【記録】或阿呆の日常
□2024.05.13 菜園観察
□2024.05.13 防犯カメラの設置は重要
noteでは長らく犯罪者の観点から考えてきたが、自分自身が犯罪をしていた当時と現在を比較して犯罪がし難いと感じるポイントが幾つか見つかる中、『防犯カメラ』の存在は非常に重要だと感じている。
例えば、平成14年頃だと大阪の繁華街に防犯カメラは設置されていたものの、今ほど溢れていなかったように思い返す。
ここ数年、問題となっているグリ下にしても今でこそ防犯カメラが設置されているが、私が屯していた平成14年15年当時のグリ下は恐喝現場という印象が強く残るほど人の目が行き届いていなかった。いつも見かけるホームレスが寝ているか、見かけないカップルがちらほら点在しているぐらいだった。
そんな時期に、繁華街で盗んで乗り回していた原付バイクを別の監禁事件で逮捕される際にまとめて立件されるも、本来なら窃盗罪だったところを"ある言い方"をして法定刑の軽い占有離脱物横領罪に落とすという裏技のような事が通用していた。
その成立には、既に盗まれたバイクが本当に捨ててあったのかが重要となってくる訳だが、防犯カメラのない路地が割かし存在していた当時では警察も調べる限界に直面していた。
ところが現在では防犯カメラの数が増え続け、繁華街など至る所に設置されている他、個人宅にも安価で鮮明な防犯カメラを比較的簡単に設置できる様になった事もあり、付近で事件が起きると警察はその防犯カメラの持ち主に協力を仰ぐケースが当たり前のようになってきている。
最近の栃木焼死体事件でも何台もの防犯カメラに被疑者らの様子が映り込んでおり、足取りを辿る上で大きな手がかりとなった。
ただ気をつけるべきは、その防犯カメラを逆手に取る被疑者が出てきた時だろうか。
例えば、私が最後に捕まった事件ではNシステムという自動車のナンバーを読み取る装置を悪用した。敢えてその付近にいる事を知らせた直後、逃走経路を急転回させるなどして警察の目を欺くというものだったが、当時の警察は引っかかった。
防犯カメラに置き換えて考えた時も同様、警察は逃走車両を割出す際に現場付近の防犯カメラから特定し、進行上に設置された防犯カメラを虱潰しに解析していく。
現在はある地点の防犯カメラを欺いたところで、四方八方に防犯カメラが設置されているため、どこかしらで繋がる事が殆どだろう。
それでも地方の過疎地域などでは未だ防犯カメラが設置されていない場所も多そうなので油断は出来ないのではないだろうか。
そして防犯カメラの重要性を語る上で、電車内の設置は義務化して欲しいと強く願う。
痴漢冤罪以外にも、電車内喫煙を注意した少年が暴行を受けた事件など何かと起こりやすい電車内なので尚更だろう。
時折、防犯カメラの設置を嫌がる人も見かける。プライバシーの問題や中国のような監視大国になることを不安がる人など様々だった。
私自身は犯罪と無縁である現在、防犯カメラなんて全く苦痛ではないし寧ろ場所によっては安心感さえ芽生えるので大賛成である。
昨今、電車内の防犯カメラの設置は義務化の流れが広がっているようだ。
□2024.05.13 堺市隣人暴行死の公判開始
楠本の裁判は傍聴しにいくか迷ったけど堺支部まで面倒だったので辞めた。
西天満の大阪地裁なら行ってたかも。
明日も楠本の裁判が開かれ、来月5日に判決。
一緒にブックオフに行った人と楠本を見に行ったら面白かったかな。楠本は俺らの事を覚えていないかも知れないが。
あと、この楠本も防犯カメラをかなり意識して犯罪していたタイプ。
被害者をスナックに連れて行った際も、まずカメラの位置を確認してから恫喝し始めている。
[楠本の公判開始予定]
事件名 暴行、傷害致死、恐喝(事件番号 令和5年(わ)第285号等)
