私と児童相談所

決して批判ではなく、私個人の体験談です。
うちの家庭は何度か通報されかけたことと、実際に通報されたことが一度ありました。
私への虐待を見かねた近所の人が警告をした。「娘さんのことちゃんとみてる?このままだと私心配で、児童相談所に通報します」とわざわざ電話をしてきたらしい。
加害者である人間は、異様なほど外面を、世間体を気にします。
だって虐待をしている自覚がないんだもの。
その電話のあとから急に殴らなくなったけれど、すぐにまた暴力や育児放棄(私の食事だけ作らない)の日々。
2度目は親権者が変わり父との問題で。
父はギャンブル依存と、薬物依存がある。そのことを知らない人が多くて、止めると誓ったギャンブルに手を出したり、部屋のドアをすごい音で叩いてきたり、金策を迫ったり(親戚に金を貸してもらえとか)、離婚している母へのDV加害者でもあるので、怖くて仕方がなく、
ある日倒れたりするようになった。
通院先では、今までDVを目撃して父を見るたび思い出しておかしくなる。不安になって倒れたりすると相談しても、
今は優しいでしょ?あなたのことは殴らないんだから怖がる理由はない!と全く取り合ってはくれなかった。
母と生前親しかった友人が、児童相談所へ、私の状態、それは父が原因であることを通報というか相談という形で連絡をしてくれた。
私はこれで助けてもらえると思って安心していたが、違った。
私が一度児童相談所で面談を受け、家庭内暴力をみてきて、フラッシュバックが起き不安、精神科通院の理由であること。父がギャンブル依存で、また賭け事をやっている不安を話した。
一時保護として泊まれるけど、どうするかを聞かれ、まだ父に外部へ相談したのがバレるのが怖かったのでそのまま帰った。
それきりだった。
民生委員が一度来て、父と話してうまくまるめこまれて帰って行った、多分民生委員に家庭訪問に行かせて、重大ではないと報告されたのだと思う。
担当は年配の女性で、父にコロッと騙されていった。
父は、急に始まった娘との暮らしの大変さ、頑張ってますというアピールを散々して、聞く人は父に同情、私は一人騒ぐ悪者だった。
そういった人がくれば賭け事関係のものを隠すし、仕事で学校へ顔を出せないと申し訳なさそうに言えば信じられてしまう。
児童相談所に見捨てられた場合はどうすればいいか、なんて本には載ってなかったし、学校でも教えてくれない。
私はこのことを一人でも多くの人に伝えるため書き続ける。

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