【記録】或阿呆の日常
□2024.03.30 種蒔き
気温が高くなってきたのでそろそろ春の種蒔きを開始することに。
土をリサイクルするために色々やった方が良いのだけど、実験も兼ねて今回は雑草等を除去後に元肥を混ぜただけにしてみた。
□2024.03.30 緊急事態発生
いま警察来てる。
□2024.03.30 カーニバル(緊急事態)
今日のカーニバルは色々と起きすぎたので時系列に書いていく。
カーニバル前に桜が咲いているのか確認をしようと思い、いつもより30分早く家を出る。
その足で黒を誘って花見へと出発。
黒と別れて知り合いと筋トレへ
筋トレの終わり間際によく話すオッチャンがやって来て、今日は映画談義を5分ほど開始。
二人で『ショーシャンクの空に』を絶賛。
途中、郵便局員の配達バイクがパンクし、私たちの真横を押しながら通過していく様子を「大変やなあ」と見送る。
オッチャンも運動に出発のため別れ、ジムロープ縄跳び開始。
以下、筋トレ動画の音声より。
私「喧嘩か?」
知り合いは4人組を凝視「……」
飛びながら観察し、知り合いはずっと凝視
私「殴っとる?」
知り合いは首を傾げる
私「喧嘩ちゃん?中学生やろ?」
私「なんや?殴られとんか?あいつ」
知り合い「殴られては、ない」
私「なんかやられてる感じやろ?」
知り合い「うん、まあなあ」
私「中学1年ぐらいやな」
知り合い「うーん」
私「今日はハプニングが続くな」
知り合い「なんで?」
私「郵便局員のバイクはパンクするし、ガキどもは喧嘩しとるし」
知り合い「あれ郵便局?」
私「郵便局や。思いっきり郵便局や」
ジムロープ縄跳びの合計回数を告げて録画を終了。
その間、少年ら三人組のうち一番背が高い白のパーカー(若しくはトレーナー)を着たAが、背の低くて弱そうなD(知り合い評)の面前間近まで詰め寄り何やら脅している様子。
共犯らしき二人組は辺りをキョロキョロと警戒している。まさか対岸の暗がりで私らが筋トレをしているなんて思いもしなかった筈。
少年らは後方の階段に一度座り、こちらの様子を覗っていた。
iPadや手袋を片付けながら葛藤。
(俺の知ったことちゃうし放っとくか)
(きっと健全な大人はここで止めてやれる奴なんやろな)
(俺はそんな大人に興味ないし、ええやろ別に)
正直、そんな程度に考えていたところ、ふと思った。
(いや、ちょっと待てよ)
(もしリンチになって死んだらどうする?)
ここで思い浮かんだのが最近noteで触れたリンチ。
「人を殴り慣れていない奴は殺しやすい」と書いていた。
頭の中に川崎リンチ殺人がチラつく。次に過ったのはnoteで何度か綴った地元暴走族による凄惨なリンチ事件。
この時、10人中5人がゴルフクラブや金属バット、安全靴、鉄パイプなどでボコボコにされた。
リンチ後、顔が変形し唇が3倍に膨れ上がった仲間の一人が放った「なんで通報してくれんかったん」という一言に、免れた俺ら全員が沈黙した。その光景が脳裏に蘇る。
私「一応、通報しとくわ」
知り合い「ええ?マジで?」
私「うん。もし死なれたらかなわんし」
約10分後、パトカーのサイレンが鳴り響く。
なかなか警察官が来ない。
近くに目ぼしい目印が無い上に似たような建造物が多すぎた事が災いしたのだろう。
黒のねぐら近くの橋を2台の灯火した自転車が渡るのを見つけた。
「お巡りさんこっち!!」と叫んだが聞こえていない。
「ちょっと走って呼んでくるから待っとって」
知り合いを現場に残し、走る。
お巡りさんが消えた方角にラフなスーツ姿の男性を発見し、「すみません、ここらへんでお巡りさん見ませんでした?」と尋ねると、すぐさま「ああ、あっちいましたよ」と教えてくれた。
走って追いかけると自転車を降りた警官が二人いる。
