろな法律にひっかかっている可能性があります。今回は「不正アクセス禁止法」について詳しく解説していきます。

目次

①不正アクセス禁止法ってどういう法律?

②不正アクセス禁止法の事例について

③不正アクセス禁止法の対策法


①不正アクセス禁止法ってどういう法律?

まず不正アクセス禁止法について詳しく解説していきます。不正アクセス禁止法とは、簡単に言うと不正を使ってネットワークに侵入したり、パスワードを得たりする事を取り締まる法律です。*1この法律は「不正アクセスの行為者に対する規制」と「アクセス管理者による防御側の対策」という2つの側面から成り立っています。


②不正アクセス禁止法の事例について

次に、禁止されている行為について解説します。主に「不正アクセス行為」「不正アクセス行為を助長する行為」の2種類があります。「不正アクセス行為」は他人になりすましてIDやパスワードを勝手に入力するいわば成りすまし行為やセキュリテイホールを攻撃してコンピューターを利用する行為などが挙げられます。そして「不正アクセス行為を助長する行為」は他人のIDやパスワードを無断で第三者に提供する行為でその手段はメールや電話、ホームページなどが例として挙げられます。このような行為をしてしまうと罰則で50万又は100万円以下の罰金、1〜3年以下の懲役が課されます。実際にあった事件を紹介しますと2015年の11月ごろに起こったFacebookへの不正ログインを利用してプライベートの写真を覗き見していたことによって会社員が逮捕されたり、2016年にはauショップの元店員が客の携帯のメールを覗き見したことによって逮捕されたり、家電量販店の顧客情報管理サーバーに不正アクセスして他人のポイントを使用してゲーム機を買ったりと様々な例が挙げられます。このように日常生活でも不正アクセス禁止法に触れる行為は意外と身近にあったりします。


③不正アクセス禁止法の対策法

最後に不正アクセスを対策する手段・方法を紹介します。不正アクセスされないようにまずはWAFと呼ばれるウェブサイトを保護するアプリを入れるという方法もありますが、このアプリを入れる際に偽のページに飛んでウイルスなどでパスワードを抜き取られるという事例も発生しているので注意をしなくてはならないので割と大変です。それよりも、普段からパスワードを使い回すのを控えできるだけわかりづらいものに設定したり、不正にアクセスしてないかログインを確認してみたり、ショッピングサイトなどの履歴を確認することが大事です。そして、不正アクセスされていた場合は、そのサイトやサービスにいち早く連絡したり、被害が大きくなりそうな場合には警察に相談するのもありです。現在では、知らない間にIDやパスワードなどが漏洩してしまって不正アクセスの原因につながるという事態が多いので事前に不正アクセス禁止法についての知識を持っておくことはとても大事です。


参考

※1下のサイトから引用

https://cybersecurity-jp.com/laws/22754




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