令和6年5月13日 10:00 第1回 203号法廷
令和6年5月14日 10:00 第2回 203号法廷
令和6年5月16日 9:30 第3回 203号法廷
令和6年5月17日 10:00 第4回 203号法廷
令和6年5月20日 11:00 第5回 203号法廷
令和6年5月21日 10:00 第6回 203号法廷
令和6年5月23日 10:00 第7回 203号法廷
令和6年6月5日 15:00 判決 203号法廷
□2024.05.13 カーニバル
□2024.05.13 栃木焼死体事件の勾留先まとめ
◎警視庁と栃木県警の合同捜査
○本件捜査本部=警視庁大崎警察署
①関根 誠端(32) 警視庁大井署(品川区)
②前田 亮(36) 警視庁荏原署(品川区)
③佐々木 光(28) 警視庁原宿署(渋谷区)
④平山 綾拳(25) 警視庁大崎署(品川区)
⑤若山 耀人(20) 警視庁田園調布署(大田区)
⑥姜 光紀(20) 警視庁池上署(大田区)
□2024.05.14 菜園観察
□2024.05.14 カーニバル
□2024.05.14 【続報】栃木焼死体事件、平山『出頭してくれないかと頼まれた』と供述
先ほどnews zeroが報じたところによれば、平山は佐々木に『依頼主(関根)から出頭出来ないかと頼まれている』と打診されたと供述している模様。
これが真実であるならもはや馬鹿げているんだよな。
そんなもんいくら多額の報酬を積まれたところで罪を被れと言われているようなものだから利益にならない。
つまり、警察に出頭後は共犯を庇う理由も無くなるのでいずれ自分の身も危うくなることぐらいアホでも分かる。
本件について色んな専門家が分析しているけど、普通では考えられないほどあり得ないレベルで皆驚いているだろうな。
この事件はある意味おぞましい。
下手をすれば死刑や無期になる可能性があるにも関わらず、首謀者があまりにも他人任せ。
その上、殺害の実行役を若山と姜が担っていたとして、本当に250万円ずつしか受け取っていないのであれば、そんなはした金で人を殺せてしまう訳やもんな。
人間のろくでもなさが凝縮されてる。
□2024.05.14 浅はかな者ほど怖いものはないと感じた思い出
栃木焼死体の全貌が明るみになるにつれ唖然とさせられるが、思い返せば『浅はかな者』は怖いと感じる出来事があった。
ここでいう『浅はかな者』とは、物事を後先考えずに動ける者を指し、厳密にはその行動によってどういった結果を招き、自分自身にどういう不利益が生じるのかと判断がつかない者と言える。大概の犯罪に手を染める時点で大体がそうとも言えるので、自分もそうだった。
ここでは特に『人を簡単に殺せてしまう者』と限定してもいい。
別記事で未完の『ある家の記録』に出てくる祐也(18歳)がとにかく"恐ろしいほど"浅はかだった。
祐也を物語るエピソードとしては次のような話がある。
ある日、中学3年の利樹宅に私(19)と祐也(18)がいた折、利樹の不要となった衣服を祐也が欲しがった。利樹は捨てる物だからタダであげようとしたのだが、祐也は見栄を張って『俺が買い取るわ』と言う。
隣で聞いていた私は(また祐也の悪い癖が出たな)と感じながら黙って聞いていた。
祐也にはその気もない癖に無理をして自分をよく見せようとし、その結果、しないでもいい損をするところが多々あった。
この時もタダで貰って終わりのところ、金もないのに買い取ると見栄を張り、その支払いはおそらく出来ないままに恥をかくと予想できた。これまでにも似たような事が山ほどあったからだ。
祐也は『オークションにしよ』と言う。
