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賄賂についてわかりやすく解説

少しモラルを疑う自論を書きますね。

関電への賄賂が純金小判が菓子折の底に隠されて手渡された……って、何処かに記事が載ってた。
総額数億円だとかどうだとか……
私は純粋に『さすが関西!おもろいやんけ』と思ったけど……ふと思ったの。

賄賂って悪い事なのかな?

昔、田中角栄の秘書が『社会の潤滑油ですよ』と言った事がある。

日本の法律では収賄罪ってのが、それに当たるんだけど……解釈では公務員がそれを受けたり渡したりすると駄目だよって事になってる。
勿論そうだと思う。国の為に国から給料を貰ってる公務員が賄賂を貰って個人的な便宜を図ることは許されない……そうだろ?

じゃあ、一般の企業の人がそれを受け取るとどうなの?

刑法的には詳しくないけど……
金額の大小はあるにせよ、それが世の中のしくみじゃないのかな?

そもそも私が店を構える北新地なんか、社用族の接待で成り立ち進化を遂げて来た街だ。
綺麗な女とお酒を飲ませて気分を良くさせ、契約を貰い、情報を入手し、最後に仕事の成功を労い酒を飲む。

その担当者は個人的に良い思いをして、その業者に便宜を図る訳だよね?
それの何が悪いのだろう?
一生懸命に勉強して仕事を供給する立場の会社に就職をして、一生懸命に仕事して便宜を図れるポジションに出世した。

相応の恩恵を受けたところで何が悪いのだろうか?

日本の文化ではあるが日本人は往々にして、そういう人物に妬み嫉みを持ち、それを攻撃する傾向がある。
逆にアメリカは接待の概念自体が有るとか無いとか言うけど、人間である以上そんな事はないだろう。

私は以前、投資の勉強をしたくて上手な人に教えて貰おうと軽い気持ちで自宅に訪れた事がある。
その際に『教えて貰うのに手ブラで家に来るとは失礼だ』と叱られた事があった。

今思えば、ごく当たり前の事ではないだろうか?

仕事が欲しい……入札額や仕事内容の質で決めるのがフェアーだろうが、その2つに余程の大差が無いなら好きな方の業者や、他にメリットがある業者を選ぶのが人間であり、それがこの世の理ではないだろうか?

ゴルフの先生がジュニアの小学生の生徒に『先生、私クッキー焼いて来たの』と貰う手作りお菓子も駄目なのか?

金額の大小の問題なのか?

是非は兎も角、まぁ世の中そんなもんじゃないの?

結論は、賄賂だらけの世の中になると……賄賂を渡せる余裕のある企業だけが生き残り技術力など競争しなくなり廃っていく。
そういう面では余り良くないから、程々にしとけよって事じゃないのかな?

と思ったので書いてみました。
ご存知の通り、私はゲスい人間なので渡されたら受け取ります。

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