「お巡りさん、こっちです。電話したの俺ですわ」
住所と電話番号と氏名を伝え、状況を詳しく説明。
私に応対したのは20代と50代の男性巡査部長で、他に警官が連れ去られた右側を巡回していた。
約20分で解放された。
帰路に知り合いと話す。
私「なんやかんや通報して良かったわ」
知り合い「そやな。万が一あったら嫌やもんな」
私「うん。俺も昔、先輩に呼び出されたりあったもんな」
当時の情景を思い出す。先輩の呼び出しほど怖いものはなかった。
私「あの時、通りすがりの人に助けてもらいたかったの思い出すわ」
今日の背の低いやられてた子も怖かっただろうなと想像しながら家に帰った。
□2024.03.31 菜園観察
そういや鈴木エイトさんの自宅庭に植えてあったイチゴを何者かが切断した形跡があるらしく、警察が調べている。
もし何者かのによる愚挙であるなら、相手に面と向かって論を交えるなど言論で勝負出来ずに、嫌がらせで辞めさせようとするあたりが如何にも小者。そういった行動の裏には相手が脅威である事を自白しているようなもので既に負けを認めている。
統一教会の一件にせよ、エイトさんがどれだけ孤独な中を闘って来られたのか察するに余りある。
これまでの闘いの中で周囲にも助けられたと思うが、孤独な中を闘う者にとって最後は自分自身の折れない気持ち。
エイトさんがそんなもんで屈するかよ。馬鹿馬鹿しい。
[昨日の通報事案補足]
知り合い曰く、被害少年が主犯少年(背の高い白い服)に何かの紙を千切られて川に捨てられていたらしい。(自分は縄跳び中で目撃しておらず)
それならイジメの可能性もあるなと話していた。見た感じの不穏さを私的に表現すると、「(何らかの理由で)殴るからついて来い」と無理に連行されている感じで、人気のない現場(筋トレの対岸)で始めだしたという流れだった。
現場は街灯の真下でこちらからは様子が結構覗えたが、こちらには街灯もなく暗いので向こうからは分かりづらかった様子。
チャリを停めて始めだしたものの、見張り役の二人が対岸に人がいる事に気付いて主犯少年に伝え、被害少年含む四人で数メートル先の階段に座り、こちらの様子を覗っていた。
この間、私は背の高い少年が被害少年の胸ぐらを掴みそうな仕草を目撃し、知り合いは胸部辺りを突いたように見えたとの事。
余談だが、帰宅後に大阪府警の不審者手配情報を念の為に確認してみたところ、まったく同時刻に徒歩5分ほどの公園では30代頃の金髪女が不審者として手配されていたのも気になった。
□2024.03.31 【競馬】大阪杯
阪神11R 大阪杯 G1 2000=芝右内
本命は⑪ベラジオオペラ 横山和
そして昨日110番通報したから、①⑩⑪の三連複を遊び馬券に。(⑪①⑩の三連単も)
①ミッキーゴージャス Mデムーロ
⑩ソールオリエンス 横山武
⑪ベラジオオペラ 横山和
[結果]
⑪-❷-⓭-❾-❻
白毛のハヤヤッコが綺麗だった。
□2024.03.31 カーニバル
出発前に着替えていると右足の先に針で刺された様な激痛が走る。
足を見ると針先ほどの血が出ていたが、犯人は見当たらず。
とりあえず近くにあったウナコーワクールを塗っといた。
初代GTOリバイバルやるんだ。
午後9時からなら帰宅してそうだが、見るか迷うなあ。
GTOは中2の頃に始まって漫画を集めて読んでいた。
神崎麗美が大好きで、(たしか)運動会のポスターに神崎を描いて生活指導の吉岡に睨まれた。
正直、初代GTOは一部に絶大な支持を得ているように感じるのだけど、原作の鬼塚らしくないよな。当時にリアルタイムで見ながら俺や同級生らも反町鬼塚は似ていないと評判悪かったもの。だけど面白かった。
EXILEのAKIRA鬼塚の時はイメージにぴったりだったのだけど、ネットでは評判はいまいちでしたっけ?
