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ネイタルチャート擬人化とフローラチャート

今回は、私のネイタルチャート擬人化のキャラクターメイクについてお話します。
私はネイタルチャートの天体を擬人化する際、オリジナルのフレームワークを使っています。

その名は、フローラチャート!

【ホロ擬】フローラ軸【木星】


フローラチャートとは

フローラチャートとは、私がアイディアを出し、パートナーにフォームを作成してもらった思考フレームワークです。

このフレームワークが生まれたのは、友人の質問がきっかけでした。
ネイタルチャート擬人化で遊び始めて間もない頃、興味を持ってくれた友人の1人が、

「どうやって擬人化してるの?」

と聞いてくれたのです。


まっったくわかりませんでした。


自分の頭の中で何が起こった末に天体擬人化キャラクターが生まれたのか、自分でもさっぱり分からなかったのです。

「天体とサインとハウスの意味を調べてぐおおおおっとすると、できる!」

という我ながら意味不明なことしか言えず、「これではネイタルチャート擬人化の楽しさを布教できない」と思いました。

そんな折、当時のフォロワーさんから「ネイタルチャート擬人化のワークショップを打たないか」と誘われ、「誰でも天体を擬人化できる」方法を真面目に考えることになりました。

最初に試したのはマインドマップでした。
紙の中央にテーマを据えて、放射状に連想を広げていく手法のフレームワークです。これは天体を擬人化をするとき頭の中で起こっていることに、かなり近いと感じました。

しかしマインドマップは商標登録されているためワークショップでは使えないことが判明。
自分でアイディアを出すしかなくなり、「要は外側に連想が広がればいいんだろおお!?」と頭をひねった結果、思いついたのが「フローラチャート」でした。

フローラチャートの特徴

○発散思考フレームワーク
「発散思考」とは、ひとつのテーマから複数の連想をつなげてアイディアを広げていく思考法のことです。
天体の擬人化では、「天体・サイン・ハウス」という情報から、キャラクターが意志・心・身体を得るまでアイディアを広げていく必要があります。そのために、フローラチャートは、外側へいくほど書き出す要素が増えていくフレームになっています。

フローラチャート広げる図示

また、広げるだけでなく、最後に収束させる点も特徴です。
広げっぱなしで散らかすのではなく、最後にすべての要素をまとめるスペースを作りました。これが、キャラクターがひとつの形になるのを助けます。

フローラチャートまとめる図示


○「思考(言葉)」と「感性(色)」を同時に使う
フローラチャートでは、言葉を書き込むだけでなく、色を塗ります。言葉という思考のツールと、色という感性のツールを、どちらもバランスよく使えるフレームワークになっています。

色は、おおまかにでも人類共通の意味を持っています。赤は情熱、青は冷静、緑は平和、など…。言葉だけでは表せないイメージを、色をのせることでより鮮明に浮かびあがらせることができます。
たとえば、「優しい」という言葉でも、そこに「空色」をのせる人と「桃色」をのせる人とでは、「優しさ」の内容が違うかもしれません。

色は人の心を表現する感性の言語です。言葉という思考の言語と、色という感性の言語を共に使いながら、自分の内面を視覚化できるのがフローラチャートです。

○花を模した見た目
フローラチャートの名前は、花を模した見た目に由来します。
花びら1枚にあたる部分を「ペタル」と呼び、それが5枚集まると花の形のフローラチャートが完成します。

自分の内側にあるもの(思考と感性)を表現するツールとして、見た目にも美しいものをと考えた結果、このような形になりました。

【ホロ擬】フローラ五枚版【水星】



長くなったので、天体擬人化をする際のフローラチャートの使い方について、具体的な手順はまた次回お話します。
待て次号!

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