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🔴ジャングル大帝

🔴ジャングル大帝

『ジャングル大帝』は、手塚治虫の漫画およびそれを原作としたアニメ作品。1965年10月6日から1966年9月28日までフジテレビ系列で放送された。

💚スタッフ

◆原作:手塚治虫
◆シリーズディレクター:林重行
◆音楽:冨田勲
◆製作:虫プロダクション
◆放送局:フジテレビ系列
◆放送期間:1965年10月6日 - 1966年9月
◆話数:全52話

💚概要

アフリカのジャングルを舞台に、白ライオンのレオを中心とした一家三代とムーンライトストーンを巡って争奪戦を演じる人間たちの群像を描く大河ドラマである。

「白いライオン(ホワイトライオン)」というアイディアは、手塚がかつて動物の絵本を依頼された際にライオンの絵を白熱灯の下で彩色したところ、黄色を塗るつもりが電灯の黄色い光のために白と黄の絵の具を間違えて塗り、出来上がってみると白いライオンになって没になった失敗談が発端という。

💚あらすじ

ジャングルの王として君臨していた白いライオン・パンジャは人間に捕らえられた妻・エライザを助けようとして銃弾に倒れた。エライザを動物園に入れるため、人間たちが船で輸送する途中、エライザはパンジャの血をひく白い雄ライオン・レオを出産。レオを動物園などに入れられる訳にはいかないと、エライザはレオを脱出させ「ジャングルへ戻りなさい」と命じる。その後、嵐に巻き込まれ船と共にエライザは沈んでしまう。

レオは心優しき人間のケンイチたちに助けられ、ジャングルへと戻る。レオは人間たちの文化を活かしてジャングルを改革し、そこにいる仲間たちを守り、人間語も話せるようになる。そして、ジャングルを荒らす人間たちと戦い、勝利、そして、幼なじみの雌ライオン・ライヤと結婚する。

💚音楽

音楽は、音響監督の田代敦巳の推薦で、冨田勲に決定。オーケストラでやりたいという富田の要望で、音楽にはミュージカルの要素を組み入れて総制作費の4分の1から3分の1をかけ、1話ごと画面に合わせ新たに作曲、録音する工程が取られたため『鉄腕アトム』と比較すると音楽予算は5倍になった。輸出先のアメリカの担当者も音楽を絶賛したという。

💚主題歌

◆オープニングテーマ

「ジャングル大帝のテーマ」

歌 - 平野忠彦
作詞 - 石郷岡豪
作曲 - 冨田勲

◆エンディングテーマ

「レオのうた」

歌 - 弘田三枝子
作詞 - 辻真先
作曲 - 冨田勲

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