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無敵鋼人ダイターン3

🔴無敵鋼人ダイターン3

『無敵鋼人ダイターン3』は、日本サンライズ制作のロボットアニメ。

💚スタッフ

◆原作:矢立肇、富野喜幸
◆総監督:富野喜幸
◆脚本:荒木芳久、星山博之ほか
◆キャラクターデザイン:塩山紀生
◆メカニックデザイン:大河原邦男
◆音楽:渡辺岳夫、松山祐士
◆アニメーション制作:日本サンライズ
◆製作:名古屋テレビ、創通エージェンシー
◆放送局:名古屋テレビ
◆放送期間:1978年6月3日 - 1979年3月31日
◆話数:全40話

💚作品解説

前番組『無敵超人ザンボット3』のシリアス一辺倒とは異なり、ギャグやコメディの比重が多く、コミカルかつエンターティメント性を盛り込んだ内容の作品になっている。当初の企画であった「ボンバーX」は、サンライズの山浦栄二の発案による三段変形のロボットが活躍するアニメだった。これはスポンサーを予定していたブルマァクが倒産したため、一旦企画が頓挫。

その後『無敵超人ザンボット3』の後番組をクローバーから打診されたときに「ボンバーX」が再浮上し『ダイターン3』として生まれ変わった。この段階では本作のタイトルは「未定」であるが、主人公の名前は「波嵐万丈」と決まっており、内容は「ロボットアニメに仮面ライダー的なアクション要素が加わったもの」「女の子の二人組もビューティ・ペア的な活躍をする」としている。

また、映画『スター・ウォーズ』の影響が見られ、氷川竜介によると本作は「SW(スター・ウォーズ)影響の最先端」としている。実際にオープニングでライトセーバーを使用し『スター・ウォーズ』の日本公開上映を境にドン・ザウサーの指令が唸り声から、機械的な呼吸音になり、当時のアニメファンは「トミノさん、(スター・ウォーズを)見ましたね」とささやきあったという。

💚あらすじ

人類が宇宙へと進出し、その拠点として火星での開拓作業のために破嵐創造博士は、宇宙進出用サイボーグを生みだしていた。

しかし、その飽くなき実験と研究の為に博士は自らの妻と息子をもサイボーグにしてしまい、更に博士によってサイボーグとなった者達は次第に自分達が人類よりも優れていると思いこんで暴走し、自らを「メガノイド」と称し、全ての人類をメガノイドにしようと反乱を起こした。

破嵐博士の息子である破嵐万丈は、母と兄の計らいと犠牲によって巨大ロボット・ダイターン3と大量の金塊を奪取して地球へと脱出した。そして、万丈は金塊を元手にシン・ザ・シティに居を構え、執事ギャリソン時田とパートナーのビューティフル・タチバナ、更に元インターポールの三条レイカ、わんぱく少年トッポこと戸田突太も加え、メガノイドの人類支配阻止のため立ち上がる。

💚主題歌

◆オープニングテーマ

「カムヒア! ダイターン3」

歌 - 藤原誠

作詞 - 日本サンライズ企画室
作曲 - 渡辺岳夫
編曲 - 松山祐士

◆エンディングテーマ

「トッポでタンゴ」

歌 - こおろぎ'73

作詞 - 日本サンライズ企画室
作曲 - 渡辺岳夫
編曲 - 松山祐士

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