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書とか水墨画とか、毛筆の物 揮毫

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せきぞう、の筆で書いた・描いた物達です。
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#デジタル画

『春すぎて・・・』毛筆書+デジタル背景

毛筆で書を書く + デジタルで背景を描く 春過ぎて夏きたるらし白妙の 衣ほしたり天の香具山 持統天皇 (万葉集 巻一 第28番歌) この歌は 万葉集と百人一首に載っていますが 藤原定家が改作したので 万葉集では 「夏きたるらし」と「衣ほしたり」が 百人一首では 「夏きにけらし」と「衣ほすてふ」に なっています。 万葉集では 「衣が干してあるから、夏が来たらしい」 百人一首では 「衣を干す頃だという夏が、来たらしい」 と 微妙に意味あいが違います (だいたいそんな感じ)

『春の苑くれない・・・』毛筆書+デジタル画

旧仮名で書いてみました 春のその くれなゐにほふ 桃の花 したてるみちに 出でたつをとめ 万葉集 巻十九(四一三九)/ 大伴家持 〜〜〜〜〜〜現代語訳〜〜〜〜〜〜 春の庭に桃の花が 紅に照り輝いている、 木の下にまで花の色が映る道に 出てたたずむ乙女よ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『秋草に置く白露の・・・』毛筆書+デジタル背景

毛筆で文字を書いて 背景をデジタル画で作る を 久々にやってみました 秋草に置く白露の飽かずのみ相見るものを 月をしまたむ 大伴家持 (万葉集 第20巻) 天漢(天の川)を仰ぎ見て詠んだ歌だそうで 秋草の白露は、天の川からの連想でしょうか 織姫の、 次の七夕まで待たねばならない寂しさ、 心情を詠んだ歌なのでしょう 七夕に詠まれた一首なのですが 伝わってくる空気感・風情は秋ですよね 旧暦では、七夕の頃の暦は もう秋だからでしょうか これを出すタイミングが

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『七夕』デジタル画+毛筆文字

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『夏』毛筆書+デジタル画

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『花の下には・・・』毛筆+デジタル背景

『雪の手紙』毛筆GIFアニメ

師走です 寒くなりました 雪の便りも聞こえてきます 西條八十の『雪の手紙』より 今回は 毛筆で書いた文字の背景を GIFアニメにしてみます 吹雪のGIFアニメを作って 筆文字と合成しました 寒そうな感じ出た? なんだか、昔の白黒テレビみたいだ。 2021/12/06、いただきました。 ありがとうございます