そこで利樹はズボンに『2000円』と値をつけた。本来、オークション形式であれば複数の購入希望者が随時入札し金額を吊り上げ、最も高額の入札者が買い取れる仕組みとなる。
俊樹と祐也の場合は一対一であるため、オークション形式とは言うものの形態は異なり、俊樹が設定した2000円に対して祐也がさらに価格を安く値引き交渉していくのが普通だろう。
俊樹『2000円』
祐也『1000円』
俊樹『1800円』
祐也『1200円』
俊樹『1500円』
この金額なら妥当と納得した時点で応じる。
祐也『じゃあ1500円でいい』
折り合いの付く金額で双方が合意すれば取引がそこで成立。
しかし祐也だとこうなる。
俊樹『2000円』
祐也『3000円』
この瞬間、俊樹はポカンとした表情で私の顔を見つめ、私も『はあ…?』と苦笑いしながら祐也を眺めたが、祐也は至極真剣でその違和感には気付いていなかった。
利樹が言う。
『祐也くん、オークションの意味わかってるやんな?』
祐也は勿論という具合に即答で『おん、分かってる』
すると利樹は『なんで俺は2000円やのに祐也君は上げるん?』
祐也は大真面目に『え?オークションやん』
利樹は私に『祐也くん分かってないやんな』と言うので、説明するのも面倒くさくなり『もうええやん、利樹が得するんやし』と取引を促した。
利樹『じゃあ3500円』
祐也『4000円』
利樹『マジでなん?祐也くん』
祐也『4000円でファイナルアンサー?』
利樹『う、うん、それでええわ』
祐也『じゃあ今度来る時金持ってくるわ』
結局、金を払えなくなり自分の首を絞める事になるのかは別にしても、この取引に応じた時点で祐也は損しかしない訳である。
無料で貰えていた物に安価どころか4000円を払っても損、払えなくなり不履行となっても『口だけのやつ』と思われて損、どちらに転んでも不利益。
俊樹はこのあと、私と二人になった折『祐也くんってアホなんかな?』と真剣な顔で聞いてきたぐらいだ。
『うん、多分』と私も答えた。
そんな祐也をある意味恐ろしいと感じた瞬間が何度かある。
彼はテコンドーを習っていた事があり、原チャに乗りながら通行人とすれ違いざまに蹴りを喰らわせて逃げていくという悪ふざけを突然するので、仲間内から『調子に乗んな』とマジギレされたことがあった。
そんなことをしたところで誰も得をしない。
後方を走っている私らまでグルだと思われて警察沙汰になれば馬鹿らしい。
祐也本人は「凄いことを平然と出来る」という誤った見栄が働いている感じだった。
その極めつけが、某地区(以下A地区)の暴走族と抗争になった時だった。
私ら大阪グループが兵庫グループの元へ合流する際、通過地点となるA地区をノーヘルで走っていると、3つの暴走族の連合体に捕まり公園に連れて行かれた事がある。架空のチーム名として青龍会、流星、狂音としておく。
後日、そのやり返しに兵庫大阪の十数名でA地区に向かい、一台のノーヘルを捕まえた。
タオルとガムテープで目隠しをして車の後部座席に乗せ、山に連れて行く道中にチーム名を尋ねたところ、探していた3チームとは全く無関係の死化粧(仮名)だった。
『なんで死化粧の奴がA地区におるんや』と問い詰めると、その日はたまたま追悼集会があるらしく近隣から集まっている事が分かった。
これには信憑性があると判断できた理由として、この日に捕まえるまでに3回ほどA地区を探し回っていた。初日にノーヘル3人乗りの原付きを捕まえ損ねてから姿を消されていたが、この日は妙にノーヘルの単車や原付きとすれ違うため警戒していた。
今さら人違いだからと後戻りもできず、事前に一人を捕まえたらすぐにA地区を離れてB山へ連れて行く事になっていたので向かった。
B山にて兵庫大阪のグループが続々と合流していく。私は拉致った車に乗っていたため合流した仲間に『人違い』と告げていった。
