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初コミティアの反省をまとめてみた(当日編)

はじめに

知名度無しでコミティアに初参加したときの事を書いています。
前回は準備編でしたが、今回は当日編です。次回、大反省会に続きます。

1日の様子を細かくかいているつもりですが下らないことも書いているので、
ザックリ知りたいって方は、最後の「1日のお客さんの流れと売れた物のまとめ」を見ていただければ良いかなと思います。

当日の様子

緊張の朝

さて当日です。

たっぷり寝たほうが良いだろうと、ギリギリまで寝ました。
そして、準備した物全部をキャリーケースに詰めて出陣です。

10時半につくと、自分の列の巡回受付は終わってしまっていて、間に合いませんでした…。(巡回受付の時間が10時40分までだから大丈夫と思った)

設営も終わり、11時になると拍手と共に開場。
目当てのブースに駆け抜けるお客さんもいて、迫力がありました。
「結婚式で花嫁を攫いに行く男の人のようだ…」とぼんやり思いました。

私(のブース)にはもちろん誰も駆けつけません。
不安だ…。

「心のベールを誰か上げて!!」


声をあげる者


自信喪失待った無し、そんな時。

「こんにちは〜」「こんにちは〜」と可愛らしい声が聞こえてきます。

ついに幻聴か…と声の方を向くと隣のブースのお姉さんたち。

なるほど!挨拶!お客さんに!

人がいたら挨拶をする、当たり前のことです。
それがこちらを一切見ない猪突猛進なお客さんでも、挨拶をする。
いいじゃないか。よし。

お姉さん「こんにちは〜」私「こんにちは〜」

私「こんにちは〜」「…」

私「こんにちは〜」お姉さん1「こんにちは〜」お姉さん2「こんにちは〜」

いつの間にかお姉さん達との間の「こんにちは」ヒエラルキーのトップになり、
私の「こんにちは〜」に合わせてお姉さんも「こんにちは〜」と続くようになっていました。
アパレル店員のようです。
他のブースから「こんにちは〜」が聞こえることはありません。
さらには、隣のお姉さん達も初参加の様でした。

これは、コミティアの振る舞いとして合っているのか?!

言いようのない不安に襲われますが、もう私たちが始めた物語は始まってしまったのです。

訪れし者

「こんにちは〜」「こんにちは〜」
「こんにちは〜無料配布ありま〜す」「こんにちは〜」

無敵のこんにちは野郎になった私は「無料配布あります」と宣伝までするようになりました。

すると、無料配布を手にとってくれる方や立ち止まってくれる方がちらほら出てきました。こんにちはの効果はあったのです!

そして11時45分。
初めてのお客さんが来ました。

外国籍っぽい男性で、庭の絵のポストカードを「綺麗…。」と言って購入して下さいました。
嬉しい。嬉し〜〜い!!
私が作った物って人様に買ってもらえるんだ!!!
頑張って良かった〜!!

優しさに包まれたなら

その後ありがたいことに、13時半頃までは15分に1人のペースでお客さんが品物を購入してくれました。優しい方ばかりでした。
最高のお客様たち!

知名度がないので、たまたま前を通りがかる時に気に入ってもらう形です。
じっくり見て選んでくださる方、無配を手にとって興味を持ってくれる方、なぜか急に「これ下さい」と言って買ってくれる方(気になって戻ってきてくれた?)…いろんな出会いがありました。

また、イラストの塾の友人が訪れてくれました。ブースに足を運んでもらえた事がとても嬉しかったし、心細かったので安心しました。


Thank you so much. 〜来てくれてありがとう〜

・森サヤカさん(https://www.instagram.com/mori.no.atelier)ほっとする温かさがある作品が多く、線がめちゃ素敵。見てて気持ち良く、深呼吸したくなる。
・hamashioさん(https://www.instagram.com/hamashio1128) ご本人がとってもとってもおしゃれで、作品にも滲み出ており、全て可愛い。アンニュイな女の子が最高。
・望月昨日さん(https://www.instagram.com/mochizuki_sakuzitsu) 鳥と女の子がとにかく可愛い。空気と温度が伝わってくる。たまに描かれる初音ミクちゃんも好き。


なんだ、コミティアめっちゃ楽し〜じゃ〜〜〜ん!!

ピンチとチャンス


ホッとして私がパンを食べ始めると、客足が途絶えます。
やはりパンをもりもり食べているクリエイターは受け入れられないのでしょうか。
急いで食べ終えてもお客さんは来ません…。

私も疲れてきました。
前半が勝負どころだったか…と諦め始めます。


しかし、1時間と少し経つと(14時45分)、仕事のできそうな女性の方が来て下さいました。
にこにこしながらイラスト集を読んでくれていたので、嬉しくてお話をすると、「実は…」と名刺をくださり、出版業界の方だとわかりました。

「絵本っぽい絵柄がコミティアでは珍しいですね」「うちの会社でも絵本ぽいのもやっては見たくて…」とコミティアで浮きまくっていた私の絵柄が気になったようです。
私の通ってる塾や習い事に興味を持ち、「このマンガみたいにレポートしてもらえたら面白いかも」「またいつか声かけますね」というような事を言ってもらえました。

嬉しいですね。嬉しいです。

その後連絡はなく何事も起こらなそうな気が99%しますが、出版業界の方にちょっとでも肯定されたことが嬉しいです。

そして、どんな人が見れくれるか分からないから、恥ずかしく無いよう頑張らなきゃいないなと思いました。

お姉さんにさよならを

その後15時半までちょこちょことお客さんが来てくれ、「もう終わりの雰囲気だな」と感じた15時40分ほどで撤収を始めました。
この15時の時間はブース近くのサークルの方が来てくれました。なんだか照れてしまいましたが、とても嬉しかった。

そして最後に隣のブースのお姉さんたちに「声出してくれてたので私も頑張ろうと思いました」と感謝を伝えました。

今まで特に会話をしてきませんでしたが、「こんにちは」という固い絆が私たちにはありました。お互いに笑顔で別れを告げました。

達成感と向上心

ビックサイトを後にすると、無事にやり終えた達成感とお客さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。

でも次はもっとサークルを盛り上げたいなと思いました。
さらに沢山のお客さんに喜んでもらいたい!

1日のお客さんの流れと売れた物のまとめ

次回のnoteは大反省会です。

これが1番大事です。必見です。
1週間以内に更新します。よろしくお願いします!

イラスト⇨ https://instagram.com/14ri14?igshid=NzZlODBkYWE4Ng==
エッセイ漫画⇨ https://instagram.com/iyoho_?igshid-OGQ5ZDc2ODk2ZA==
twitter⇨https://twitter.com/14iy_suz

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