モノクロ卓「暑と寒」
https://booth.pm/ja/items/3900315
KPC:大神 巴衛(PL:尋)兄
PC:大神 李音 (PL :さかかずら)弟
ドロディス継続探索者。遺書屋として裏社会で名を馳せている兄弟。
(ドロディスログはこちら)
※クトゥルフ神話TRPGログ
※世界観に合わせて自由に改変してますすいません
※以降ネタバレを含みます
KP : これより「終末絶望卓 葬儀場」様作、クトゥルフ神話TRPG『暑と寒』を始めます。
導入
KP : 朝、あなたは目が覚める。そう言えば、兄は単独の仕事で不在にしていた事を思い出すだろう。朝食を準備する音が、今日は聞こえない寂しさを感じる。
大神 李音 : ……ん、…(目を擦りながら起き上がる)
KP : …と同時に、異様なほど寒いことに気づく。気温を確認してもそんなに寒くないのに、体は不調を訴えている。 熱や頭痛があるというわけではなく、ただ単純に体が寒いのだ。 それでも我慢できないほどではない。
大神 李音 : …さむ、…なんだろ急に気温下がってきたのかな…
大神 李音 : (ベッドから出て歯を磨きに行く)
大神 李音 : (トースト焼きながらテレビつける)
KP : 幸運を振ってください
大神 李音 : CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 96 > 致命的失敗
KP : 朝のニュース番組を見ていると自身の星座が最下位。ちょっとショックだった。
大神 李音 : ……今週運性悪いな…
大神 李音 : (憂鬱になってテレビ消す)
大神 李音 : …あ、パン忘れてた……!(急いで焼いていたパンを取りに行く)
KP : 李音はばたばたとパンを取りに行くが、すでに焦げた匂いが充満している。
大神 李音 : わ、わ…あつ、…!うぅ……
大神 李音 : ……焦げちゃった、兄さんが見てたらまた怒られちゃう……
大神 李音 : (焦げたパンこっそり処分して新しいの焼く)
KP : そうこうしている内に、朝の時間が過ぎていく。そろそろ兄が帰ってくる時間ではないだろうか?散々な目に遭う上に体の違和感も感じつつ、出迎える準備をしなくては、と思うだろう。
大神 李音 : …あ、まずい兄さんもうすぐ帰ってきちゃう(急いで口に詰め込み)
大神 李音 : (兄を出迎えるために玄関に向かう)
KP : 玄関に向かうと、どこかおぼつかない足音がする。怪我でもしているのだろうか、焦る気持ちを持ちつつ、がちゃり、と扉が開くだろう。
大神 李音 : 〈兄さん?…もしかして、怪我してるのかな……〉
KP : 扉が開かれると、特に怪我をしている様子はないが、どこかおかしい。 巴衛の顔が真っ赤に染まっている。真夏日の外を歩いてきたように汗を垂らし、どこか視点の定まらない様子であなたを見ている。
KP : 思わずと言ったように巴衛が李音に触れると、途端堰を切ったようにあなたを引き寄せた。
大神 巴衛 : ……つめてぇ…
KP : そう言うと耐えきれない様子であなたを抱きしめる。そのまま体を離さないように、肌を少しでも触れ合わせられるように顔を擦り寄せて来る。
KP : そこであなたは気づくだろう、自分の体が極度に冷えきっていたことに。
KP : 熱を持つ巴衛の体温が気持ちがいい。気づけばこの寒さを解消するため手を握っていた。
大神 李音 : …えと、…どうしたの…兄さん?大丈夫?
大神 巴衛 : ………?……
大神 李音 : 〈なんか、兄さんの様子がおかしいな…〉
大神 李音 : 顔赤いよ、お熱あるの?ベッドつれてこうか?
大神 巴衛 : ……るせぇ
大神 李音 : …もう、こういう時もそれやめなよ…!(兄を部屋の中へ引きずって行く)
KP : STR対抗に成功すればベッドまで引きずる事ができる
大神 李音 : CCB<=65 (1D100<=65) > 86 > 失敗
大神 巴衛 : ……平気だ、離れろ…(振り解く)
大神 李音 : …わ、もう……兄さん体調悪いなら無理したらダメだよ…!
KP : 特殊ダイスロールが発生します。1d10を振ってください
大神 李音 : 1d10 (1D10) > 8
大神 巴衛 : 1d10 (1D10) > 9
KP : 8:相手に触れていると症状が和らぎ安心して眠くなってきた。動くには相手にどきっとさせられ る、驚かされるようなこと等してもらい眠気を吹き飛ばしてもらった方が良いかもしれない。
KP : 9:熱/寒さで疲れが出てきた。膝を貸してもらったり、肩にもたれたりして体を休めたくなる。
大神 巴衛 : ……おい…お前やけに…冷てぇぞ…
大神 李音 : …?、そういえばなんか、朝から寒くて
大神 巴衛 : ………俺は暑い…(肩にのしかかる)
大神 李音 : …、…兄さんくっついてたら尚更熱いんじゃないの
大神 巴衛 : ……お前が冷てぇから…ちょうどいい
大神 李音 : …うーん、そっか…まあ兄さんがいいならいいけど…
大神 李音 : 〈どうしよ、兄さんあったいから、眠くなってきちゃった…〉
大神 李音 : …ん…(欠伸する)
大神 巴衛 : ………?…おい、寝んのか…?
大神 李音 : …ねむい、……もうここで寝ていい…?
大神 巴衛 : ……おい、今寝るな……って何だこの匂い…?
大神 李音 : …!、…えと、なんでもない、なんでもないよ気にしないで!(慌てて起きる)
大神 巴衛 : ……てめぇ…何か焦がしたな?