総合的に面白さでは初代が好きだけど、また見たいかは微妙かな。
それより金八先生やってほしいわ。
金八は全シリーズを周回するほど好きで、同じく金八ファンであるユニバースの川瀬名人にブロックされるほど熱く語れる。
だが冷静に考えれば金八みたいな先生はめんどくさそうで嫌かも。
□2024.04.01 花葬
L''Arcの花葬とDIVE TO BLUEは衝撃的だった。
歌詞の解釈はそれぞれあると思うけど、16歳当時に花葬は腐乱死体、DIVE TO BLUEは飛び降りだと感じた時に全身に雷が落ちたような感動を覚えた。
腐乱死体や飛び降りのようなネガティブなイメージを想起させるものをここまで前向きに表現できるL'Arcは凄いと心底尊敬した。
□2024.04.01 ゆにばーす川瀬名人
2017年8月3日時点でTwitter(現𝕏)のブロック人数8200人。
河野太郎とどちらがブロック数を上回るのか気になってきた。
川瀬にうざ絡みしていく人の中には、ブロックされるかされないかのギリギリを攻めながら楽しむ俺らみたいな愉快犯がいたのは事実だろう。
「お前もうブロックな」
川瀬の世界から消えていく荒くれどもの屍を乗り越えながら、今日を無事生き延びた時のしてやったり感は凄まじく気持ちよくて、溢れ出るドーパミンの羊水に沈みながら深く眠れる一日の締めくくりでもあった。
川瀬が40℃の高熱で魘されていた時にはよく効く「にんにくレモン」の作り方を丁寧に教えてやったし、相方のハラちゃんをブスやとほざく川瀬にやんわりと諭した事もあったし、金八主題歌のスタートラインを聴きながら走ると登場人物の気分に浸れると教えたこともあった。
川瀬はうざ絡みされた時に”一呼吸”置いて吟味する時間があり、落としどころさえ見失わなければブロックを一旦保留する。
そこを弁えずに玉砕覚悟で突っ込む者が必ず一人や二人現れるため、川瀬の目を逸らす絶好のチャンス到来でもあり、その隙に鳴りを潜めれば川瀬はチョロい。
約2ヶ月その調子で持ち堪えていたが、ある日、急に終わりが訪れた。
川瀬が⑩以降の丸数字の打ち方を知らないので、『コピー後に辞書登録しておくと便利』と教えたところ、M1が近づいてピリピリしていた川瀬の癇に障り、一斉ブロック。
川瀬はM1間近になると人が変わる。触れただけで火傷する。いつかリベンジしたい。
□2024.04.01 菜園観察
□2024.04.01 カーニバル
今日は30分ほど早めに出て、黒と遊ぼうと思ったが不在だった。
太宰治の二十世紀旗手(新潮文庫)を購入
□2024.04.01 日本語
心から愛した女性が孤独で不安だった時に、沢山癒やして励ましてくれた浜崎あゆみを今もずっと尊敬し感謝している。
私がもし女性であったなら、この人の歌詞と歌声には何度救われたか分からないだろう。
ありがとう。心から。
狂気に憑かれて夢見心地に数々の詩を綴った貴女が、事件後に夢から目覚めて薦めてくれた椎名林檎。
私も東京事変の群青日和を少年院のラジオで聴いて好きだった。
聴けば聴くほど湿気た空気が纏わりついて、今日も朝からずっと晴れ。めでたし
私は自分を心から信頼しております。ええ、それはもう自己愛とは次元の異なる。
私は三島である貴方が嫌いです。あなたの書く日本語が大好きです。
□2024.04.02 菜園観察
□2024.04.02 カーニバル
そろそろ夏目漱石の未読を読みたいと考えていて、『明暗』かなあ。
□2024.04.03 菜園観察
地域猫の耳カットには性別を見分ける仕組みがあると知った。
オスなら右耳、メスなら左耳をカットすることが通例らしい。
黒の写真を見ると両耳がカットされている。
地域や病院によっては両耳をカットするらしかった。
結局、黒はオスなのかメスなのか未だ分からない。黒には性別がない。
