【記録】或阿呆の日常
□2024.06.14 カーニバル
黒は不在。
□2024.06.15 菜園観察
□2024.06.15 カーニバル
今日は突然の雨。
帰りはどうせ汗でずぶ濡れだからと、傘を差さずに出てきた。
□2024.06.16 DUNE
L'Arcとしては初のベストアルバム"Clicked Singles Best 13"の限定版を買ったのが最後だろうか。
今は家にないので買い戻そうかなと考えている。
Heavenlyも買い戻したいし、arkの限定版も。
今はビデオデッキもないけど、"1999 GRAND CROSS"も新品で買ってコピバンのメンバーと何回も何十回も見倒した。
L'Arcのアルバムの中だとDUNEが一番好きかも知れない。hydeやGLAYのTAKUROも好んでいる"As if in a dream"や昨晩に筋トレのインターバルに口ずさんでいたDUNEなど名曲が多い中、私はVoiceが一番好きかも知れない。
Gimmickに収録されているVOICE
初代ドラムのperoが叩いてる。
𝕏ではhyde,tetsuya,ken,sakura,hiro,peroとfollowしている。yukihiroって𝕏やってんのかな?
□2024.06.16 菜園観察
□2024.06.16 カーニバル
□2024.06.17 風に消えないで
最近、繰り返し視聴しているが歌詞を間違うミスを含めて"表現"としては完璧で病みつきになる映像。
hydeが"雨上がりの空に"の歌詞を"もう怖がらないでいいよ"に間違えるも瞬時に歌い直した直後から表情に色んな葛藤の機微を感じ取れるのも良くて、ミスさえも美しく感じさせる。
□2024.06.17 L'Arcの好きな歌詞
①肌を刻んで詩人は血で語る(真実と幻想と)
②痛みを知らない大人は嫌い(Round and Round)
③もう一人の僕がドアをノックし続けている、あぁ何もかもただの時計仕掛け、歯車の欠けた未来さえ楽しめるよ、手を繋いだまま堕ちてくのも悪くないね(風に消えないで)
④同じ傷跡をつけ同じ苦痛を彼にも与えてあげたい、抜け出せない悪夢を今すぐ彼にも与えてあげたい、狂いそうな恐怖を何度も、少しも消えない殺意に悩まされていると伝えて(All Dead)
⑤罪を数え暮らす日々が僕の全てだとしても(Blame)
⑥鏡の君は逆さまの微笑みで途切れそうな夢紡ぎの糸を切った(finale)
⑦飢えた狼たちが愛を偽造する(Promised land)
⑧頭の中は"ソレ"ばかり、愛なんかじゃ縛られない、理性と嘘つきは紙一重、ぶち壊したらさぁ逝こう(THE NEPENTHES)
⑨冷たく閉ざされた世界に堕とされた、変わらない痛みを味あわせてやるさ(Shout at the Devil)
⑩やがて幕はあがり儚い夢をつれて争いに火をつける、いつの日に見喪った心は繰り返す忘れ去られた罪を、過ちを育てその汚れた愛で瓦礫に築く楽園(forbidden lover)
⑪瞳開けたまま腐食してゆく身体、鮮やかに失われるこの意識だけを残して、たどりついた終わり、生まれ変わりの痛み(花葬)
⑫ねえ人はどうして繰り返し過ちを重ねてく、進化しない誰もに流れるこの血が大嫌い(DAYBREAK'S BELL)
⑬そっと語り掛けるいつもと違う声(Voice)
□2024.06.17 sakuraさんのツイキャス
ちょうど上を書き終えた頃にsakuraさんがツイキャスを始めたので視聴していた。
あるリスナーから『櫻澤の本気』は絶版ですか?という質問があった。
sakuraさんの自伝でプレミアがついており、私もつい数日前に探していた本だった。
sakuraさん曰く『絶版で再販もないです。俺が持ってる分も何かの企画で出しちゃって無いんですよね。プレミア価格ではなく当時の価格で。櫻澤がいけないことをした時のことについても触れてます』との事だった。