大神 李音 : うぅ…ごめんなさい、ちょっとぼーっとしてて、…
大神 巴衛 : ………もったいねぇだろうが
大神 李音 : ……ごめんなさい、もうしないから。………多分
大神 巴衛 : ……もういい
大神 李音 : 〈やっぱり怒られた…〉
KP : 気がつくと、体の不調が緩和されてくるだろう。
大神 李音 : あ、あんまり寒くなってきたかも、…兄さんは?熱いのどう?
大神 巴衛 : …ああ、ましになった…が、
大神 巴衛 : ……一時的によくなっているだけだ。一体なんなんだ…くそ
大神 李音 : というかもしかして…兄さんは暑くて僕は寒いってこと?
大神 巴衛 : ………ちっ…
大神 李音 : ……うーんどういう関係でこうなってるんだろ…とりあえず落ち着いたなら中入ろうよ、行こ
大神 巴衛 : ………(中に入る)
KP : 巴衛はどかりとソファに座り、テレビをつける。
KP : 幸運を振ってください。
大神 李音 : CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 90 > 失敗
大神 巴衛 : CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 10 > スペシャル
KP : テレビのキャスターが視聴者に向け、『正体不明の病が流行っているようです。皆さん体調管理はしっかりと!』と話している。
大神 李音 : …兄さん、これってもしかして……
大神 巴衛 : ………
KP : あなた達はこうなった原因が何かあるのでは、と思う。アイデアを振ってください
大神 李音 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 78 > 失敗
大神 巴衛 : CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 15 > スペシャル
KP : そう言えば、以前二人で依頼を受けた時に、依頼主から「健康補助食品」をもらった事を思い出す。その場で食べるように促され、口にした事があったような…
大神 巴衛 : ………あ
大神 李音 : ……兄さん何か知ってるの
大神 巴衛 : …ちっ…あの時の依頼主……殺す
大神 李音 : …あ!もしかしてあのお菓子!ていうか殺しちゃ駄目だよ兄さん落ち着いて…!
大神 巴衛 : ……今は行かねぇが後で殺す…!
大神 李音 : 殺すのは確定なんだ…じゃなくて!もしそれが原因なら、どうしよう?
大神 巴衛 : ……包装に製薬会社の名前があった。調べてみるしかねぇな…
KP : あなた達は製薬会社について調べる。検索すると、変哲のない一般的な製薬会社が出てくるが、会社としては一度倒産しているようだ。
地図を見れば、この場所に足を運んだ事があるのを思い出す。あなたはこの製薬会社に依頼し、仲介業者と接触した事があった。
KP : 目星もしくは図書館を振ってください
大神 李音 : CCB<=72 【目星】 (1D100<=72) > 44 > 成功
KP : ホームページに小さくお知らせが載っている。
KP : まとめると、暑寒病という病の治験者を募っているようだ。
大神 李音 : 兄さんこれ見て(スマホ見せる)
大神 李音 : 僕たちがなってるのってこれじゃないかな?…会社に来いって言われてるけど…
大神 巴衛 : ………くそ、良いようにされてるみてぇだな。行くしかねぇか……
大神 李音 : うん…やっぱり行かなきゃだよね……気を付けて行こう
大神 巴衛 : ………
大神 李音 : …兄さん?
大神 巴衛 : ………はあ…
大神 李音 : 大丈夫?…暑いならくっつこうか?
大神 巴衛 : ……いらねぇ…状況が気にくわねぇだけだ
大神 李音 : 僕あんまり気にしてないよ
大神 巴衛 : ………ちっ…
大神 李音 : …もう、兄さんよくわかんない。…ほら、行くなら行こ
KP : 二人は外に出て、製薬会社に向かうだろう。天気は曇りで遠くで雷が鳴っている。もう少しで雨が降りそうだ。
大神 李音 : 雨、降りそうだね。…傘持ってくればよかったかな、
大神 巴衛 : ………
大神 李音 : 雷も鳴ってるし、やだな。…こっちこないと良いけど…雷の音嫌い……
大神 巴衛 : ………はあ…
大神 李音 : 流石に雷が鳴ってても一人で寝れるようにはなったけど、やっぱり嫌いだな、あの音……兄さん聞いてる?
大神 巴衛 : ………うるせぇな…それ所じゃねぇだろうが…
大神 李音 : む…だって着くまで暇だもん
KP : 李音と巴衛は POW*5 もしくは CON*5 どちらか低い方を振ってください。
大神 李音 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 42 > 成功
大神 巴衛 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 88 > 失敗
KP : 失敗による特殊ダイスロールが発生します。1d10を振ってください
大神 巴衛 : 1d10 (1D10) > 3
KP : 3:暑すぎる/寒すぎるせいか、抱きしめあいたくなる。ハグしよう!
大神 巴衛 : …………
大神 巴衛 : …………あっつ…
大神 李音 : …え、兄さん大丈夫?暑いの?(近寄る)
大神 巴衛 : …………、近寄るな
大神 李音 : ……もう、(巴衛に抱きつく)
大神 巴衛 : ……つめてぇ…(抱きつく)
大神 李音 : 今僕たち病気なんだから、別に無理しなくていいよ。僕気にしてないし、どう…冷たい?
大神 巴衛 : …………
大神 巴衛 : ……………もういい(離れる)
大神 李音 : …うん、マシになったなら良かった。…また辛くなったら言ってね
大神 巴衛 : ………癪だ
大神 李音 : はいはい…ほら早く行こう
支所へ
KP : そうこうしながらしばらく歩いていると、製薬会社:医台鳴イスイス製薬(いだいなるいすいすせいやく)にたどり着くだろう。到着すると、男に声をかけられる。
男 : あ、こんにちはー!どうしたんですか?何かありました?
大神 李音 : あ、…えっとっ…(兄の後ろに隠れる)
大神 巴衛 : ……ここで治験をしてるらしいな
男 : あ、もしかして治験の申し込みですか!?いやー、すいませんなんか!わざわざありがとうございます!