□2024.04.03 カーニバル
不安の概念 キェルケゴール(岩波文庫)
サド侯爵夫人・わが友ヒットラー 三島由紀夫(新潮文庫)
お伽草子 太宰治(新潮文庫)
津軽通信 太宰治(新潮文庫)
4冊購入
□2024.04.04 SURREAL
浜崎あゆみの曲を聴いている時、付き合っていた相手の当時の気持ちに立ってみたり、交野女子学院(女子少年院)にいる少女の感情を想像しながら聴くことが多い。
さすが多くの女性を共感させてきただけあって、浜崎あゆみの曲は心の内の深い部分を揺さぶる。
戦慄かなのが女子少年院にいた頃、浜崎あゆみが流れると涙する少女が多かったと語っていたと思うが、これは自分の世代の女子少年院経験者からも『あゆが流れると涙腺ヤバかった』とよく耳にしていた。
拘束中だと余計に色んな事を考える時間が有り余っているから、何度も歌詞が自分の中で彷徨って感情を揺さぶられるのかも知れない。
”少女の抱える寂しさ”を想うと、何故か『teddy bear』が強烈に自分の中に流れ続けて、普段は突っ張っていても寂しさに喰い殺されそうで無理に強がっている少女なんかは『A Song for ××』がとても似合うように感じられてくる。
先ほど聴いていた『SURREAL』の次の歌詞は凄まじいほどに共感できる。
一人の孤独は慣れるけど、二人でいる中で感じた孤独は慣れないんだよ。
この歌詞は強烈だった。
また、この部分の歌い方が良い。
□2024.04.04 菜園観察
□2024.04.04 サザエさんの波平
俺は波平が嫌いなんだけど、𝕏で波平嫌いな人の理由を読み漁っていてなるほどだった。
「偉そう」で「説教好き」な割に「自分に甘い」からだ。
□2024.04.04 カーニバル
道中、浜崎あゆみのappearsを口ずさんでいると歌詞がとても文学的に感じられてきた。
端から観ると幸せそうに映る二人でも昨日まで大喧嘩していて、今さっき仲直りしたところかも知れない。
まだどちらかの心の内は燻っていて、幸せそうに振る舞いながら圧し殺しているかも分からない。
ここ数日、浜崎あゆみの曲を聴きながら「恋愛」にまつわる感情についてあれこれ想い耽っていた。
例えば、好きになった相手も自分に気があると気づき始めた時は幸せで一杯なのに、相手の自分に対する恋心が確信に近づいた瞬間、何故か急に冷める事があった。一度や二度では無かった。あの感覚は何だったのだろう。
この面倒な感情を探っていくと、おそらく当時の自分は相手がこちらを好きになるまでの駆け引きを楽しんでいた気がしてならなかった。
他にも、自分のことを好きになってくれた相手が勇気を出して告白しようと決めてくれた日に、残酷な事をしたことがある。
事前にその子の親友から「蛇沼のこと好きやから今日告るらしいで」と聞かされた。
自分が応答することで、相手が自分を好きでいてくれる時間に終わりが訪れると思うと嫌でたまらなかった。
その子の好きという感情に気づかないふりをしたまま、ずっと一方的に好きでいて欲しかった。
夜に花火をしながら、いよいよその子が告白してくるという雰囲気が漂ったころ、自分からその子に実は相談があることを切り出した。
「好きな子がいてどう告白したら良いか悩んでる」と打ち明けた。
勿論、その好きな子というのは別の子だった。
相手の顔が曇り、予定していた告白もされなかった。
この時の相手の感情を浜崎あゆみが歌にしたらどんな歌詞になるだろう。
□2024.04.05 菜園観察
□2024.04.05 カーニバル
それっきり黒は帰らず。
帰路に考えていたのだが、今日の黒の様子には心当たりがある。
以前、雨の日に黒ともう一匹の大人しい黒の二匹で歩いていたところ、大人しい黒が遠慮がちに橋の近くから動かなくなったことがある。