最近読んだ漫画については『ウシジマくんかな。コンビニで再販してたやつを』らしく、読み返したい漫画が『進撃の巨人』、読んでみたい漫画が『鬼滅の刃』『エヴァンゲリオン』と他に『ハリー・ポッター』で、sakuraさん曰く『皆が知っているものを俺は知らない訳だから、文化として知りたい』との事だった。
□2024.06.17 すすきの事件
猟奇殺人の系譜でいくと酒鬼薔薇や佐世保高1同級生殺害に次ぐ内容なのだろうけど、家庭の歪さは酒鬼薔薇や佐世保高1を遥かに凌ぐ異常性を垣間見る思いに駆られる。
酒鬼薔薇も佐世保高1も未成年の段階で猟奇殺人に至った点ではかなりの異常性ではあるが、家庭内の狂い方でいくと私の不良交友らにこのレベルはざらにいて違和感が相殺されてしまうのだろうか。
特に酒鬼薔薇の家庭環境は周りにも普通にいたが、却ってそこが恐ろしさであるのかも知れない。
佐世保高1みたく家庭内暴力で手に負えなくなり一人暮らしさせていた家庭は周りにいなかったけど、再婚相手との不仲とかはざらにいた。ただ、私の周囲は学業優秀のタイプとは真逆が圧倒的多数だったから、ある意味では非行でガス抜きしていたのだろうか。
対して、すすきのみたく親が子に隷属して支配されるという破綻家庭は思い当たらないかな。親が子の家庭内暴力に怯えて顔色を窺うしか為す術を見失っている家庭ならあった。
女子高生コンクリ事件の現場となった少年c宅もある意味そういう家庭だったように思う。
□2024.06.17 異常家庭
まず前提として、私は『不幸』の度合いについて、他人がランク付けなんて出来るものではないと考えている。本人にとって最悪に違いない訳だから、他人が生きている環境と比べて過酷とかマシとか言えたものではないと考えているので。
それを承知の上でここでは敢えて群を抜いて過酷に映った家庭を幾つか挙げてみる。
①特少事件の共犯B宅
これまでにもnoteでは何度か実際に見た中では最も狂っている家庭として触れてきた。
大体、不良の家庭なんてどこかしら欠けていたり、狂っている事が多い中で、不良交友らが口を揃えて『B宅はヤバすぎる』『さすがにBが可哀想』『俺がBなら家族との縁を切る』と言わしめた崩壊ぶりだった。
まず、B宅は厳密に2つあり、家賃が滞納したボロアパートが1つ目。元々ここに実母とBと親戚の30代男の3人で住んでいた。
私がBと知り合って初めて家に招かれた日、アパートから少し離れた先に原付きと車を停めるので不思議に感じていた。
中はゴミや衣服が散乱しており足の踏み場もない状態だった。
私とBと30代男の3人でチャンプロードを読んでいたところ、急にBと30代が人差し指を口の前に置き静かにするように言う。
アパートのドアの外で誰かの気配がしており、Bが小声で『管理人』と言っていた。
なんでも家賃を滞納しており、見つかると面倒くさいらしかった。
暫くして外から気配が消えると、急いで3人で原付きと車でその場を離れた。
そして向かったのは山奥にある一軒の家である。正直、私はこんな所に人がよく住めると感じたほどの場所で、近所には何も無い。
中に入ると小学生の男女が5、6人いて、茶髪で小太りの元ヤン風のメガネ女性(30代後半ぐらい)、同じく小太りで元ヤクザっぽいメガネ男性(40代後半ぐらい)、その男性と同じ布団に抱き合って寝ている女性(40代後半ぐらい)がいた。
抱き合う男女の周りを子供らが普通に遊んでいて学校にも行っていない様子で、メガネ女性が時折、抱き合う男女を殺意を秘めたような眼差しで睨みつけており、いつか殺人事件に発展するのではないかという空気が漂っていた。
後々分かったのはメガネ男女は夫婦で、男と抱き合っているのはBの実母。そしてこの家は当時服役中だったBと刑務所が一緒だったメガネ男とその妻の家だった。
つまり公然と不倫関係に陥っていた。そしてB母は男の子を身籠っており、もちろんメガネ男との子である。妻であるメガネ女は『おろしてね』と言うのだが、B母は『嫌、絶対に産むから』と反論し、決まって口論になるためメガネ男が妻に『もうええ!お前は黙っとけ!』と怒鳴りつけた後にB母を抱き寄せて慰めるという光景が常だった。
私ら不良仲間の全員が唖然としていた。