大神 李音 : …はい、あの…暑寒病…?とかいう…アレ、です
男 : 俺、病気の事は、おれちょっとよくわかんなくて!あの、担当の人がもう少しで帰ってくるんですよ!ちょっと部屋に案内するんで座って待っててもらえませんか?
大神 李音 : あ、すいません…わかりました…待たせて頂きますね。…兄さん行こ(グイグイ)
大神 巴衛 : ………嵌めてんじゃねぇだろうな
大神 李音 : …でも、この人なにも知らなそうだよ…?
男 : ですです!おれまじで何も知らなくて…すぐ対応できないのは申し訳ないんですけど…
男 : とりあえず、こっちにどうぞ!ほんと、もう少しで帰ってくるんすけどね〜!
KP : そう言って、奥の応接室まで案内される。道中も男はよく喋りつつ、あなたたちを気遣っているような対応をしている。えらく人が良いように感じるだろう。
大神 李音 : …良い人そうだよ兄さん……(こそ)
大神 巴衛 : ………簡単に信用するな
大神 李音 : …でも、……うん、わかった
KP : 室内に案内され、言葉通り待っていると不意に電気が消えて停電する。外では夕立のような大きい雷の音と降り始めた大雨の音が聞こえてくる。
大神 李音 : …!?(驚いて兄に飛びつく)
大神 巴衛 : ………(微動だにしない)
大神 李音 : ……停電?…こんな時に…
KP : 暫くするとアナウンスが流れてくる。『非常用電源に切りかえました。現在、激しい通り雨と落雷によりこの辺り一帯が停電しているよ うです。停電の影響で関係者入口の扉にロックがかかってしまい、エラーのため開きません。復旧まで暫くお待ちください』
KP : 関係者入口は探索者たちが入ってきた扉だ。 応接室にあるマップを見ると、外に出るにはここを通るしかない。 しばらく閉じ込められてしまうようだ。
KP : 治験者ということで、ここから行ける範囲は見て回って良いとも言われている。 自分たちの病について調べるためにも今のうち見て回った方が良さそうだと判断できる。
大神 巴衛 : ………くそ、やはり嵌められたか
大神 李音 : まだ事故かもしれないでしょ…、とりあえず僕たちだけでも調べられるものを探しに行こうよ
KP : ▽これより製薬会社の探索となる。
探索者たちは 1 部屋入る事に POWorCON ロールを行います。
失敗につき1d10を振ってください。失敗する度にロールの掛ける数は減っていきます。0 になったらもうロールを振ることも叶いません。強制的に1d10を振ってください。
大神 李音 : まずは一番近いところは…あっち、かな…(兄と共に研究室1に向かう)
大神 巴衛 : ……(後ろからついてく)
研究室1
KP : 病について研究している研究室のようだ。ここは研究所のような役割も担っているらしい。 関係ない研究員が見られないように資料の棚には鍵がかかっていて中身は見られない。
KP : 目星が振れます
大神 李音 : CCB<=72 【目星】 (1D100<=72) > 17 > 成功
KP : 研究員が落としたらしい手帳が落ちている。
大神 李音 : …兄さんこれ(手帳拾って見せる)
大神 巴衛 : …………(手帳を見る)
KP : 手帳の持ち主はお人好しで人を疑わない性格が窺える人柄のようだ。
大神 李音 : …この人大丈夫かな、悪い人に騙されたりとかしない?
大神 巴衛 : ……人の心配する前に自分を顧みる事だな
大神 李音 : これ、落としたのなら持ち主を探してあげようか…(手帳しまい)
大神 李音 : 次は、…もう一つの研究室かな
KP : あなた達が部屋を出ようとすると、突如放送が流れる。
『部屋の空調の設備点検を行います。これより暖房と冷房が交互に切り替わります。部屋のドアが ロックされます、お気を付けください。』
その言葉と共にドアが閉まり開かなくなる。
KP : 同時に暖房がつき、部屋がだんだん暖かくなってくるだろう。
李音はほんの少し暖かくなったような気がするが、巴衛は灼熱の太陽の下に立たされたような暑さを感じる。この暑さに耐えきれるわけもない。
大神 巴衛 : …っ!んだってんだよ…!
大神 李音 : に、兄さん…どうしよう兄さんが焼き肉になっちゃう…!!
大神 巴衛 : 何でこんな状況に…焼肉の方がマシだ、くそ…!
KP : ▼巴衛は CON*3 もしくは POW*3 を行ってください。
大神 巴衛 : CCB<=15*3 (1D100<=45) > 54 > 失敗
KP : 失敗すると巴衛は 李音を抱きしめてしまう。
大神 巴衛 : …………っ(李音を抱き寄せる)
大神 李音 : …わっ!…兄さん苦しいってば…!
大神 巴衛 : ……暴れたら殺す
大神 李音 : ……強盗なの?
大神 巴衛 : …………うるせぇ黙れ………
大神 李音 : …うん…はやく終わるといいねコレ…
KP : そこで『切り替わります』とアナウンスが流れ、今度は冷房に切り替わる。巴衛の症状は落ち着くが、今度は李音が寒くて堪らなくなる。
大神 李音 : …ひゃ、さむいさむい!死んじゃう…!
大神 巴衛 : ………よし、動けるな。次行くぞ
大神 李音 : ちょっと!酷い……!
KP : 李音は CON*3 もしくは POW*3 を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*3 (1D100<=36) > 92 > 失敗
KP : 全身まで冷え切っていることから、巴衛に抱きしめてもらいたくなる。 出目がひどいのでハグに加えて頬もくっつけたくなるだろう。
大神 李音 : 兄さん…さむい…抱きしめてお願い…(裾を掴み)
大神 巴衛 : ………おい、何泣いてんだ…
大神 巴衛 : ……………
大神 李音 : …ぐす、さむい……おねがい兄さん
大神 巴衛 : …………ちっ…
大神 巴衛 : ………(首根っこ掴んで抱きしめる)
大神 巴衛 : ……はあ…もういいだろ
大神 李音 : …やだ、もう少し、(巴衛に頬をくっつける)
大神 巴衛 : …………(驚いて固まる)
大神 李音 : …あったかい、…(頬をすりすりする)
大神 李音 : ……っ距離がちけぇんだよ!(ひっぺがす)
大神 李音 : やだ…!さむい死んじゃう!兄さん僕が死んでもいいの!?