すると総指揮の兵庫グループの頭から『山に捨てていけ』との指示が出た。
ここで祐也の危うさが如実に出た。
私らが拉致った死化粧の奴を車から降ろすと『言う通りに歩け』と告げ、目隠ししたまま『前、前、前、左向け、前、前、前』と真夜中の山を車のヘッドライトを頼りに奥へ奥へと誘導していた。
誰ともなしにボソボソと呟く。
『こいつ帰らせたらチクるんちゃうん』
すると祐也が真顔で言い出した。
『崖から落とす?』
数名が瞬時に『アホか』と口を衝いて出た。
祐也の事をよく知っている者は(こいつならやりかねない)と思い当たるので、クスリとも笑えなかった。
真下が真っ暗闇で崖のような勾配が近くなり誘導を止めた時だった。
祐也が『右、前、前』と崖の方角へと誘導し始めたため、その場にいた全員が止めた。
『祐也はほんまにヤバいわ』
『あいついつか人殺すで』
口々に言い合った。
当時の祐也を思い返していると、生命に関わる事についてあまりにも安直に動けてしまう者がいて、『止めること』が格好悪いだとか芋を引いた(ビビった)などに変換される周囲と合致してしまっていたら最悪の事態に発展していたように思う。
栃木焼死体事件では殺害に至るまでにブレーキをかけられる者は居なかったのだろうか。
そのタイミングも本当に無かったのだろうか。
あまりにも殺害に至るまでが呆気ない。
□2024.05.15 特別少年院の先生は凄かった
改めて思うけど、短期少年院と特別少年院では少年の質が全然違ったな。
短期少年院は不良少年と言ってもどこか可愛らしさがあったのに、特少はどこかしら壊れてて、未成年の段階でどうしたらここまで歪むのか訳が分からない有り様だった。
そういう意味でも『教育』だけではどうする事も出来ない限界を感じさせるレベルなので、俺は特別少年院の先生には一目を置く。
初等の頭ごなしの抑えつけ、中等の理詰めは一切通用しない。
少年院に来ていながら従わないという選択肢を躊躇なく行使でき、気に食わなければ殴りかかるような奴らをよく纏めていたと感心する。特少で通じた先生は本物。
□2024.05.15 大分一家6人殺傷
大分一家のAは地元が九州だし、京都医療から久里浜まで飛ばさなくても奈良で良かったのにな。
俺が平成16年4月に入院して7月に集団寮に移るので、Aが奈良に送致されていれば1年9ヶ月目。平成20年までの収容と相当長期処遇の中でもかなり長い設定なので、まだ2級上前期かも知れない。
翌17年にゴスロリ君が愛知から移送されてきて被る。
ちなみに京都医療にいる頃はネオ麦茶と同じ寮だった筈。
□2024.05.15 懲役14年
今、俺の眼の前にいるのは、俺の子でもあり敵でもある、恐ろしい『死』である。
この『死』は、怪物たちを常に嗾けているばかりでなく、もし他に餌がなければ一瞬のうちに主である俺をさえ食べかねない。
これから語ることは、人間についていえば、その恥ずべき不信であり、不忠極まる裏切りであり、叛逆であり、不従順である。また、犯罪についていえば、新しく生じた疎外という事態から起った断絶と不興であり、怒りと公正な糾弾であり、やがてこの世界に夥しい苦悩や『罪』とそれにつき纏う『罰』や、さらにその『罰』の先触れである『悲惨』を齎した審判なのだ。
審判というものは、俺を動物的な無為の水準から高めるにあずかって力があるのだから、審判は実際に俺の存在を確固としたものにし、安全にするために、貢献しているのである。人間の場合、理性が曇ったり、理性の権威が失墜したりすると、異常な欲望と増長した情熱がすぐさま理性からその統治権を奪い、それまで自由であった人間を奴隷の境涯に陥れてしまう。従って、人間が、その内なる世界において不当な力が自由な理性に対する支配権を収奪するのを、赦すようなことがあれば、神は、人間を、その外面的な自由を己の本分も辨えずに屢々束縛する非道な暴君の外からの桎梏の下に、置かれるのだ。これが神の審判の正しさというものである。
