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魔女の宅急便

🔴魔女の宅急便

『魔女の宅急便』は、1989年7月29日に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画作品。スタジオジブリにおける宮崎駿監督の長編映画としては初の、他者の原作による作品である。略称は「魔女宅」。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」

💚スタッフ

◆監督:宮崎駿
◆脚本:宮崎駿
◆原作:角野栄子
◆音楽:久石譲
◆製作:徳間書店、ヤマト運輸
◆配給:東映
◆公開日:1989年7月29日
◆上映時間:102分
◆興行収入:43億円
◆配給収入:21億5000万円

💚概要

1985年12月、映画プロダクション風土舎は角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』の長編アニメーション化の企画を立ち上げた。「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であったことから、真っ先に同社にスポンサーを要請した。当初ヤマト運輸は難色を示したが、同社のトレードマークである黒猫が偶然にも物語に登場することから次第に前向きになり、スポンサーになることを了承。

1987年春ごろ、風土舎とヤマト運輸は電通を通じて徳間書店に協力を申し込み、本作はスタジオジブリで制作される事となった。更に東映配給部長の原田宗親を納得させる為に日本テレビも制作に加わる事となる。

スポンサーが付き、テレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、観客動員数264万人、配給収入21.5億円と前作『となりのトトロ/火垂るの墓』の3倍以上を記録した。1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の記録を抜いて日本のアニメーション映画の興行記録を更新した。本作以降日本テレビはジブリの劇場公開作品の制作に参加し、ジブリ作品は同局の『金曜ロードショー』で独占放送する権利を獲得している。

💚あらすじ

のどかな田舎町に住むキキは魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。『魔女として生きる事を決意した少女は13歳の満月の夜に旅立ち、よその町で1年間の修行をしなければならない』という古くからのしきたりに従い、黒猫のジジと共に旅立つ。

夜通しの旅の末、海に囲まれた美しいコリコの街を見かけたキキは定住を決めてさっそく街へ向かう。驚きの目で彼女の飛ぶ姿を見上げる街の人々に笑顔を見せるキキだが、田舎にはない二階建てバスと接触事故を起こしかけ、慌てて街の片隅に逃れ降り立つ。

居合わせた街の人々に明るい笑顔で自己紹介と共に挨拶するキキであった、直後にバスにぶつかりそうになった所を目撃して駆けつけて来た警官に職務質問されるが、地元の少年トンボが機転を利かせて助ける。トンボはキキに興味を示して話しかけてくるが、なれなれしい彼の態度に腹を立てたキキはさっさとその場を飛び去ってしまう....

💚主題歌

◆オープニングテーマ

「ルージュの伝言」

作詞・作曲 - 荒井由実
編曲 - 松任谷正隆
歌 - 荒井由実

◆エンディングテーマ

「やさしさに包まれたなら」

作詞・作曲 - 荒井由実
編曲 - 松任谷正隆
歌 - 荒井由実

◆劇中BGM

「デッキブラシでランデブー」他

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