黒はそのままついてきたが、何度も後ろを振り返り、心配している様子だった。
結局、途中で心配した黒はもう一匹を探しに早足で戻っていった。
今日の黒もきっともう一匹を探していた気がする。
大人しい黒は消極的で、黒に守られるようにして一緒にいることが多かった。
時々考える。いつか一匹になる日が訪れる事を。きっと辛い日になる筈だ。
今日の黒みたく帰って来ないもう一匹を探し回るのだろうか。いつも寝ている場所でずっと待ち続けるのだろうか。
そして、私もいつか黒と別れる日が訪れる。
最後に会う日はきっと普段と変わらない”さようなら”をするのだろう。
□2024.04.06 菜園観察
□2024.04.06 カーニバル
筋トレ前に黒を訪ねて一緒に夜桜でも観に行こうと思ったが不在だった。
□2024.04.06 Free & Easy
太宰治の小説を読みながら浜崎あゆみを聴いているとfree & Easyが流れてきた。
26thシングルで2002(平成14)年4月24日発売。
前シングルのDaybreakが発売された同年3月6日は初めての大阪少年鑑別所に送られた日。
3月27日に保護観察処分で社会に戻り、約3ヶ月後の7月2日には闇金事件で捕まる。
つまりfree&Easyは社会の空白に至る前の僅かな社会生活で聴き倒した曲でもあった。
最近、浜崎あゆみの曲を「文学」として聴いている自分に気付かされた。自分にとって三島由紀夫、浜崎あゆみ、椎名林檎は紛れもなく純文学だ。
改めて浜崎あゆみのマイベスト13曲を選別しようとしているが、名曲揃いで中々難しい。
ところで自分は長らく、自身の性別が男で良かったと感じていた。理由は虐待経験を思い返す上で、性虐待は更に過酷だと想像できたことによる。それほど性被害は深刻で、魂の殺人と言われるのも過言ではないように考えている。
最近、そんな自分が女として生まれなかった事に幾ばくかの後悔を覚えた。
それは浜崎あゆみの曲を『女性』という立場から、全身全霊で味わってみたいという欲が芽生えたことによるものだった。
□2024.04.07 菜園観察
今日の桜花賞は難しいなあ。
一応②クイーンズウォーク川田が本命。
❾アスコリピチェーノ北村宏は面白くないので賭けたくないけど、十分あり得る。
気になるのは❹キャットファイト松山。
[結果]
⑫-⑨-⑪-⑦-⓯
三連複3,260
□2024.04.07 カーニバル
□2024.04.07 三島由紀夫のアポロの杯
状態良しで546円で出てます。ネットだと滅多にこの価格で出ないからお早めに。
俺は持ってるけど買いそうになる。
□2024.04.08 『ショーシャンクの空に』を再視聴して
□2024.04.08 菜園観察
□2024.04.08 カーニバル
□2024.04.09 菜園観察
全体的に蒔いた種が発芽していないのは種の保存方法に問題があるように思う。
□2024.04.09 カーニバル
今日は三毛猫が黒のねぐらへ入っていく瞬間を目撃した。もしかして襲撃か!?と興奮し早足に後を追う。
□2024.04.10 七戸殺人遺棄現場の山中
夜のニュースで遺棄現場から数メートル先より実況中継している様子を見ていた折、山中の静けさと不気味さから、私が被害者を連れて行った山を思い出していた。
この手の犯行現場となる山の奥深くにも住所はあって、私の起訴状にも山中の住所が4桁の番地で記されている。
車で入れる限界まで向かった先で車のライトを消せば真っ暗闇。車を降りて少し歩けば横が崖なのかも分からないほど方向感覚を喪う中、タバコに火を点ける際のライターとスタンガンの発光の瞬間のみ周囲の状況を把握出来るという状況だった。