悪しき創造主を崇め、悪疾の獄にとち狂い蠢く欺瞞たち、あくまでも暗く、深く、濛気立ちこめる苦患の大深淵のほとりに俺は立つ。
神が死んだ今も傲然と神を冒瀆し続ける。死を謳う女と交われば生気もまた漲る。
今、心中の奥深く隠れていた良心が、眠っていた絶望を呼び醒まし、かつての自分への悲痛な思い出を、いや今の自分への、また今後さらに悪しくならざるをえない自分への、思いを呼び醒ましてゆく。より悪しき行為から、より悪しき苦悩が生ぜざるをえないのだ。罪を犯すことに良心の呵責など感じないくせに、荒涼とした過酷な場所を眺め、非情な誘惑が俺の欲望を掻き乱す。
夢路の途中、気がつくと俺は正しい道を見喪い、闇深い夜へと居眠っていた。
□2024.05.15 家庭菜園
□2024.05.15 近々読み返す予定の本
□2024.05.15 カーニバル
黒は不在
□2024.05.16 菜園観察
昨晩は枕草子を読みながら眠った。
平安時代も現代もさほど変わらぬなと思う箇所がつらつらと出てくるのが可笑しい。
急ぐ用事がある時にふらっと現れては長話されると癪に障るなんて、俺が路上の勧誘に感じる煩わしさに似ている。
また、他人の文句ばかり口にする人がいると呆れる清少納言に、現代のネット上なんて見せたらうんざりして見下すのではないかと想像していると笑えて仕方がなかった。
実際に将来性に乏しくて理想の幻影に囚われた同性に対して軽蔑の情を示していたりする清少納言だが、紫式部にちくちくと嫌味を言われた際にはシカトして相手にしなかった様子を挙げても、清少納言は自分自身に自信があると感じるし、俯瞰的に物事を捉えられる人だと想像する。
次は和泉式部日記かなあ。
□2024.05.16 カーニバル
□2024.05.17 枕草子を読みながら②
過去にnoteでアオサギの目が気持ち悪いと散々言ってきた自分の感性と被るので共感。
何時代だったか忘れたが、飢饉が起きて食べ物に困った時でさえ、アオサギを獲って食べる人は少なかったと何かで読んだ。
曰く、人が近くまで寄っても中々逃げないので捕まえやすかったのにも関わらずらしい。
単純に不味いからではないかと考えていた。
ところが去年、埼玉県内でベトナム人がアオサギを捕獲し、捌いて食べて逮捕されるという事件が起きた。
やっぱり食べようとする者もいる様子だから、飢饉でも食べられなかったという話が本当なら味より見た目の気味悪さが原因ではないかと疑ってしまう。
ただ、𝕏のフォロワーさんにアオサギを可愛いと言う人もいたので興味深かった。
幾つか挙げられる中、これには笑った。
よっぽど思わんとする場面に遭遇してずっと心に残っていたのだろうと想像すると可笑しくて。
他にも理想の男性像について手厳しく本音をぶつけている中で、見栄えの良い男であっても護衛の武官でなければしらけるだの、身分の低い者の家に雪が降り積もる景観は似つかわしくないだの、清少納言の本音が飛び交うところが面白い。
清少納言はこれらの記述がのちに枕草子として世に広まるだなんて考えてもいなかっただろうと想像していたところ、あとがきに『人やは見むとすると思ひて(人が見るかもしれぬと思って)』と、見る可能性がある事までは思いを巡らせている様子だった。
その上で、『よう隠し置きたりと思ひしを(うまく隠しておいたと思ったのに)』と誤って漏れた顛末についても触れられている。
どういった経緯にせよ、枕草子が平安時代を生きた一女性の心情を知れる貴重な書になったのは事実だから、これだけ評判になったのだろう。