大神 巴衛 : あぁ?……死ぬ訳ねぇだろこんな事で……
大神 李音 : うぅ~…やだ、さむいよ……ぐす…
大神 巴衛 : ……泣くなって…くそ……
大神 巴衛 : …………お前の好きにしろ…
大神 李音 : …ん……(巴衛に引っ付く)
大神 巴衛 : ……(大人しくしている)
大神 李音 : ありがと兄さん…もう、これほんとにいつ終わるの……
大神 巴衛 : …知るか……
KP : お互いあれな雰囲気になった(かもしれない)ところで、再度アナウンスが流れる。
『点検が終了しました。ご協力ありがとうございました』 アナウンス終了と共にドアが開く。空調も通常時に戻るだろう。 探索者たちは我に返ったことにより SANC1/1d2
大神 李音 : 1d100<=49 【SAN値チェック】 (1D100<=49) > 42 > 成功
大神 巴衛 : 1d100<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 46 > 成功
system : [ 大神 李音 ] SAN : 49 → 48
system : [ 大神 巴衛 ] SAN : 75 → 74
大神 李音 : ……ようやく、終わった……ごめん兄さんもういいよ(離れる)
大神 巴衛 : ………行くぞ、次
大神 李音 : (研究室2に向かう)
KP : 移動するなら李音はCON×5、巴衛はCON×4を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 12 > スペシャル
大神 巴衛 : CCB<=12*4 (1D100<=48) > 42 > 成功
KP : あなた達は、問題なく次の部屋まで向かう事ができる。
研究室2
KP : 暑寒病の特効薬を開発している研究室のようだ。 薬らしきものは見当たらないが、この前配られていた健康補助食品が複数個置いてある。傍のメモに『試作品、研究員食べるべからず』と書かれている。 皆律儀に食べる人はいないようで綺麗に数個残ったままになっているらしい。
KP : 目星が振れます
大神 李音 : CCB<=72 【目星】 (1D100<=72) > 18 > 成功
KP : 健康補助食品ひとつにマジックで小さな文字が書かれている。 『緩和薬投与済み』とある。
大神 李音 : …『緩和薬投与済み』って書いてるけど……どう見ても怪しいよねコレ……
大神 巴衛 : ……食うなよ
大神 李音 : 食べないよ…!…流石にこれは怪しいもん(机に戻し)
KP : 調べ終わると、さらに奥に扉が一つあることに気づく。
大神 李音 : …あ、見て兄さん扉があるよ。何かあるかも(扉に近づき)
大神 巴衛 : ……(一緒に扉に近づく)
KP : 重厚な鉄の扉を開くと、そこは冷蔵室になっているようだ。薬品類が保管してあるらしい。とても冷えているため、李音は入ることが出来ない
KP : しかし巴衛はむしろ入りたいと感じる。この寒さは、いや涼しさは、暑くてたまらないこの身には 心の底から惹かれる。
KP : 熱で頭がぼうっとするため、気づけばふらふらと足が動いてしまうだろう。
大神 李音 : …っ、…って兄さん…!(巴衛の裾掴み)
大神 巴衛 : …………わかってる
大神 李音 : しっかりしてよもう、…冷蔵庫に入る兄さんなんて見たくないよ…
大神 巴衛 : ……………わ、かってる…
KP : 口では言うものの、だんだんと体の暑さを感じつつある。意思に反して足は冷蔵庫の方に向かってしまうのだ。
KP : 巴衛の足は止まらない。このままでは李音にとっては生命線がなくなってしまう。ここに入ることは出来ないため、入られたが最後寒くて凍え死んでしまうかもしれない、大惨事だ。
KP : 何でもいいので技能を振って巴衛を引き留めよう!
大神 李音 : CCB<=14*5 【APP × 5】 (1D100<=70) > 64 > 成功
大神 李音 : 待ってってば…えと、ホラ兄さんそんないつ停電で電源が落ちるかわからない機械より僕の方が良いよ、ね…?
大神 巴衛 : ……………(李音をじっと見る)
大神 巴衛 : …………(冷蔵庫も見る)
大神 李音 : ほら僕ならいつでも抱きしめられるし、持ち運べるよ?…サイズもちょうどいいよ多分…
大神 巴衛 : CCB<=15*5 【POW × 5】 (1D100<=75) > 74 > 成功
KP : 暑がる巴衛から見たあなたは、大層冷たく、魅力的に見えるだろう
大神 巴衛 : ………………(李音の方に向かう)
大神 李音 : …よし
大神 巴衛 : ………(途中で立ち止まって冷蔵庫の方を見る)
大神 李音 : あー!ほら!!僕ならもっと冷たくなれる自信あるよ!ほらこっち!
大神 巴衛 : ………冷蔵庫…に勝てんのかてめぇ
大神 李音 : 冷蔵庫なんて温度上げちゃえばそれだけだもん、僕なら変わらないよ!………多分?