話し合いの最中、あんな山の奥深くをどこへ向かうのか知らないがバイク数台に分乗した十名ほどの若い奴らが私たちの横を通り抜けて行った。車だと進入不可だったのは間違いないが、バイクは何とか通れる道があった様だ。強烈に思い出すのはバイクの集団が脇を通過していく際、バイクのライトに照らされた被害者二人の顔である。強張った表情を引きつらせながら通り抜けるバイクを凝視していた。その様子が『止まってほしい』『助けてほしい』と言わんばかりだった。被害者と落ち合ったファミレスからそのまま近所の山中へ移動していたため、被害者からすれぱ『知り合いだったら』という願いもあったのかも知れない。
そんな山中までのルートを被害者の一人は車で連れられる中、しっかりと覚えていたのだから驚愕した。のちの参考人聴取で被害者は『殺されて埋められる場所だった』と真剣に信じ込んで強弁しており、隙あらば是が非でも逃げたかった思いから記憶していたらしい。被害の申告について大袈裟に口にする被害者ではあったが、この点に関しては当時の被害者が真剣にそう感じていたと思える裏付けとして、スタンガンを発光させた際に真っ暗闇の中を猛ダッシュで逃げ出した事が挙げられる。
人間は過度な恐怖を覚えた時、鮮明に記憶してしまうと聞く。たしかに私も虐待経験は昨日の事のように思い出せてしまうし、実際にPTSDを発症すると当時の光景を思い出すという特徴もある。
よって当時の被害者も同様に、強い恐怖を覚えていたことは間違いないと思う。
ただ、それらを踏まえても、申し訳ないという感情や罪悪感が私には全く湧いてこないのも事実だ。
裁判所は私の違法性について裁くことは出来たが、私の人間性を裁くことは出来ない。
太宰治の惜別を購入。
□2024.04.10 菜園観察
□2024.04.10 カーニバル
浜崎あゆみの曲がなぜあれほど私たちの心を掴んだのかについてひたすら考えていた。
”孤独”との親和性が高いという側面はたしかにあると感じていると、私と同じ犯罪者や自殺願望を強く持つ人との関わりを私自身が好むのも頷ける。
孤独と絶望はとても重要な人生経験だったと振り返るし、ニヒリズムの克服にしてもそうだが、この孤独や絶望を欺いてでも飼い慣らしてしまえば、少々の苦しみでは到底狼狽えていられなくなる。
所謂、『克服』した自分は『死にたい』とさえ思えず平然と生きていられる。
そして『死にたい』と思える人は至って正常である訳で、その感覚を受け入れて飼い慣らしてしまえば強みになる。
ある意味、『死にたい』と言える事が本人にとって健全なのだから。
絶望と孤独についてはもっと見つめていきたい。
□2024.04.11 菜園観察
□2024.04.11 カーニバル
□2024.04.12 菜園観察
□2024.04.12 農園芸
午後から良い日差しだったので植物の植替えをする事に。
□2024.04.12 カーニバル
□2024.04.13 『麗霆”子 レディース!! 総長最後の日』を視聴して
16の頃に仲間内で『浜崎がレイプされる』と話題になっていた作品。
□2024.04.13 菜園観察
□2024.04.13 カーニバル
□2024.04.14 特別少年院は精神病質者の宝庫
クルト・シュナイダーの提唱する精神病質人格について調べていたところ、昭和37年版の犯罪白書に辿り着き、面白いデータが出てきた。
昭和37年の段階で特少に収容中の精神病質人格の割合が82.5%と出ていて笑った。
平成16年4月〜平成18年8月まで実際に特少に収容されていた私が、中で自他共に観察した上で特少生のことを「人格破綻者」と表現した事は的を射ていると改めて確信した。
特別少年院に送致される判断基準ともなる「犯罪傾向の進んだ者」を噛み砕くと、社会生活を送る上で通常は備わり身に付いているであろう社会通念を持ち合わせず、価値観や行動規範に著しく大きな欠陥または歪みを伴う少年とも言える。