刑務所から服役を終えたB父が出てきたら修羅場になると思えて気が気でなかった。
また、メガネ妻は少しでも仲間がほしいために私ら10代のガキを仲間に引き入れようと必死であり、自分の小学生の娘を風呂に投入してくる始末である。
正直、私自身も倫理や道徳とは程遠い自覚があったが、その私でさえこの家には倫理なんて存在せず、世間一般とは明らかに違う家だと理解出来たほどだった。
B宅で起きた一部始終については、いつか書きかけの『あの家の記録』で触れる事になると思う。ちなみに匿名掲示板でこの話をしたところ評判になってまとめられた程だったため、やはり一般的に見てもかなりおかしかったのだと感じている。
②医療少年院あがりの元カノA子宅
A子は医療少年院に3回(関東医療少年院2回、京都医療少年院1回)入っている。一応、統合失調症とは診断されていたが、実際のところA子はまともだった。いや、まともだったのに精神病院に何度も措置入院されるうちに本当におかしくなってしまったと言った方が正確だろうか。
A子がそうなった背景には母と兄に原因があると感じている。まずSM嬢だった母から支配的に育てられたA子は家庭内でほぼ軟禁状態の中、何をするにも監視されていた。
携帯電話を契約してもらえないため、外部との連絡が自由に取れない中、友人が契約したガラケーを隠し持っていた。
基本的に家から出るには母の許可制で、食事と風呂と排便は母次第で許される。そして兄からは暴力と性的なはけ口が繰り返されていた。そのため、家出をしては男の家に転がり込み現実逃避に薬物に手を出しては捕まり少年院に送られるという繰り返しだった。
A子曰く、捕まる度に開放感に満たされてホッとするらしい。
少年院を出ても母が行動を制限し続けるという環境は変わらず、どこに逃げても探されてしまう。一応、未成年の間は親の監護義務が生じるし、そこを利用されてしまうのでどうすることも出来ない。本人も洗脳支配されているため、密告できる状況ではなかった。
大阪の私の家に匿っていた時も結局、母に怯えて震えだし人が変わったように錯乱した結果、かかりつけの病院に薬を処方される必要が出たりと正常を保てなくなり母が迎えに来た。その後、相手の家とは全面戦争が勃発した。彼女は現在も精神病院の入退院を繰り返している。
他にも一家全員泥棒のО一家、一家全員ヤクザで親族が2回も殺人を起こしているY一家などは極めて過酷に分類されると感じるが、前述した二事例に比べればまだマシに思えてくる。
驚いたのは特別少年院にも結構複雑な家庭の少年がちらほらいた事だろうか。
かといって短期少年院に送られていた少年らの家庭も大なり小なり厳しいと感じる者はいたので、やはり本人にとって誰しもが最悪なのだろうと思えてくる。
□2024.06.17 菜園観察
□2024.06.17 カーニバル
だけど心はずっと晴れていて、L'ArcのC’est La Vieが流れ続けていた。
□2024.06.18 菜園観察
□2024.06.18 カーニバル
L'Arcのアルバムheavenly(帯付き)を購入。
□2024.06.19 heavenlyで好きな曲
L'Arcの曲はどれも良いから決めるのは難しいけど。
当時と現在を総合しても1位はC’est La Vieだろうか。死刑執行の直前みたいな極限状態ですら明るく逝けそうな陽気さが好み。
2位以下はガラス玉、夏の憂鬱、The Rain Leaves a Scar, Secret Signs, Vivid Colorsで迷うため順不同。
十代のコピバン当時はこの中だとVivid Colorsを圧倒的に聴いていたと思う。
成人した現在、ガラス玉の良さはVivid Colorsに差し迫る。
□2024.06.19 気になる作品
モーム 『雨』
フーケー 『水妖記』※三島由紀夫の仮面の告白に登場する。
ラディゲ 『肉体の悪魔』
モーパッサン 『脂肪の塊』
□2024.06.19 菜園観察
□2024.06.19 カーニバル
□2024.06.19 夜の黒散歩
□2024.06.20 菜園観察
今朝に見た夢にL'Arcの曲が3曲出てきた。