大神 巴衛 : ………っ(頭ぶんぶん振る)
大神 巴衛 : …………何やってんだ俺は…
大神 李音 : ……元に戻った?なら行くよ、兄さんなんてしらない
大神 巴衛 : …?…何に怒ってんだお前は
大神 李音 : 〈冷蔵庫と戦うなんてばかみたい、兄さんのせいだ…〉(仮眠室に向かう)
大神 巴衛 : ……ちっ…
KP : 移動するなら李音はCON×5、巴衛はCON×4を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 82 > 失敗
大神 巴衛 : CCB<=12*4 (1D100<=48) > 77 > 失敗
KP : 1d10を振ってください
大神 李音 : 1d10 (1D10) > 9
大神 巴衛 : 1d10 (1D10) > 4
KP : 9:熱/寒さで疲れが出てきた。膝を貸してもらったり、肩にもたれたりして体を休めたくなる。
KP : 4:体の熱/寒さのせいで頭が上手く回らない。頭が沸騰して/凍ってしまったようだ。頭を撫でても らいたくなる。
大神 李音 : …うぅ、さむい…兄さんちょっと貸して(巴衛にもたれかかる)
大神 巴衛 : ………はあ……
大神 巴衛 : ……………
大神 李音 : むり、疲れた…ちょっと休憩したい…(座り込む)
大神 巴衛 : ………休むか…
大神 李音 : …ん、…兄さんちょっとくっついてほしいけど、いい?
大神 巴衛 : …………(近づいて屈む)
大神 李音 : …ありがとう(巴衛の首に抱きつく)
大神 巴衛 : …………好きにしていい…から、好きにするぞ(李音の手を自分の頭に乗せる)
大神 巴衛 : …………(李音を見る)
大神 李音 : ……えっと、…
大神 李音 : うん……(巴衛の頭を撫でる)
大神 巴衛 : ………(大人しくしている)
大神 李音 : …そういえば兄さんの頭、初めて撫でたかも…
大神 李音 : …思ったより髪の毛柔らかいんだね、(撫で続け)
大神 巴衛 : ……………(目を細める)
大神 李音 : ……ふふ、兄さん可愛い
大神 巴衛 : ……うるせぇ…コロス……
大神 李音 : あはは、流石にこの状況だと迫力ないよ。…ありがとう、もう大丈夫(立ち上がる)
大神 巴衛 : ……ちっ……〈後で殴って忘れさせる…〉
大神 李音 : …変な事考えないでよ、僕気にしてないし
大神 巴衛 : …………もういい、忘れろ
大神 李音 : うん…〈また機会があったら撫でたいなぁ〉
仮眠室
KP : あなた達は仮眠室に入る。簡素なベッドや体温計、絆創膏といった応急手当に使えるものが少しおいてあるだけの部屋。
大神 李音 : …体温計がある。…そういえば僕たち体感温度がおかしいのか僕たち自身の温度がおかしいのか結局わからないよね。計ってみようかな
大神 李音 : (体温計で自分の体温計ってみる)
KP : 体温はは 34度と表示される。
大神 李音 : …普通に異常な体温だね…兄さんは?
大神 巴衛 : ………(計る)
KP : 巴衛の体温は 41 度と表示される。二人とも動けているのが不思議なくらいだ
大神 巴衛 : ………低体温だなお前
大神 李音 : …そういう兄さんは高熱って言っても差し支えないよね、どうして動けてるんだろう
KP : 目星が振れます
大神 李音 : CCB<=72 【目星】 (1D100<=72) > 6 > スペシャル
KP : ベッドの下から鍵とメモが見つかる。
KP : ベッド下から顔を上げると、ベッドサイドの伝言ボードにメモと同じ筆跡で文字が書かれている。
大神 李音 : ……う~ん
大神 巴衛 : ………なんなんだ…
大神 李音 : ……とりあえず鍵がどこかにあるってことはわかったから、あと資料室に行けばもっとわかるかも
大神 李音 : …ていうか鍵ここにあるじゃん……
大神 李音 : …まあとにかく、行こっか兄さん(鍵を拾う)
大神 巴衛 : …………あ?
KP : ベッドを調べ終わると巴衛が暑さのせいで体調を崩したのか、ふらふらになり歩けなくなってし まう。
KP : ベッドで横になって休んだ方がいいと判断できる。体温計で体温を測るなら先程よりも悪化している。
大神 李音 : 兄さん…また調子悪くなってきた?…ベッドあるし休みなよ(兄をベッドに押し込む)
大神 巴衛 : ……おい、やめろ…(ベッドに倒れる)
大神 李音 : いいから、ほら休んで……あんまり無茶しないでったら
大神 巴衛 : ……………
大神 巴衛 : ………はあ…
大神 李音 : ……ちょっとごめんね(巴衛の隣に寝ころび)
大神 李音 : ごめん、マシにするためだから我慢して(抱きつく)
大神 巴衛 : …………
KP : 李音、巴衛はCON×3、もしくはPOW×3を行ってください
大神 李音 : CCB<=12*3 (1D100<=36) > 21 > 成功
大神 巴衛 : CCB<=15*3 (1D100<=45) > 93 > 失敗
KP : 巴衛は意識がぼんやりとしており、目の前にいる弟を抱き寄せるだろう
大神 巴衛 : ………
大神 李音 : …大丈夫、気が済むまで使っていいから、無理しないでね
大神 巴衛 : ……………悪い、…な……
大神 巴衛 : ………(すや)
大神 李音 : …〈寝ちゃった…〉
大神 李音 : ……兄さんと同じベッドで寝るのも何年ぶりだろうな
大神 李音 : 小さい頃はよくこうやってたのにな…(巴衛にさらに引っ付く)
大神 巴衛 : ………(無意識に李音の背中をさする)
大神 李音 : …ッ、…!
大神 李音 : ……ふふ……兄さん、大好き(兄にすり寄る)
大神 巴衛 : ………ふ、……(少し笑う)
大神 巴衛 : ………。(すや)
大神 李音 : …びっくりした、起きちゃったかと思った……
大神 李音 : …なんか、僕も眠くなってきちゃったな………
大神 李音 : …ちょっとだけ……(すや)
KP : 短時間ではあるが、あなた達は休息をとる。久しぶりに一緒に寝た事もあり、穏やかな時間を過ごせただろう。
KP : …だが、そうこうしてられないのである。
大神 巴衛 : ………っ!!(飛び起きる)
大神 李音 : ……うわ、え…なに(目をこすりながら起きる)
大神 巴衛 : ……寝てたのか…くそ、…無防備にも程がある…!