つまり、送致基準となる16歳〜19歳(但し14歳と15歳で逆送され少年院収容受刑者となった者の他、送致後に23歳に達した者を含む14歳〜23歳)のうち、健全な社会生活を送るには支障のある者ばかり。世間一般のいう教育で手に負える連中ではなくて、教育論では通用しないレベル。
その少年らに感じた「違和感」について、「破綻」していると感じ取り、対面の自分自身もその破綻者の一人だと納得した。
私が特別少年院で絶望したという背景には、健全な社会生活を送る上で大きな支障を理解したと言っても良いのかも知れない。
それらを踏まえて、社会復帰してから現在に至るまでの自分にはその絶望など既に消え去っていて、寧ろ強みだと理解してからは何の問題も無くなった。自分との付き合い方次第では短所も長所になると痛感する。
例えば、自分という人間は倫理観に大きく欠けていると自覚するところであるが、そこに対して自分は出来損ないだと自責して病む事はなく、むしろそんな不確かなものに縛られずにいられる分には平然としていられる。
倫理的に問題とされるものに不快感を示して自分が苦しくなるということがない。
すると、他人を正そうという感覚も湧いてこないため、他人を変えようとする者は思い通りにならない事に苦しむが、俺はそうならないので気楽でいられる。
このように欠陥も捉え方で色んな事に良く作用していくため、問題ではなくなってくる。
また、酒鬼薔薇みたいな「医療」の部分で対応に当たらねばならない人は更に過酷に映るから、俺は医療少年院上がりは一目置いてきた。特少とは違った難しさがあるから。
鑑別所の集団部屋とかで「医療少年院」に偏見を持っている奴が少なからずいたけど、俺からしてみたら医療少年院は特別少年院より上だ。人間的な問題の他に病気を抱えているのだから本人の立場になれば相当過酷。そこから全うに生きようとする者に敬意を抱いても到底軽んじようなど思えない。
[追記]
また、特別少年院に在院中に医療刑務所で行った精神鑑定にて「行為障害」と出た直後、院の先生や医師の説明に『特少に送られてくるほぼ全員に当てはまるもの』という発言についても改めて頷けた。
□2024.04.14 菜園観察
□2024.04.14 中山11R皐月賞 G1 2000芝右内
[三連複]
⑤ミスタージーティー 藤岡
⑩レガレイラ 北村宏
⑭シンエンペラー 坂井
[三連単フォーメーション]
⑭-⑧⑨⑫⑬-②⑤⑧⑨⑩⑫⑬⑯
[三連複軸1頭流し]
⑭-②⑤⑧⑨⑩⑫⑬⑯
[結果]
⓭-⑫-⑧-⑨-⑭
※⑯ダノンデサイル 横山典が出走除外
□2024.04.14 いつか読んでみたいが長すぎて躊躇する作品
①南総里見八犬伝 曲亭馬琴(岩波文庫で全10巻)
②失われた時を求めて プルースト(岩波文庫で全14巻)
思えば特別少年院で読んだ司馬遼太郎の坂の上の雲(文春文庫全8巻)、竜馬がゆく(同)、吉川英治の宮本武蔵(講談社歴史時代文庫全8巻)なんかは面白いからスラスラ読めたので、改めてあれらの作品は良かったのだろうな。
逆に、山岡荘八の徳川家康(講談社全18巻)は苦痛だった。家康に興味がない上に生き方も魅力を感じられず、前半部分の今川家人質時代の鬱屈とした描写に嫌気が差した。
担任の若草寮主任H先生が薦めて下さったので読破したかったけど、少年院の娯楽の一つとなっていた読書が潰れて苦痛になるぐらいだったから。山岡荘八の徳川家康はいずれリベンジする予定。
ドン・キホーテ(岩波文庫全6巻)、モンテ・クリスト伯(岩波文庫全7巻)は近々読む。
□2024.04.14 カーニバル
黒は不在だった。
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