初めにtrickだったが、2曲目と3曲目を思い出せない。すぐに記入しておくべきだったが、夢の内容がつまらないので書き留める事もないと思ったのだ。
1曲目にtrickだったから1999 GRAND CROSS TOURを思い出していた。
□2024.06.20 カーニバル
noteに筋トレを記録し始めたのが2023年6月21日からで、明日で丸一年となる。
休んだのは2023年6月26日のみ。
逆になんで26日だけ休んだのかと思えてくる(笑)
一応、noteは犯罪の総括をメインにしているので、26日からカーニバルの記録を縮小するかも知れない。
菜園観察も最初の頃は全ての植物を記録していたため、すぐに16,000文字に達していた。
□2024.06.20 深夜のお菓子作り
プリン2回、まるごとバナナ、チョコバナナケーキ、炊飯器チーズケーキと作って第5弾は…
□2024.06.21 菜園観察
□2024.06.21 イモムシ捜索
この家のどこかに今も潜んでいるだろうヤツは一体何を食べて生きるつもりだろう。
大事な本を齧られると困るというただその一心だけで明日も捜索を続ける。
もう既に私の頭の中は黒に会う楽しみで一杯だった。
□2024.06.21 カーニバル
□2024.06.22 真夜中のイモムシ捜索
と言いつつも、本棚を整理する口実が出来て丁度良かったり。
□2024.06.22 雑記
黒馬を見たり サヴィンコフ
殉教 三島由紀夫
2冊購入。
特別少年院に送られて2年に満たない頃、つまり19歳、20歳、21歳頃は無性に自分の死に方にこだわっていた。
『自分らしい死に方とは何だろう』と考えては、自分が死ぬ状況を繰り返し想像していた。
漠然と自分には綺麗な死に方が向いていないように感じられてならず、それだけ酷い事を沢山してきた自覚がそう感じさせたのだろうか。
当時の自分は強固な自殺否定派だった事もあってか、自殺する未来も描けないまま、誰かに恨みを買って殺される結末がもっともらしいと納得していたところ、特別少年院で自殺すれば死に場所としては自分らしいのではないかと考え始めた。
平成17年12月、天皇誕生日(現:上皇誕生日)に逝く決心を固めていたある日、未遂に終わった。
不思議なもので、自ら命を絶とうとする日は突然訪れる。朝から気怠くて自分ではないみたいだった。
奈良少年院の若草寮階下(現:大和寮)13室で吊ろうとしている私を発見したのは、長谷川という法務教官になりたての先生だった。新規採用で奈良少年院に赴任してから1年も経過しない頃に重大事故を未然に防いだのだから大したものだった。
私は普段、どうせ死ぬならこれまでに自分を害した相手を道連れにしてから死ぬという考えと常に共存している。故に、無差別もあり得ないし、自殺もまずないと信じている。
ある意味、私は頗る健全な人間だと認めている。
私もまた、そう思う。
□2024.06.22 菜園観察
□2024.06.22 奈良県月ヶ瀬村女子中学生殺人事件
ノートパソコンに昔の報道映像を大量に保管していて整理がてら見直していたところ、月ヶ瀬村事件の丘崎がインタビューに答えていた。
この事件が起きた当時に私はテレビのニュース報道でも見聞していたが、何故か印象に薄く、発生年月日を調べると酒鬼薔薇事件の真最中だった。
酒鬼薔薇事件は自分の人生史上、最大の衝撃を受けた事件だったから直近の事件は全て持っていかれてしまったのかも知れない。
ところで、丘崎はよく徹夜でゲームをしていたらしく、何のゲームだったのか非常に気になって調べていた事がある。
確か、パワプロだっただろうか。
サクセスモードが実装されたのが事件から1年前になる1996年2月29日発売のパワプロ3(SFC)からだったため、本件が起きた頃には既にパワプロは存在していた。
ちなみに自分が中学当時に購入したのはパワプロ97開幕版(1997年8月28日/PS)で、サクセスモードをやりまくっていた。
酒鬼薔薇事件で少年が逮捕されたのが同年6月28日と2ヶ月前だから、少しは心情的にも落ち着き始めた頃だろうか。
