独り嘆く 夜が停まる
赤い月の血の涙で染まる
闇で 笑って はしゃいで
喰らうエイズの花
狂ってやりまくる 娼婦が笑う
五月雨 降り注ぐ
ほら 猿の剥製が迫る
ほら 群を成した悲劇の螺旋
僕を虫が這う
頭の悪い羊の群れが そう、
頭を求め、街へ降る
ドアの隙間で もう一人の僕がいう
死ねと僕に、死ねと囁く
幻聴、幻覚の世界
五月雨 降り止まぬ
ほら、枯れた湖畔で
さあ見て、綺麗な笑顔のマスク
ほら、血の涙を隠して
ああ、また貴方の為と言って
眼球に釘を打つ
僕を虫が這う
クロール ミー イノセント
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