見出し画像

チュートリアルを辞めましょう。クリエイターとして、他と差をつけるための考え方の話


この記事は、最近動画編集を始めたばかりの妹(大学1年生 , 映像編集初心者 , PC初心者)に向けて書いています。配慮の足りない発言があった場合ご容赦ください。

いしかわゆうじ個人の発言って事ね☝️





先に言っておきます。チュートリアルは、やるべきです。

は?😮


「意味不明です」と言われたら、その通りです。すみません。
『チュートリアルを辞めましょう』というタイトルでありながら、いきなり矛盾発言をしました。


ただ今回大きな声で伝えたいのは、

※ この記事内でチュートリアル動画を考えなしにこなす行為を「チュートリアル漁り」と呼びます



なぜ「チュートリアル漁り」に無駄が多いか?


理由は大きく2つあります。

  1. どう使うか?が身につかない

  2. 制作実績として使えない

僕自身、大学生時代「デイリーモーション」として毎日1チュートリアルをこなし続けていました。


ただ、今の案件制作に活きている動画の方が少ないのがリアルです。

と考えながら手を動かさない限りは、チュートリアルをなぞっただけで終わりです。

『考えなしにチュートリアルをこなす行為は、
 本番で使えるか分からない公式を覚えるのと同じくらい無駄です。』

僕の言葉です。



当たり前ですが、チュートリアルは人の作った動画です。自分の実績として出すのはパクリと同じ。採用の人が見たら「仕事どころか、自分の作品を作れるレベルでもないのか、、」と思われておしまいです。😞

学生であれば、チュートリアルの中で少しアレンジを加えて、綺麗にまとめていれば、お話くらいは出来るかもしれませんが、オリジナルの作品を持っている人と比較されたら、残念お話にならないでしょう。😞😞😞



ただ、チュートリアル自体が悪いわけではありません。自分も映像制作歴は5年を超えましたが、いまだにチュートリアル動画を見る事はよくあります。


チュートリアルをやる事のメリット


  1. 操作性を覚えられる

  2. 情報を広く集めることができる 

  3. 良い動画に共通する要素を見つけられる


自分は学生の時に、毎日チュートリアルを1日1本やり続けて、大体1,2ヶ月でショートカットなど主要な動きを覚えました(時間かかりすぎ💩)
やり続ける最もわかりやすいメリットはこれ

チュートリアル動画を探していたら複数のチャンネルを渡り歩くことになると思います。AfterEffectsの出来ることの多さを身をもって知ることができると思います。

「プラグインがなんだ〜」とか、「スクリプトがなんだ〜」とか知っていく内に自分の作りたいものを見つけられる可能性があるというのが、チュートリアルをやる事の最大のメリット言えるかもしれません🫶

良い動画には必ずいくつかの要素で構成されています。チュートリアルだけでは見つけにくいかもしれませんが、その細かい要素の分解されたものがチュートリアルにも含まれているから、気付かない内に身についてくると思います。





チュートリアルに臨むべき姿勢


ようやくですが、正しくチュートリアルを活用するための方法は以下です。

  1. 目標を決める

  2. どんな動画で使えそうか考えながら取り組む

  3. ジャンルを絞る


「3ヶ月間毎日やる」「100本続ける」
みたいな目標でも良いですし、もっと良いのは
「10本やったら全部の要素を使ったオリジナルを作る × 5個分やる 」など、
オリジナルのためにチュートリアルを使うという考え方が身につくと最高🤟


これは正直難しいです。が、やるとやらないのでは天地の差がつきます。これが出来れば定着度が大きく変わります。
実際に制作する時に、引き出しの量で他のクリエイターと差をつけられます

プロ動画のインプットが多いほど、アイデアが生まれるのでたくさんインプットしましょう!👀


広く情報を集められると前に言いましたが、ある程度絞る必要はあります。
AfterEffectsに出来る事の全てをやってる人なんてほとんどいません。

モーショングラフィックス、VFX、キャラアニメーション……



チュートリアルに関して説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
多すぎる情報と、定まってない目標からどうしても「チュートリアル漁り」に時間を使ってしまう方をたくさん見てきたので、そう言った人が少しでも無駄なく映像制作を始められたらと思い、書きました!✍️


おすすめのチュートリアルチャンネル&動画


映像初心者におすすめのチャンネル

映像初心者におすすめの動画


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?