□2024.06.22 カーニバル
今日は大雨
□2024.06.23 菜園観察
□2024.06.23 L'Arc思い出の曲『THE GHOST IN MY ROOM』
L'Arcのコピバンをしていた頃、ベースのHH宅から虹のシングルが出てきた。
ボーカルのTNとギターの私が興奮してB面のTHE GHOST IN MY ROOMを一日中聴き倒していた。
"レイトレイニダカレ"
今なら『霊と霊に抱かれ』とすぐに変換されるが、当時はPiecesのMVの"アブラカタブラ"みたく、何か深い意味があるのではないかと感じてしきりに考えていた。
何故か"冷凍霊に抱かれ"とイメージされて、凍えるほど冷たい霊に抱かれて沈んでいく暗い海の底を思い描いていた。
□2024.06.23 【競馬】京都11 宝塚記念 2200芝右外
L'ArcのTHE GHOST IN MY ROOMを聴いているとすぐに決まった。
【三連複】
②ジャスティンパレス ルメール
③ベラジオオペラ 横山和
④ドウデュース 武豊
【三連単フォーメーション】
③⑦-③④⑦-③④⑦
④-⑦-①②③⑨⑩⑫
④-③⑫-①②③⑤⑦⑨⑩⑫
【三連複軸2頭流し】
③⑦-①②④⑨⑩⑫
【三連複軸1頭流し】
④-②③⑦⑩⑫
[結果]
⓬-❾-③-⑦-⑩
ちょい荒れやった
競馬はやっぱり面白い。絶対来ると感じた④ドウデュースは着外で、安心感のあるルメールも沈み、何となく来る気がした③ベラジオオペラが唯一入ってるんやから。
三連単 91,680
三連複 16,020
□2024.06.23 お菓子作りという発作
最近、お菓子作りにハマってきた
L'ArcのC'est La Vieを聴きながらノリノリで焼いてたわ
卵 2つ
サラダ油 50cc
牛乳 60cc
ホットケーキミックス 200g
バナナ 3本
□2024.06.23 筋トレ前の臨戦態勢
日々生きる中で最高の活力と感じているのが筋トレ。出発時間が刻一刻と迫る中、身体の内から沸々と煮え滾る感覚は特別少年院の体育直前の緊張感とほぼ一緒。
今日はダルいと感じる日や眠い日も腹痛の日も自分の中でスイッチが入り、闘志が漲ってくる。
これは特別少年院を思い出すからだと思う。
短期少年院の時も似たような感覚はあったが、短期はまだ自分の中に甘えや気の緩みが至るところに出ていたという自覚があり、特別少年院では最後の砦として次は刑務所という緊張感の中で必死。自分自身と真剣に向き合う中で気が狂いかけたし、あの2年4ヶ月はとても貴重な体験だったと思える。
また、特少は中等に負けてはならない空気が全体に支配されていたため、体育で辛い時でも涼しい顔をして黙々とこなす事が求められた。
社会に戻った現在、筋トレで辛くなっても脳内に少年院を思い描くと気持ちが引き締まり、余裕になるのだから不思議。
日々、『自分自身との殺し合い』。
筋トレが終わって帰路の清々しさは尋常ではない快感に溺れそうになっている。
人間の人生は何が起きるか分からないので、いつ捕まっても留置場、拘置所、刑務所と隠れて継続出来るように、極力、自重中心にメニューを組むように気をつけている。
そのためジムロープ縄跳びはオマケで、千切れたら辞める予定。その分、筋トレを倍にする。
活力→筋トレ
癒し→植物、料理、黒猫
娯楽→音楽、読書
最近、地元暴走族の先輩だったМY君が『"嫌な事でも我慢してやる"は美徳ではない』と言っていて面白いと感じた。
これまで『嫌な事でも歯を食いしばってやれ』と周りから散々聞かされてきたが、どうでもいいと感じて従わずに生きてきたけど、何ら問題がなかった。
嫌な事を我慢してでもしたい人が勝手にやっていればいいだけで、人それぞれやもんな。
そんなもんで成長したところで寿命の前に必ず死ぬだけと感じるのが自分だから性に合わないだけなのだと思う。
こういう話を他人としていると『そうは言うても生きていたら嫌な事も出きるもんやろ』という話になるけど、俺的に『嫌にならんかったらええねん』で終わってしまう。
それで生きてこれた自分はラッキーだったのかも知れない。
