無知の恥

乗り越えられた
乗り越えられなかった

どちらも結果論でしかない。

人は歴史を例に苦しい時代があったと言う。
けれどその時代、
生き抜けた人もいれば
亡くなってしまった人もいる。

無知の知という言葉がある。
ソクラテスが哲学者たちに問いかける。
その知識は疑いのない真理なのか。
問いかけ、問いかけ、歩き回る。


人は時として自分に都合の良い側面だけを拾い
それを人に押し付ける。
片側の論、無知に等しい。
ソクラテスは現代人を見て首を傾げるだろう。
識らない事を騙る現代人のその様を。

偽善者は言う。
貴方の為だと。
人の為に善を唱える者と書いて偽善者だ。
自分が納得したいのだ。
思い通りにしたいのだ。

押し付けがましい恥だ。

自己都合の螺旋階段が交差する。
押し付けたなら下らなく降っていく。


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