大神 李音 : …いいんじゃない、こうやって無事だったんだし。たまには
大神 巴衛 : ……お前な……
大神 李音 : …僕も流石に人の気配で起きる事できるよ、誰も来なかったから、落ち着いて
大神 巴衛 : ………はあ……もういい、行くぞ
大神 李音 : うん、行こうか(ベッドから立ち上がる)
KP : 移動するなら李音はCON×4、巴衛はCON×3を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*4 (1D100<=48) > 76 > 失敗
大神 巴衛 : CCB<=12*3 (1D100<=36) > 75 > 失敗
大神 李音 : (1D10) > 8
大神 巴衛 : 1d10 (1D10) > 7
大神 李音 : 1d10 (1D10) > 10
KP : 7:他の温かいもの/冷たいものに触れた相手を見て焦り、もしくは嫉妬を覚える。必要とされなく なるかもしれないという不安が自分を襲う。そんなものより自分の方が温かい/冷たいと主張した くなる。
KP : 10:暑い/寒いため、相手に触ってもらいたくなる/もしくは甘えたくなる。
大神 李音 : ……さむ、……あ、そういえば…あれでいいかな(ベッドの布団を見る)
大神 巴衛 : …………(李音を見ている)
大神 李音 : (ベッドにふらふら近づいて布団を抱きしめる)
大神 李音 : …うん、まだ兄さんの温度が残ってるからかな…あったかい……(布団に顔を埋め)
大神 巴衛 : ………(布団を引っ張る)
大神 李音 : なに、兄さん。…やめてよ(布団握りしめ)
大神 巴衛 : ………離せ
大神 李音 : …やだよ、寒いもん
大神 巴衛 : …………先に進むんだろ。そんなもんに引っ付いてる時間はない
大神 李音 : もう少しだけ、さむい(ベッドに寝ころんで布団に包まる)
大神 巴衛 : ……っ…
大神 巴衛 : ………こっち見ろ(李音の顔を両手で挟む)
大神 李音 : ……なに
大神 巴衛 : ………どっちがいいか、選択できるな?
大神 李音 : ………(手にすり寄る)
大神 李音 : …………じゃあ、こっち
大神 巴衛 : ………(顔を近づけて目を見る)
大神 李音 : …ん、選んで欲しいなら、もっと触って兄さん
大神 巴衛 : …………(李音の前髪を避け)
大神 巴衛 : (頭突きする)
大神 李音 : …っ…いった!!?
大神 巴衛 : よし、目が覚めたな
大神 李音 : ………いった、…え、なに痛いんだけど?
大神 巴衛 : ………操られるのは趣味じゃねぇ
大神 李音 : はぁ~…もうなに…兄さんたまに思うんだけど理不尽が過ぎるよ……?
大神 巴衛 : ……………
大神 李音 : …もう、行くよ……これ後で絶対たんこぶになる奴じゃん…(立ち上がる)
倉庫
KP : あなた達は倉庫に入る。段ボールが至る所に置いてあり、かなり散らかっている。 そばのボードには『整頓苦手!頑張って片付けたけど最初よりもっと散らかっちゃった......ごめんなさい......。伊豆野先輩から貸してもらったノートもなくしちゃった......』と書いてある。 字がとてもへろへろで哀愁漂わせている。
KP : 散らかりすぎているため、目星が振れるが-30 のマイナス補正がつく。
大神 李音 : CCB<=42 (1D100<=42) > 57 > 失敗
大神 巴衛 : CCB<=50 (1D100<=50) > 91 > 失敗
KP : 散らかりすぎて何もみつからない。…のであれば、片付ければいいのでは、と思いつく
大神 李音 : …散らかっててなんにもわかんない……片付けないといけないかなコレ……
大神 巴衛 : ………よくここまで散らかせたな…(片付ける)
大神 李音 : えぇ~片付けるの……めんどくさい…
大神 巴衛 : ………我儘言うな…二人でやった方が早い
大神 李音 : …む~…僕が散らかしたわけじゃないのに…(渋々手伝う)
KP : DEX×5を振ってください
大神 李音 : CCB<=16*5 【DEX × 5】 (1D100<=80) > 30 > 成功
KP : 渋々と片付けたものの、綺麗に整理整頓できたようだ。片付けをしていると、ノートが1冊落ちているのを発見する。
大神 李音 : …ノートがある、兄さん一緒に見て見よ(ノート開く)
大神 巴衛 : ……あ?(ノートを見る)
KP : ノートを読み終わると、手書きのメモが落ちる。ノートの筆跡とは別、ボードの文字と同じ筆跡だ。
KP : 『伊豆野先輩のノートとてもわかりやすかったです!まさか誰も解明してない病をこんなに早く理解できるなんて......まるで病のことなんでも知ってるみたい!』
大神 李音 : この人ほんとに大丈夫かな?…というか精神的なものって、兄さんなんか悩みでもあったの?
大神 巴衛 : ……ねぇよ
大神 李音 : そっか……でもあったらちゃんと言ってね、無理しないでよ
大神 巴衛 : ………お前に言うと思うか?俺が
大神 李音 : 言わないでしょ、知ってる
大神 巴衛 : ………。
大神 李音 : …ともかく、一通り見たし資料室行こうか。…兄さん片付けはもう終わりね
大神 巴衛 : ………わかってる
KP : 部屋を出る時、段ボールが崩れてきて中にあった薬品らしきものが探索者たちに降り掛かってし まう。
KP : 匂いは特にないが、気づくと李音と巴衛は自分の声が出なくなっていることに気づく。 SANC1/1d4
大神 李音 : 1d100<=48 【SAN値チェック】 (1D100<=48) > 73 > 失敗
大神 巴衛 : 1d100<=74 【SAN値チェック】 (1D100<=74) > 52 > 成功
大神 李音 : 1d4 (1D4) > 1
[ 大神 李音 ] SAN : 48 → 47
[ 大神 巴衛 ] SAN : 74 → 73
KP : 声が出ないことにより、普段聞こえるものが聞こえないこと、もしくは普段伝えられる言葉が伝えられないことに多少の不安を感じるかもしれない。
KP : そうでなくても大小関わらず精神が揺さぶらたのか、探索者は寒気が増したことに気づく。巴衛の顔も先程よりも増した赤い顔で、不安そうにこちらを睨みつける。 話せないのなら、どうしたらいい?