□2024.05.17 菜園観察
今日は用事で遠方に向かうので天候が素晴らしい事この上ない。
黒たちはどうしってかなあ〜
□2024.05.17 帰宅
今日は食後にカーニバルへ
□2024.05.17 カーニバル
浜崎と椎名林檎をランダムで聴きながら枕草子の続きを読む。
□2024.05.18 菜園観察
今朝も最高の目覚めだった。
植物に水をあげるとすぐにコーヒーを淹れた。
穏やかな天候に綺麗な空と植物、美味しいコーヒーを飲む昼下がり。
□2024.05.18 行きつけの古書店へ
枕草子を読み終えたら読もうと考えている和泉式部日記の他、建礼門院右京大夫集、古今和歌集、新古今和歌集が置いてあるかなと古書店へ訪問。
目当ての本は無かったが…
□2024.05.18 枕草子を読みながら③
清少納言の嗜好について。
猫は上が黒で下を白が良いとあり、所謂ハチワレの猫か、内面が清い黒猫を指しているのではないかと諸説あった。
花はなでしこが好きで、桔梗も好むらしい。
蓮の実が数珠に使われる事を枕草子から初めて知り得た。
また、カラスについても清少納言は割と肯定的に捉えており、群れて騒ぐカラスは悪いと感じるらしいが、夕暮れに巣へ帰るカラス、夜中の寝ぼけカラス、カップルの頭上を飛ぶカラスは趣があるとのこと。
滅多にないものとして、姑によく思われる嫁を挙げており、こういう部分も現代に通ずると感じた。
□2024.05.18 カーニバル
□2024.05.19 菜園観察
□2024.05.19 【続報】栃木焼死体事件
指示役の佐々木容疑者を殺人罪で再逮捕。
起訴時も同罪であるのか注目。公判開始後、誰かしらの弁護側は訴因変更(殺人幇助罪の適用等)を求めてきそう。
□2024.05.19 好きな漢字
昨日、好きな漢字について話していた。
真っ先に思い浮かんだ漢字は『謀』
謀略は人生における術でもあったから納得。
特別少年院にいた頃、意味は嫌いだけど漢字のバランスとして好きだったのは『鬱』
他にも酒鬼薔薇事件当時、『薔薇』という漢字は難しいと言われていたけど、嗇と微に草冠を付けるだけと分かると簡単に見えて好きだった。
特別少年院で『廿』も好きで、廿日(はつか、にじゅうにち)、廿一、廿二…とよく日記に使用した。特別少年院を出て広島県に移住すると、廿日市市(はつかいちし)があって妙に嬉しかった事を思い出す。
他にも『麤』は、特別少年院で使用していた漢字検定1級テキストに一番画数の多い漢字として登場し好きだった。
使い方は『麤略』で使用し、少年院生活で気が抜けていた場面などを振り返り『日々の生活が麤略にならぬよう気を引き締めたいと感じました』などと日記で使用。
特級になるとテキストが存在せず、様々な小説から難解な言い回しや漢字を問題にされていた。
改めて奈良少年院の漢字テスト特級に出ていた漢字が気になるので問題用紙が欲しい。
□2024.05.19 【競馬】東京11R オークス G1 2400芝左
[馬連]
⑫チェルヴィニア ルメール
⑬スウィープフィート 武豊
[枠連]
③-⑦、①-⑧、⑤-⑧、⑤-⑦、①-⑥
[三連複軸2頭流し]
⑦⑩-①②⑤⑨⑫⑬⑭
⑤⑫-①②⑦⑨⑩⑬⑭
[結果]
⑫-⑦-⑭-②-⓲
□2024.05.19 カーニバル
□2024.05.20 菜園観察
岩波文庫の古今和歌集を購入。
清少納言は枕草子の中で、和歌は萬葉集と古今和歌集と評していた。
古今和歌集に収められた和歌のうち、一番好きな句は次。
□2024.05.20 カーニバル
黒が可愛すぎる。
筋トレ前にヨーグルトと米などを購入し、約30分遅れて到着すると黒がいない。
嗚呼、今日は会われへんかったかと諦めて筋トレ場所に向かうと黒が待っていた!
