部長だより第4号|天文宇宙検定を受けよう!!!!

こんにちは、暑さで身体と頭がやられているγです。皆さんも体調には十分気をつけてください。
さて、今回は5月に「天文宇宙検定」という検定を受けてきたお話をしていきたいと思います。


1.天文宇宙検定とは

概要

天文宇宙検定というのは、天文宇宙教育振興協会さんが主催する検定で、毎年大体5月と11月に実施されています。
全部で4級から1級まであり、天体や星座、暦、ロケットなどの宇宙開発や地球外知的生命体などの天文、宇宙に関する知識を問う問題が出題されます。
今回、自分は2級を受検しました。

どんな問題が出るの?

例えば、2級だとこんな感じの問題が出題されます。

問:太陽(明るさ-26.7等級)は満月(明るいときで-12.7等級)のおよそ何倍の明るさか。
①40倍
②4000倍
③40万倍
④4000万倍

ちなみに答えは③40万倍です。これは、等級を計算するための公式(ポグソンの式ともいう)を使うと求めることができます。
このような公式を使って求める問題や、年号や人名などの暗記系の知識を問う問題が全て4択形式(マークシート式)で出題されます。
また、出題傾向や問題数は次のようになっています。

各級の違い。ちなみに1級は2級を持っていることが受検の条件です。

2.受検対策

受検対策にはいろいろな方法がありますが、自分は
・天文宇宙検定公式テキスト
・天文宇宙検定公式問題集
・過去問

などを使いました。

2級テキスト・問題集
毎年新しいものが販売されています。

テキストは全部で10章に分かれており、問題集とも対応しています。
自分は
テキストを1章読む→問題集を使って問題を解く→間違えたところをノートにまとめる→次の章を読む→(以下同様)
といった感じで勉強しました。そして、試験前1か月くらいから公式ホームページに上がっている過去問を解き、何パーセント解けているかを確認しました。
個人的に「これをもっとちゃんとやってればよかったな…」と思うのは、公式テキスト内の「プラスワン」と書かれているところや図表の確認です。テキスト本文で説明されているところが出題されているのはもちろんですが、こちらもかなり高確率で出てくるので注意深く読む必要があると思いました。
また、最初の方は合格ラインギリギリの割合を彷徨っていたので不安もありました。個人差はありますが、試験前の問題を解く量は大事だと思います。

3.受検当日と結果

当日

試験当日、会場には老若男女問わず多くの人が集まっていました。子連れの方が子供にそこそこ専門的な知識を教えている様子や星座柄の服を着ている人など、天文学が好きそうな人がたくさん集まっているのを見てちょっと感動しました。また、自分は中学の頃から受けると言いながら全然受けずにここまで持ち越してしまったので、ここで受からないとまずいというプレッシャーでつぶれそうになっていましたが、学校(部活)の友達も受けに来ていたので少し安心しました。

ここに、これはやっておいた方がいい!ということをまとめておきます。
・携帯電話は早めに切っておこう
・最低限のテキストやノートを持っていこう(試験会場に入ってからの時間で勉強するため)
・受験票は絶対に忘れない!(一応再発行はできる)
・ファイルが配布されるので、A4が入るくらいのカバンを持っていこう

結果

2ヶ月後、待ちに待った結果が郵送されてきました。
その結果は…合格!ちなみに友達も全員合格していて嬉しかったです。
中には、点数が書かれた紙と下の画像のような認定証が入っていました。

2級の認定証
各級ごとにイラストが異なるので、全部集めてみるのもアリ。

また認定証がもらえるだけでなく、この勉強で得た知識は結構学校での研究や他の勉強にも応用できる、履歴書に書けるなどのメリットがあるので、受けてみる価値はかなり高いと思います。

いかがだったでしょうか。なお、この天文宇宙検定は次回11月19日(日)に実施されることが決定しており、申し込みが始まっています!まだ受けたことがない皆さんも、受けたことがある皆さんもぜひ挑戦してみてください!!!
詳しくはこちらのホームページへ↓

ここまで読んでいただきありがとうございました✨次回の投稿もお楽しみに!

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