どうしても避けられない嫌な事は考え方一つでどうにでもなったから。
先輩にも似たような考えを持っている人がいて良かった。
2024.06.23 フランス人に納得
筋トレに出るとき、少々の雨では傘を差さない。勿論、用事にて徒歩で出かける際には傘を差すが、筋トレの時はどうせ全身が汗でずぶ濡れになるし一緒だという意識が働く。
最近、『世界の何だコレ!?ミステリー』という番組を視ていたとき、フランスを旅行した日本人が『フランスで大雨の日に傘を差していない人が沢山いて驚いたから調べてほしい』という話が出てきた。
フランス人曰く、単純に『めんどくさいから』と言っていて、(ああ、これもあるな)と納得。
なんで傘ってあんなにめんどくさいんやろな
□2024.06.23 カーニバル
今日は大雨。筋トレ仲間と2人
筋トレ終わりに雨が弱まるまで話し込んだ。
内容がなかなか面白かった。
『なんで動物って死んでしまうんやろうな。人間も含めて』
『人間ってなんで生きてるんやろうとたまに考えてた』
『世の中に意味なんて本当は無いんやろうな』
『意味のない事に意味を付けたがるのが人間という生き物なんかも知れん。安心のために』
『あそこに黒おるわ、あ、ビビかも』
『なんとなく橋本環奈が結婚する気がする』
『俺はメンヘラ女が好き、それも重度のメンヘラ。それか性格がめちゃくちゃ悪い女が好き』
『メンヘラ女はまともや。こんな腐りきった世界に産み落とされて何食わぬ顔で生きてられる俺みたいなヤツこそどうかしとんねん。メンヘラ女は守ってあげたくなるから好き』
『性格の悪い女は人間らしくていい。人間を買い被りすぎやねん。人間なんかろくなもんとちゃうぞ。性格の悪い女は素直なんや』
『男は孤独なヤツが好き』
人間はみんな孤独やろうと言うので、ある少年院の同級生を例に挙げた。
孤独の深度の問題で、俺はその人ほど孤独を感じた人はいないかも知れない。
その人と約束したから詳細は語らなかったが、この世に見切りをつけて死刑を狙い事件を起こした結果、死に損なった人だった。
人間はみんな明日のことなんて分からないから、俺には他人事に思えなかった。
いまだに自分の中で生き続けているその人の言葉がある。
『俺は孤独になりたくてなったのではないんです。孤独にならざるを得なかったんです』
これほど冷たくて空虚な叫びは久々だった。
俺はその人を心底好きになっていた。
俺にも経験があった。
ロシアのウクライナ侵攻の際、ウクライナ人が電気を消した部屋で怯えながら過ごしていると話す映像を見て、妙に懐かしかった。
(俺はあの時、戦争を経験していたのか…?)
命の危機、その後のPTSDにしても戦争と何ら変わらない。
虐待が孤独な戦争だったとこの時に気づいた。
俺もこんな孤独を経験したくはなかった。
そういう意味では俺も貴方と一緒だから。
他に夢の話と結婚観。
"夢"というと違和感があるけど、『富士の樹海に解放区を作りたい』という構想を話した。
死にたい人たちは死ぬために樹海にやって来る訳だけど、『社会的』に死ねばそれは死んだも同然だから、樹海のコミューンでひっそりと余生を全うすればいい。つまり生きるために樹海に来るシステムにしてしまえばいい。
もちろん国が許すはずもなければ違法性が出てくるので捕まるけど、別荘に一時隔離されると思えばいい。社会的に死んどる訳やから前科なんかどうでもええやろ。という話で盛り上がった。
結婚観は最近、ある人とちょうど話をしていた。
俺はバツ2で結婚はおそらくする気がない。めんどくさいのと、失うものを作ると身動きが取りにくくなるから。
但し、制度上で有利に働くこともあるからそのためなら結婚はあり得る。
"愛"を主眼に置くと、結婚なんてただの契約でしかないから。
重要なのは死ぬまでに如何にストレスを軽減しながら楽しく生きて、気楽に逝けるか。
他にも、そもそも不完全である人間が他人を教育など烏滸がましい訳で、そんなまやかしに惑わされず、他人に期待しないこと。必ず死ぬから安心しろ。足掻くな、抗うな、受け入れよに尽きる。という調子で盛り上がっていた。
