プラネテス
星が砕け散って夜空を照らし出した
闇を仰ぐ僕は遥か彼方 手を振って歩いた
星も海も光さえも
月も影も心も
奪い合い傷付け合うことが
生きゆく命の定めならば
さあ罪も罰も受け入れよう
宇宙を抱いて受け入れよう
産まれたことが罪なら
罰を待とう、手を繋いで
惑う人、嘆く人、殺す人、育む人
プラネテス
腐敗した骸に咲いた花を
涙で育む人がいた
誰もが繋がれば星座になれるよ
悲しみの絶えない世界だから
ほら太陽が今日も照らして
生を与えまた奪うだろう
救う神も見捨てる神も
僕らの世界にはいないだろう
惑う人、嘆く人、ああどうか慈しみを
プラネテス
手を伸ばして、手を繋いで
プラネテス
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