大神 李音 : ………、…(巴衛の裾掴む)
大神 巴衛 : ……(壁にもたれて屈む)
大神 巴衛 : 李音は CON*5 もしくは POW*5 を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 16 > 成功
大神 巴衛 : CCB<=12*5 【CON × 5】 (1D100<=60) > 26 > 成功
KP : 成功で手を握る程度で症状が落ち着くだろう。
大神 李音 : ……(手を握ってほっと息をつく)
大神 巴衛 : ………
大神 巴衛 : ………(頭を抱える)
KP : しばらくすると薬の効果が抜けたのか声が出るようになる。 熱や寒さもおさまるだろう。
大神 李音 : …あ、よ…かった、声が出る…兄さんは?
大神 巴衛 : ………ああ
大神 巴衛 : ……散々だ、くそ
大神 李音 : ……とりあえず声も出るようになったし、早く出ようよこんなとこ
KP : 移動するなら、李音はCON×3、巴衛はCON×2を振ってください
大神 李音 : CCB<=12*3 (1D100<=36) > 7 > スペシャル
大神 巴衛 : CCB<=12*2 (1D100<=24) > 90 > 失敗
大神 巴衛 : 1d10 (1D10) > 1
KP : 1:症状に我慢ができず、相手の額と自分の額を合わせてしまう。ここが一番体温が感じられる場 所だ。
大神 李音 : …ほら、行くよ兄さん
大神 巴衛 : ………
大神 巴衛 : ………暑い。
大神 李音 : またなの兄さん…
大神 巴衛 : …………俺のせいじゃねぇ…
大神 巴衛 : ……来い(手を引く)
大神 李音 : …わ、もう…なに…?
大神 巴衛 : ………頭、の、怪我…見せろ
大神 李音 : うん?別にいいけど、(大人しくする)
大神 巴衛 : …………(じっと見る)
大神 李音 : ……(見つめ返す)
大神 巴衛 : …………目閉じろ
大神 李音 : ……はぁ、変なことしないでよ(目を閉じる)
大神 巴衛 : ………黙ってろ(額をくっつける)
大神 李音 : …、…また頭突きするのかと思った
大神 巴衛 : ……しねぇよ………つめてぇ…
大神 李音 : なんか額が冷たいってのも変な感じ、普通は逆なのにね
大神 巴衛 : …………お前の低体温も酷くなってるのかもしれねぇな…
大神 李音 : …これ以上下がったら流石に機能しなくなっちゃいそうだけど
大神 巴衛 : ……あ?ああ…
大神 李音 : 額だけでいいの?別にほかのとこ使ってもいいけど
大神 巴衛 : …………(背中に手を入れる)
大神 李音 : …ぅわ、……えっと、それでいいならいいけど…
大神 巴衛 : ……助かった
大神 李音 : もう大丈夫そう?よかった、落ち着いたら行こうか
資料室
KP : 鍵を使えば、資料室に入る事ができる。さまざまな病や薬品に関する資料が置かれている。
KP : 図書館、もしくは目星が振れます
大神 李音 : CCB<=72 【目星】 (1D100<=72) > 54 > 成功
KP : 一冊の本を見つける。手書きで書かれた本のようで、倉庫で見つけた本と同じ筆跡のように見え る。
大神 李音 : …病気を作って特効薬を売る、なんてよく考えたな…つまりこれに巻き込まれたってこと…なのかな
大神 巴衛 : ……みてぇだな
大神 李音 : 一般人ならともかく僕らみたいな人間にまでっていうのは、見境がなさすぎだとも思うけど
大神 巴衛 : ……くそ、くだらねぇ…
? : それは聞き捨てならないねぇ
大神 李音 : …!(声の方向振り返る)
KP : 後ろから声がする。振り向けば、怪しい男が立っているだろう。
伊豆野 陣 : と、言う訳で、治験の協力ありがとう。遺書屋さん
大神 李音 : …「遺書屋」を知ってるんですか…
伊豆野 陣 : そりゃあもちろん、君たちは人気者だからね
大神 李音 : 人気…というか悪目立ちな気もしますが……とりあえずこの、病というのはいい加減直してくださるんですよね?
大神 巴衛 : …………
伊豆野 陣 : もちろんだよ。その話も含めて、もう一度部屋に案内するよ
大神 李音 : って言ってるけど、行く?兄さん
大神 巴衛 : ……今殺すのは得策じゃねぇ。一旦話を聞く
大神 李音 : 〈殺すのは確定なんだ…〉
KP : 伊豆野は最初に通された部屋へ再びあなた達を案内するだろう。
KP : 応接室に向かうと机の上に薬袋が 2 人分置かれている。
伊豆野は巴衛と李音、それぞれにひと袋ずつ渡す。
伊豆野 陣 : 出張で遅くなって悪かったね。これが処方箋だよ。食後に1日2回、ちゃんと内服しなさいね
大神 李音 : …思ったより普通の薬だ
大神 巴衛 : ………信用していいんだろうな
伊豆野 陣 : 信用する以外、治す術はないよ?
大神 巴衛 : …………
大神 李音 : …というわけだし、試してみようよ兄さん。もうあんなのこりごりでしょう?
大神 巴衛 : ……はあ…
伊豆野 陣 : 今回は治験に協力してくれてありがとう。治験内容は、『開発した暑寒病の罹患者データをとること』だった。騙すような真似をしてごめんね。
大神 李音 : 成程…え?ということはここに来てからの事が全てデータの収集…?