□2024.06.24 樹海コミューンを想像する
正直、樹海コミューンが破綻するのは目に見えている。
本来が不完全である人間同士が集まると、秩序を保つために新たな法が生まれる。
そして上下関係が出来て、支配したがる者が現れ、独裁的になり、抑圧された底辺はいずれ暴発し無秩序を繰り返す。
結局、グリ下やトー横が既に物語っているよな。社会から落伍した者同士が老若男女集まり、そこに無秩序が生まれ、規制が入り、誰かしら捕まり"別荘‘に隔離される。
俺が理想とする樹海コミューンはチャールズ・マンソンのヒッピーの集まりだったが、俺がチャールズ・マンソンに成り代わって秩序を作った場合、国家に対して抗うことに抵抗感が全くないので危険極まりない事は目に見えてる。
行き着く先はオウム真理教のような洗脳カルトだろうから。
□2024.06.24 雑記
① 数日前に逃げ出したナミアゲハの幼虫は今頃どこでなにをしているのだろう。
お腹は空いてないのかな。
② 茨木一家殺傷で現在起訴中の岡庭について情緒不安定に陥って病院に移送されたのではと噂が流れているのを耳にしたけど、前回に手紙を送った2023年10月23日の近辺では彼の身柄はある刑事施設にあった。
ただ、本来いるべき場所から移送はされていて、時期を逃すと身柄が移る可能性は大いにある。
情緒不安定に陥っているかについては判断がし難いが、独居拘禁は確実なため拘禁反応が出てもおかしくはないので、万が一があれば適した場所への移送も視野に入れておかねばならない。
私は彼の弁護人や親族を通さずに自分で居場所を確かめて直接に手紙を送付したので、病状で移送されると少し厄介かも。
その場合、必要があれば彼の親族に事情を説明して相談する。
③ 改めてロープシン(サヴィンコフ)の『蒼ざめた馬』が面白い。最近、『黒い馬を見たり』を購入したため、蒼ざめた馬を再読している。日記形式で独立した構成になっているためスラスラと読めるのも良い。
テロリストの心情を緻密に描写されていて読み応えがあるなあと感心させられる。
④ 黒とビビが親猫と別れた日どんな気持ちだったのかなと時々考える。
もし親猫が死んでしまってその亡骸を黒らが認めた場合に、もし親猫が自らの死期を悟り姿を隠し黒らが探した場合に、どこかに『諦める』瞬間が訪れる筈で、その瞬間を想像すると言葉では表現し難いような気持ちにさせられる。
そして黒とビビのどちらかがこの世を去るとき、いつも寄り添って生きてきた2匹のうち生き残った1匹はどう生きていくのかな。
また、亡くなる直前に何を思うのだろう。一瞬でも私の事を思い出してくれるかな。
⑤ 70年前には日本も戦争していたと考えると人間って本当に末恐ろしいよな。たかだか400年前には戦国時代、刀や槍で殺し合ってたんやもんな。人類の歴史を振り返ると本当に救いがない存在なのかも。
そんな救いのない人間だからこそ、"神"を創造して縋るしか術がなかったのかも知れない。
俺は有神論者も無神論者も皆、縋る対象が異なるだけで根本的に人間は脆いと感じている。俺はたまたま神より自分自身を信じる事を選んだだけで、手段の違いでしかないと思うから、どちらが正しくて間違ってるなんてのも無いんやろうなと考えている。
そこに白黒つけたがる事が、筋トレ会話に出てきた『人間は安心のために意味を求めたがる』に繋がっていくのだろうなと。そしてそれこそ人間の不完全さ故なのかな。
思い起こさせるのはニーチェの『ニヒリズムの克服』について。
俺的にはニヒリズムなんて克服しようとするから毒素にヤラれて病み壊れてしまうのだと感じる。ニヒリズムは克服しなくても良い。
誰しもが潜在的に抱える爆弾として徹底的に認め続けたまま死んでしまえば破裂せずに終わる。それこそニーチェの言葉を借りれば深淵を覗くようなもの。抗うから苦しむ。受け入れてしまえばそれまでなのに。
⑥ プランターに生えたキノコを食べてみようかと考えている。
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