目の前に70代後半のウォーキングらしきおばさんもいた。
筋トレ終わりの休憩中に岩波文庫の新古今和歌集も購入。
競馬の配当金が貯まると本に交換しているようなものだな。
□2024.05.20 【続報】栃木焼死体事件、実行役の両容疑者を殺人罪で再逮捕の見込み
共謀共同正犯が認められて再逮捕ではなく、殺害の実行役として再逮捕なら求刑死刑で刑の分散から無期あたり(軽くて有期20年前後か)に落ち着く事になる。
若山の落ちぶれ方は実に人間らしさがあるわ。
□2024.05.21 菜園観察
和泉式部日記(岩波文庫)
ラディゲの死 / 三島由紀夫(新潮文庫)
三島由紀夫十代書簡集(新潮文庫)
3冊購入。
□2024.05.21 カーニバル
□2024.05.21 吉川友梨ちゃん事件
平成15年4月3日、私は阪南市の短期少年院を出た。
その約1ヶ月後の5月20日、熊取町で吉川友梨ちゃんが行方不明になった。
何度かnoteで友梨ちゃんの事件について触れた事があるが、別記『前科に至る病』の発端となった殺人事件の現場も同じ熊取町。
殺害現場から友梨ちゃんの最後の目撃場所まで徒歩6分、殺害現場から友梨ちゃんの実家までは徒歩2分という近さだった。
また、殺人罪の少年Aと吉川友梨ちゃんは小学校が一緒。だが、互いに話した事はなかったと思う。
『前科に至る病』の発端となる殺人事件が起きる数日前、私はAに吉川友梨ちゃんについて興味本位で尋ねたことがある。熊取という土地柄、どうしても気になったからだ。
実家が近いため普通に顔見知りで、いなくなった現場もすぐそこだとやや興奮気味に話し、身近でこのような大事件が起きるなんて思いもしなかったという様子だった。
『当時、怪しい奴を見たか?』という質問に対してAは暫し考える様子を見せたあと、正直分からないと言っていた。
まさか日常的に近所で見かける子が居なくなるなんて誰にも予想がつかないし、無理はないとこの時、納得した。
[追記]
そんな事を考えていると、事件後の目撃情報の中に『振り返れば怪しかったかもしれない』というレベルから無理やり着色してしまう情報は割とありそうに思う。
思い出すのは、酒鬼薔薇事件直後に出た『黒いゴミ袋を持った成人の不審人物』という目撃情報。
□2024.05.22 【続報】栃木焼死体事件
昨日の殺人罪による再逮捕時点ではまだ、『殺害した疑いがある』として再逮捕されているので、両名が殺人についても認める供述が出て殺害状況が掴めるまでは見守る段階。
姜に関しては『平山容疑者から殺害と遺体の運搬を依頼され、断ったら何をされるかわからないと怖くなって引き受けた』と容疑を認めており、若山に関しては『自分はガレージには入っていない』と容疑を一部否認している。
この事件が起きてから改めて死刑や無期事案の事件概要をザッと読み返していたが、はした金で実行している者も珍しくないので複雑だった。
ただ、同じ金銭目的の事件でも、犯行前に被害者がいくら持っているのかを把握せずに実行している事件ならまだしも、栃木事件みたく殺害も視野に入っていた場合にたった250万円で応じるとでは感じ方が違ってくるのも事実。
余談だが、この事件を覗っていると私が19歳時に起こした強盗致傷事件(立件時は強盗殺人未遂)も相当危うかったと思い知る。
被害者が亡くっていたら強盗殺人もしくは強盗致死で無期懲役も可能性としてあった訳で、未だに社会から不在だったと想像すると若山らは他人事ではなくなってくる。
今こうして冷静かつ客観的に観ればしないような事を実際に自分もしていた訳だから。
なぜあそこまで出来たのかと思うことが結構見つかるので悍ましい。
□2024.05.22 菜園観察
□2024.05.22 カーニバル
黒不在のまま筋トレへ
□2024.05.23 菜園観察
□2024.05.23 雑記
枕草子があまりに面白かったので教科書に掲載された古典をもっと読みたくなった。
風土記は幾つかある様子で、いわゆる奈良時代に編纂されたものを『古風土記』と呼ぶらしい。
生憎、岩波文庫(武田祐吉訳)は絶版なので東洋文庫(吉野裕訳)あたりを探そうかなと考えている。
□2024.05.23 カーニバル
黒は不在
□2024.05.24 深夜のチーズケーキ作り
炊飯中
□2024.05.24 雑記
□2024.05.24 菜園観察
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