赤間頼依容疑者の逮捕報道における事実と違う部分について

 29日に逮捕され、昨日報道が解禁された詐欺容疑で勾留されている赤間頼依容疑者の事件ですが、私は被害者と友人であり、警察署に通って刑事告訴の調書を作成している段階から相談に乗ったりなどしていました。今回さまざまな形で本件がニュースになり被害者本人も驚いているのですが、報道にかなり事実と異なる点があるそうなので、被害者本人から許可を得た上で事実と異なり訂正したい部分について私が代理でまとめます。

【TBSニュース】
 現金40万円をだまし取った→振込で渡した額が40万円で、他に70万円の手渡しもしているので前者だけが立件されていると思われる。だまし取られた総額は110万円を超える。

 赤間容疑者が治療せずに声が出なくなったら一生後悔すると思い払った→そんなことは思っていない。交際関係にある上で普段からモラルハラスメントのような言動を受けていたため、払わないと関係が破綻すると思って怖くなってしまい払ったのが正しい。

 赤間容疑者は「彼女と別れるために病気の話をした」と容疑を否認→別れ話が出る前から病気の話はされているのでこれは嘘。ちなみに、別れ話は被害者の方から切り出している。

【産経ニュース】
 赤間容疑者は12月下旬、「のどの病や母親のがんの治療に40万円ぐらいかかる」などと噓をいい→母親の癌の話も含めたら100万円以上の金額の話をされていたので正確な金額が違う。

 調べに対し、「彼女と別れるために病気の話をした。金は返すつもりだった」などと供述→「お前が勝手に俺にあげたんだからお金は返すつもりがない」というような内容のLINEの証拠があるため、供述とつじつまが合わない。

【日テレNEWS】
 Xでやりとりした後、ホストクラブに行って知り合い、交際関係にあった→初めてプライベートで会った場所はホストクラブではないので事実関係が異なる。

【スポニチ】
 連絡が取れなくなったとして、今年2月に女性が署に相談した。→被害者から別れ話をしたあとに警察署に行ったのだが、その後もSNSなどでの繋がりはあり、連絡は取れる状態ではあったので事実関係が違う。単に騙されていたと気づいたので警察に行っただけ。

 随時また補訂などあれば更新いたします。【6/1 10:00最終更新】

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