伊豆野 陣 : そうだよ。今までのことは監視カメラを通して見させてもらった。あ、プライベートに関わりそうなところは一時的に切っていたから安心してね
大神 李音 : …え、見てたんですか…?…アレ……
伊豆野 陣 : うん。君たちは仲良しなんだねえ
大神 李音 : …………帰る(兄の手を引っぱる)
大神 巴衛 : 待て、まずこいつを殺す
大神 李音 : ダメだってば、依頼じゃないし…もうほんとに帰るよ兄さん
伊豆野 陣 : あれ、もう帰ってしまうのかい?有名な遺書屋さんと、もう少し話したかったのに
大神 李音 : 僕はもう話したくないので…!…もうやだ恥ずかしい……帰る…!
伊豆野 陣 : わかったよ。…あ、ちょっと待ちなさい
伊豆野 陣 : 一応、診察しておこうかな?
大神 李音 : …まだあるんですか、……早く終わらせてください(座る)
伊豆野 陣 : (聴診器を使って診察し)…うん、大丈夫そうだ。これなら薬を飲めばよくなるだろう。
大神 李音 : もういいですか?もういいですよね?帰っていいです?
伊豆野 陣 : ああ、大丈夫だよ。その前に、君も診察してもいいかな?
大神 巴衛 : ……いらねぇ
大神 李音 : ……早くして兄さん、怒るよ
伊豆野 陣 : ふふ、拒否するなら、それでもいいよ。大丈夫大丈夫、何かあればここにおいでよ
大神 李音 : …わかりました、ほら兄さんこう言ってくれてるし今日はもういいらしいから行くよ
大神 巴衛 : ……わかってる(立ち上がる)
伊豆野 陣 : …親しい相手と同じ病にかかったとき、思った以上に精神的にその相手を求めるのが人間なんだね
伊豆野 陣 : 病におかされたとき寂しくなる、人肌が恋しくなるというが、それは病故ではなく自制心が弱まり、 精神的な繋がりを求める力が強くなるからなのかもしれない
伊豆野 陣 : 一番の処方箋は......ふふ、何でもないよ。またね。
大神 李音 : ……人間とはそういうものだと思いますよ、辛い時は誰かに傍にいて欲しいものだから。(立ち去る)
帰り道
KP : あなたたちは帰路に着く。雨は止み、すっかり暗くなった夜闇が辺りを包み込んでいる。 思うところはあるだろうが、薬も貰えたしもう安心だ。
大神 李音 : …はぁ、疲れた…兄さん大丈夫?
大神 巴衛 : ………疲れた。
大神 李音 : 兄さんだいぶアレだったし…その、僕より疲れてそうだけど
大神 巴衛 : ……忘れねぇと殺す。話題に出したら殺す。…いいな
大神 李音 : 直ぐ殺そうする…別に僕も話したくないよ…恥ずかしい物は恥ずかしいし
大神 李音 : ……あの病気、精神的なものに起因するって言ってたよね…それに相手を求めるとかって。…まあそれに関して僕も深くは考えてないんだけどさ、兄さん
大神 巴衛 : ………あ?それがなんだ
大神 李音 : …別に不安になったら誰かに縋ってもいいんだよ?強がらないで
大神 巴衛 : ………強がってるつもりはねぇ
大神 李音 : 十分強がってるよ、…でも、僕が頼りないのもあるよね。…ごめんね
大神 巴衛 : ………負担には感じてねぇよ。別に
大神 李音 : 負担じゃなくても頼ってくれないじゃない、兄さんは全部一人でやろうとする
大神 巴衛 : ……俺は俺の生きやすいように生きてるだけだ。
大神 巴衛 : ……そこから変えるつもりもねぇ
大神 李音 : ……そう
大神 李音 : …なら、止めない……でも約束して
大神 李音 : その生き方で死んだり潰れたりしないって
大神 巴衛 : ……わかってる
KP : 話していると、無事自宅に帰り着くだろう。
あなた達は安心したと同時に、色々あった今日を思い返し、さらに疲労感を感じるかもしれない。
大神 李音 : ……ただいま。…なんか随分長い一日だった気がするけど
大神 巴衛 : …………
大神 巴衛 : …………
大神 巴衛 : ……李音(李音の服を引っ張る)
大神 李音 : ……っ、……うん
大神 巴衛 : ………少し、頼らせろ(手を引っ張って抱きしめる)
大神 李音 : ………うん、兄さん(兄の背に手を回す)
KP : 身を寄せ合いながらもあなた達は穏やかな時間を過ごすだろう。離すのはまだ惜しいなと体が感じていた。
KP : ▽探索者、KPC生還。
1d6 ヶ月、後遺症「暑寒病」を発症する。
KP : ▽後遺症【暑寒病】
巴衛の場合異様な暑さを、李音の場合異様な寒さを 1d6 ヶ月間感じ続けることになる。 それはあまりにも辛いものであり、今回シナリオを通過したもう片方の探索者に毎日 30 分以上は触れていなければ、やがて暑さ/寒さに動けなくなる。その場合 SAN-1。これは片方の探索者の後遺症が治ったあとも続き、相手の体温に関わらず誰よりも何よりも「温かい」もしくは「冷たい」ものだと感じる。この病は精神的なものであり、一番の処方箋は相手であるためだ。
大神 李音 : 1d6 (1D6) > 3
大神 巴衛 : 1d6 (1D6) > 3
KP : ▼生還報酬
生還 1d6 暑と寒 2d2
大神 李音 : 1d6+2d2 (1D6+2D2) > 2[2]+4[2,2] > 6
大神 巴衛 : 1d6+2d2 (1D6+2D2) > 4[4]+2[1,1] > 6
system : [ 大神 李音 ] SAN : 47 → 53
system : [ 大神 巴衛 ] SAN : 73 → 79
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